ローマから続くシルクロードの中継点
西安


街と街、人と人、そして文化と文化を結んだ交易路


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| 跪射俑 | 色鮮やかな兵士 | 兵馬俑博物館 | 秦始皇帝の陵 | 銅車馬 | 慈恩寺大雁塔 |
| 玄宗と楊貴妃のラブロマンス | 海棠湯 | 世界三代美女 | 西安事変の舞台 |
 ろうばい | 鼓楼 |
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街と街、人と人、そして文化と文化を結んだ
交易路

月光の砂漠 平山郁夫画伯


中国と地中海を結ぶ歴史的な交易路、シルクロード(絹の道)。



中国の古都長安(現:西安)に始まり、アジアを西に横断し、

ペルシャ、ローマを経てヨーロッパに通じる交易路は、全長7,000kmにもおよぶそう。



シルクロードの魅力。それはこの道が、

町と町、人と人、文化と文化を結んでいたところにあるといわれています。



交易品としてラクダの背に載せられて砂漠を越え、

オアシスを繋いで運ばれていった物は、

絹だけではなく、シルクロードによって結ばれた国々が産する鉱物、製品など

ありとあらゆる物品を運ぶとともに、宗教、文化も伝播していったそうです。



○Bon Voyage 地球一周の旅へ

○大いなるシルクロードを旅する平山郁夫画伯の終の棲家、鎌倉

○喜多郎 絲綢之路(シルクロード) YouTube

○ヨーヨーマ シルクロードアンサンブル YouTube


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シルクロードの起点ともいわれる
安定門

安定門(西門)


その昔、長安と呼ばれた古都・西安。


遥か昔から、政治の中心地として

西周から秦、漢から隋、唐の都城と十数の王朝の都がおかれ、

ローマに続くシルクロードの起点といわれているそうです。



○シルクロードの終着点 ローマ

○シルクロード浪漫 〜渇いた3,000kmの果てに・・・ YouTube

○ガンダーラ ゴダイゴ YouTube

○日本の古都・京都を巡って


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壮大な
明時代の城壁

左側の城壁外には高層ビルが建ち並びます


西安の街を四角に囲む、

高さ12m、周囲14kmにも渡る壮大な城壁。



上部の幅は12〜14mと車がすれ違いできる程広いです。

城壁の上部では自転車レンタルがあり、周まわることができます。



○秦始皇帝が作り上げたという万里の長城

○城壁に囲まれた街、ドゥブロヴニク


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古都の雰囲気を残す
城壁内の街並み

城壁内には高層ビルは建てられないそう


城壁外には高層ビルが建ち並びますが、

城壁内には高層ビルを建てることができないのだそうです。



古代の街並みが残る城壁内は、

文化や建物の形は違えど、古い街並みを残すパリとも通じるところがありそうです。



○古い街並みが残るパリ


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春節の飾りつけに彩られる
永寧門

永寧門(南門)


旧暦の正月にあたる春節(しゅんせつ)。


永寧門は、春節の飾りつけに彩られ、

お正月にはたくさん人出で賑わうそう。



ちなみに2012年の春節は1月22日だそうです。



○西安・永寧門(南門)城壁、お正月の灯りの祭典|のぶなが わが人生

○明時代以降、中国を統治した故宮



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険しく厳しい霊峰
崋山



中国五岳の一つ、西岳にあたる霊峰、崋山。

最高峰である南峰の標高は2,160m。



絶壁に沿って造られた登山道が少なくなく、歩くだけでも大変です。



○山水画から抜け出た風景、桂林

○移り行く景色に時間を忘れる霊峰大山

○日本人の心を映す優美な富士


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秦始皇帝の陵墓を守る
兵馬俑

秦始皇帝兵馬俑博物館 1号坑 【世界遺産】


中国初の皇帝である秦始皇帝の陵墓を守る

陪葬物(ばいそうぶつ)として作られた兵士や馬の像が残る、兵馬俑(へいばよう)。



1974年、井戸を掘っていた農民に発見されるまで、

その存在は歴史から忘れ去られていたそうです。



当時、兵馬俑の存在は機密事項として、

携わった人たちは機密を守るため一緒に葬られたともいわれているそう。



○1700年あまりを歴史から忘れさられていた悲劇の街、ポンペイ


発掘時の様子

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靴の裏には滑り止めがある
跪射俑

跪射俑(きしゃよう)


跪射俑の靴裏を見ると模様が。

約2,000年もの前、靴には既に滑り止めがあったようです。



○ニューサウスウェールズ州立美術館で開催されていた兵馬俑展


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色鮮やかな兵士



発掘当時、兵士や馬は色鮮やかなカラーをまとって出土したそうですが、

空気に触れることでカラーは徐々になくなってしまうそう。

そのため、発掘してないままで保存しているところが多々あるそうです。



また、日本にて、

1972年に発見されたという高松塚古墳の極彩色の壁画。


雨水の浸入やカビの発生などにより壁画の退色・変色が顕著になっており、

いかに劣化を防ぐか様々な検討がなされてきたそうです。



○エーゲ海サモトラケ島で発見された勝利の女神、ニケ

○フレンシェで発見された古代ギリシャの青銅像、アレッツォのミネルウァ


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兵馬俑博物館

銅車馬が展示される博物館


兵馬俑博物館は、1号坑、2号坑、3号坑、

そして銅車場なのどの文物が展示される博物館などから構成されています。



○日本初の博物館、東京国立博物館


エントランス 一号坑 博物館 博物館内

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初めて中国を統一した
秦始皇帝の陵

手前、世界遺産碑の右奥に見える山が秦始皇帝陵


秦(しん)、韓(かん)、斉(せい)、狙(そ)、燕(えん)、趙(ちょう)、魏(ぎ)の

七雄といわれる諸国に分かれ紛争が続いていた春秋戦国時代。



それらの国々を併合して初めて中国を統一したのが

秦始皇帝(しんのしこうてい)だそう。



その後の歴代王朝に多大な影響を及ぼした反面、

過酷の法律や刑罰、思想の弾圧などにより、統一王朝は3代15年で幕を閉じたそうです。



また、亡くなった際には、

子供のいない女性3,000人ほどが、ともに埋葬(生き埋め)となったともいわれています。



○時空を超える旅に出かける世界遺産

○画家ゴヤが見つめる人間の光と影


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死後も逃げられるように用意したといわれる
銅車馬



始皇帝陵の西側20mのところから発見されたという銅車馬(どうしゃば)。


当時実用の車の2分の1のサイズで作られという銅車馬は、

二台が存在しています。



秦始皇帝陵墓は、東側に無数の兵と馬による兵馬俑に守られ、

西側には、逃げられるよう銅車馬を用意したともいわれています。



○シドニーで展示されていた銅車馬



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三蔵法師が翻訳に取り組んだ場所
慈恩寺大雁塔

慈恩寺


唐の第三代皇帝高宗が母である文徳皇后を供養するために

建立したといわれる慈恩寺大雁塔(じおんじだいがんとう)。



大雁塔は高さが64メートルもあるそうで、最上階から西安を展望できます。

小説「西遊記」の三蔵法師のモデルと言われる玄奘がインドから持ち帰った

経典が保存されているそう。



○日本人の神々を祀る伊勢神宮


庭園

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玄宗と楊貴妃のラブロマンス
華清池

正面に立つ楊貴妃像、手前には蝋梅が見頃を迎えています


2700年も前に温泉が発見され、

歴代王朝の離宮がおかれたという華清池(かせいち)。


世界三代美女の一人といわれる楊貴妃と玄宗のラブロマンスが有名だそう。


中国唐代、6代目の皇帝玄宗は、

楊貴妃を寵愛しすぎたために安史の乱を引き起こしたといわれています。



○永遠のラブストーリー、ロメオとジュリエット


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楊貴妃が入浴したといわれる
海棠湯



747年、玄宗皇帝は、この温泉地に湯殿「華清宮」を建て、

絶世の美女といわれる楊貴妃との享楽生活にふけったそう。



華清宮には、玄宗皇帝が入浴したという「蓮花湯」、

楊貴妃が入浴したという「海棠湯」などの湯殿が残っています。



玄宗皇帝と楊貴妃のエピソードは、

唐代の詩人白楽天によって長編叙事詩「長恨歌」に詠まれ、

現在、4月〜10月の間、華清池にて「長恨歌」の舞台が行われるそうです。



○緑深い首都圏のリゾート、箱根温泉郷


楊貴妃が入浴した
という海棠湯
玄宗が入浴した
という蓮花湯

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絶世の
世界三代美女

楊貴妃像


絶世の美女、

楊貴妃、クレオパトラ7世、ヘレネは、世界三代美女と呼ばれているそう。



これに、オーストリア皇后エリーザベートを加えて

世界四大美女とすることもあるそうです。



※下の写真は左から、

 ○華清池にある楊貴妃像
 ○絨毯の中からカエサルの前へ現れるクレオパトラ
   ジャン=レオン・ジェローム 1886年
 ○ヘレネーとパリス、ジャック=ルイ・ダヴィッド 1788年
 ○オーストリア皇妃エリザベート フランツ・クサファー・ヴィンターハルター 1865年



○死刑囚に毒を試すクレオパトラ

○ジャン=レオン・ジェロームの作「ピュグマリオンとガラテア」

○絶世の美女エリザベート皇妃の数奇な運命


楊貴妃 クレオパトラ ヘレネ 皇妃エリザベート

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西安事変の舞台
華清池

西安事変の碑


西安事変は、1936年、

張学良・楊虎城らが、華清池に宿泊していた蒋介石を拉致監禁した事件。



突然の銃声で目を覚ました蒋介石は着の身着のまま逃走しましたが、

山腹の岩陰に隠れているところを捕らえ、西安市の西京招待所に幽閉されたそう。



○中華民国の初代総統・蒋介石を祈念して建てられた中正祈念堂


蒋介石
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冬に咲く花
ろうばい



花が少ない冬の時期、きれいな花を咲かせる、ろうばい。



蝋細工のような、梅に似た花を咲かせることから、

「蝋梅(ろうばい)」と名づけられたといわれています。



○小さな美しい花を咲かせるロウバイ

○駆け足で通り過ぎる信州の秋


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太鼓の音で時を告げてきた
鼓楼



1380年に建てられたという鼓楼(ころう)。



鼓楼の中には大太鼓がつるされ、

かつてはそれを鳴らして時刻を知らせてきたそうです。



○花を忘れまい、古都鎌倉の古刹、円覚寺


鼓楼近隣の様子
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中国少数民族・回族の
ストリート



鼓楼の北側にある約500m程度の通り、北院門街。



中国の少数民族の一つで、中国最大のムスリム(イスラム教徒)である

回族(かいぞく、ホウェイ族あるいはフェイ族)のストリートだそう。



通りには、回族の人たちの飲食店が集まっており、朝から晩まで賑わっているそうです。

近くにはディープな西羊通りがあり、「通」にはお奨めの場所。



○Xian Moslem Street 北院門街 YouTube


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書画や骨董が並ぶ古文化ストリート
書院門街



南門の東側に位置する古文化ストリート、書院門街。


伝統的な建物が並ぶ約570mも通りには、

書画や骨董、工芸品なとが売られています。



○日本最大の中華街、横浜中華街


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古都の文化を伝える
陝西歴史博物館



陝西歴史博物館は、西安大雁塔の西北側に位置し、

中国で一番目の大型現代国家等級の博物館だそう。



博物館には、人間社会の初期段階の古代人が使った簡単石器から、

1840年前の各種類の器物まで百万年間余りにわたる文物、

37,000余り所蔵しているそうです。



○中国の宝物が展示されている故宮博物院(台湾)


唐の石獅子
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シルクロード交易の象徴
ラクダ

三彩駱駝載楽俑(さんさいらくださいらくよう) 陝西歴史博物館


唐三彩の代表作で、1959年、

西安郊外の唐代の墓の副葬品として見つかったという「三彩駱駝載楽俑」。



ラクダの背中には、

7人の男性の楽手が、琵琶、笙、笛などの楽器を演奏し、悠然と音楽に酔いしれ、

立っている女性は、歌いながら踊っているようです。



漢代以降、中国と西域各国の往来が始まり、

果てしなく続くシルクロードを往き来するラクダや馬のキャラバンは、

交易の象徴となったそう。



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五代時代の陶器

青釉倒注壷(国宝級) 10世紀 陝西歴史博物館


五代時代の陶器、青釉倒注壷。

淡い緑色の壷には、蓋が無く、注ぎ口しかありません。



注水口は底部にあり、水を入れるときは壷を逆さにし、

水を入れた後はもとの状態に戻すのだそうです。


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中国三大悪女の印鑑といわれる
皇后之印

陝西歴史博物館


前漢時代(紀元前206年 - 西暦8年)の印鑑といわれる皇后之印は、

中国三大悪女の一人とされる高祖劉邦の皇后、呂雉(呂后、りょごう)の印鑑だそう。



中国三大悪女は、呂雉のほか、

唐代の武則天(則天武后)、清代の西太后が挙げられているそう。



○中国三大悪女の一人といわれる西太后の離宮、頤和園


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金銀メッキした青銅製の
香炉

鍍金銀青銅竹節薫炉(りゅうきんぎんせいどうちくせつくんろ) 陝西歴史博物館


前漢時代(紀元前206年 - 西暦8年)、漢武帝の姉が使っていたとされる香炉。



台座と香炉の間は竹節が表現されており、

台座には、頭をもたげ口をあけた2匹の蟠龍が透かし彫りされています。



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中国の歴史に彩られた
唐風歌舞



玄宗皇帝と楊貴妃の二人をテーマにした唐代の音楽による歌舞ショー。

ショーの前には、西安名物といわれる餃子宴を楽しむことができます。



■唐風歌舞プログラム

 1.華清宮
 2.白チョマ舞(舞踊)
 3.春鶯のさえずり(簫独奏)
 4.ピクニック歌(舞踊)
 5.金剛の仮面(舞踊)
 6.観鳥蝉取(舞踊)
 7.ナツメ割り(チャルメラ独奏)
 8.虹の羽衣舞(舞踊)
 9.アヒルのけんか、虎の歯軋り(太鼓音楽)
 10.大等の典礼音楽(舞踊)



○日本の伝統芸能を上演する国立劇場

○清涼な音色が響く、篠笛コンサート

○食事とフレンチカンカンを楽しキャバレー、ムーラン・ルージュ


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楊貴妃の
美しく優雅な舞踊



うつくしく優雅な踊り、白チョマ舞。

西晋の時代(西暦256〜316年)には、記録に残っている民族舞踊だそう。



唐代になり、さらに盛んとなり、

衣装の白いチョマは、イラクサ科の茎の繊維からつくるそう。

舞うと、すばやくひらめく長袖が、美しく優雅です。



○美貌と才覚を兼ね備えたポンパドゥール夫人

○様々な「美」に触れて


白チョマ舞 華清宮 春鶯のさえずり 観鳥蝉取

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ショーの前に食事



西安の西安の中華料理は独特のもので、

小麦粉、羊肉、スパイス、香り油(辣油、葱油、山椒油等)などが使われいるそうです。


とくに刀削麺、餃子、小龍包などは、一般的な中華料理とは異なるそうです。



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西安の名物料理
餃子宴

鳥をかたどった餃子


西安の最も有名な名物料理といわれる餃子。


餃子宴は西安の餃子名店が伝統のギョーザの基礎の上で、

革新の特色のある餃子料理だそうです。



アヒル? 金魚?

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平安時代、中国から日本に伝わったとされる
ざくろ



石榴(ザクロ)は、アジア〜アフガニスタン、ヒマラヤなどに多く分布する落葉性の樹木。

主に果樹として扱われ、古代より栽培されてきたそうです。

日本には中国経由で平安時代に入ってきたとされています。



ざくろは果皮が赤く先端がとがっていて、熟すと裂けるという特徴があるそう。



路上で売られる
ざくろ

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中国の伝統芸能
雑技



雑技(ざつぎ)は、世界的な公演芸術であるサーカスだけではなく、

中国の長い歴史の中から民族の特色が反映された曲芸だそうです。



雑技には、

柔術・綱渡り・ジャグリング・ライオンダンス・トップボウル・腹話術

なども含まれるそう。



○日本の伝統芸能、風刺や失敗談など滑稽を表現する「狂言」


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帰郷への夢叶わず西安で没した遣唐使
阿倍仲麻呂



7世紀末頃に生まれたという奈良時代の人、阿倍仲麻呂。

遣唐使の一員として唐に留学し、唐代皇帝・玄宗の信頼を得て、

国立図書館館長などの高官となったそう。



日本に帰ることを望み、帰国の際には、

「天の原 ふりさけみれば 春日なる みかさの山に いでし月かも」と詠んだそう。



天を仰いではるか遠くを眺めれば、月が昇っている。

あの月は奈良の春日にある、三笠山に昇っていたのと同じ月なのだな。



しかし、船は難破しベトナムに漂着。

ついに日本に帰ることなく、西安で没したそうです。



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空海ゆかりのお寺
青龍寺



日本から唐に渡った僧侶空海ゆかりの寺として知られる青龍寺。



空海はこの地で学び、

中国文字の書道や灌漑技術を日本に伝えたといわれています。



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友との別れ

お別れすれば、もう二度と会えないでしょう


弘法大師としても知られる真言宗の開祖、空海。



上の絵は、空海が西安で2年間修行し、日本に帰る際に、

青龍寺で仲の良かった義操に与えた詩だそう。



同法同門、遇うを喜ぶこと深し、空に遊ぶ白霧、忽ち峰に帰る、

一生、一たび別るれば、再会は難し、夢でなく、心中にしばしば尋ねん



絵の中では、空海と義操の2人が立ち、

その左側には日本に帰る船が見える、別れの場面。



同じ仏門の友としてあなたにお会いできたことを本当に嬉しく思います。

空に漂う白い霧がにわかに山に帰ってゆくように私は故国に帰ります。


この一生、ひとたびお別れすれば、もう二度とはお目にかかることはできないでしょう。

こののちは、夢の中ではなく、心の中で、しばしばあなたをお尋ねするでしょう。



○真言宗智山派総本山、智積院

○真言宗御室派の総本山、仁和寺


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広場で書道の練習



広場で水を使って書道を練習している人。

とても達筆な字でした。



道路で書道を練習している人は意外と多いようです。


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国務院直轄の大学
交通大学



中華人民共和国陝西省西安市にある理工系大学である、

西安交通大学(Xi'an Jiaotong University)。



上海交通大学と並び国務院教育部直轄の理工系重点大学の一つだそう。



○日本を代表する大学 東京大学・安田講堂

○「For Others」の精神を持つ、フェリス女学院大学


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西安の道路事情

駐車違反の切符


西安でも、自動車の量はどんどん増えているそうです。

街にはたくさんの車が溢れ、渋滞が問題になってきているそう。



駐車場の整備は自動車の増加に間に合っていないようで、

あちこちで路上駐車が見られます。



上の写真は路上駐車違反の切符で、バシバシ張られていました。



また、西安では、横断歩道があっても日本のように歩行者優先ではないようで、

どんどん車が入ってくるので、渡るときは勇気を持って渡りましょう。



○ベトナムの交通事情、道路の渡り方


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中国のパトカー



白地に紺色のラインが入った中国のパトカー。

車体には「公安」「警察」の文字が書かれ、警告灯は青と赤の混合です。




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西安世界園芸博覧会のマスコット
長安花



2011年、西安にて開催された世界園芸博覧会のマスコット、長安花。



長安花は、西安市の花、石榴(ざくろ)を模しているそう。



長安花ちゃん?のその胸には「百花吉印」のロゴもついて、

古都の民族文化にふさわしい縁起の良い意味が含まれているそう。

非常に可愛いくて、世界各地のお客様を期待している表情をしています。


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西安の
コンビニエンスストア



遠くから見るとセブンイレブンに見える、西安のコンビニエンスストア。

24時間営業しています。


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シルクロード紀行


2005年創刊の「シルクロード紀行(朝日新聞出版)」。


50号に亘り、

バァチカンから奈良まで続くシルクロードの旅が紹介されています。



■01.敦煌(1) [中国]  
■02.敦煌(2) [中国]
■03.トルファン [中国]
■04.楼蘭 [中国]
■05.西域南道/ホータン [中国]
■06.天山北路(1)/ウルムチ、イーニン [中国]
■07.天山南路/クチャ [中国]
■08.カシュガル [中国]
■09.モンゴル
■10.天山北路(2)/アルマトゥイ [カザフスタン]
■11.サマルカンド、ブハラ [ウズベキスタン]
■12.フェルガナ、イシク・クル湖 [キルギス]
■13.ペンジケント、ドゥシャンベ [タジキスタン]
■14.メルヴ、アシガバート [トルクメニスタン]
■15.カラコルム・ハイウェー/フンザ、ギルギット
■16.ガンダーラ
■17.バーミヤーン、カブール [アフガニスタン]
■18.ペルセポリス [イラン]
■19.イスファハーン [イラン]
■20.バグダッド [イラク]
■21.カフカス [グルジア、アルメニア]
■22.パルミラ、アレッポ [シリア]
■23.バールベック [レバノン]
■24.エルサレム [ヨルダン、イスラエル、パレスチナ]
■25.アレクサンドリア [エジプト]
■26.アナトリア [トルコ]
■27.トロイ、ベルガマ [トルコ]
■28.イスタンブール [トルコ]
■29.マケドニア、ブルガリア
■30.アテネ [ギリシャ]
■31.アドリア海
■32.ヴェネチア [イタリア]
■33.フィレンツェ [イタリア]
■34.アッピア街道 [イタリア]
■35.イオニア海、シチリア、ナポリ [イタリア]
■36.ローマ [イタリア]
■37.ヴァチカン [イタリア]
■38.河西回廊/武威、張掖、酒泉 [中国]
■39.青海、西寧 [中国]
■40.銀川、カラホト [中国]
■41.蘭州 [中国]
■42.西安/長安(1) [中国]
■43.西安/長安(2) [中国]
■44.洛陽 [中国]
■45.上海、蘇州、揚州、寧波 [中国]
■46.北京 [中国]
■47.ソウル、扶余、全州 [韓国]
■48.釜山、慶州、済州島 [韓国]
■49.博多、平戸、対馬 [日本]
■50.奈良 [日本]


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参  考  情  報


○西安市の観光局

○魅力西安 西安旅行・シルクロード旅行

○陝西省主な観光地|陝西省人民政府外事弁公室

○秦始皇帝兵馬俑博物館

○西安の兵馬俑博物館

○陝西歴史博物館 -Shaanxi History Museum

○西安碑林博物館

○陝西省美術博物館

○陝西歌舞大劇院 Shaanxi Grand Opera House Xi'an China

○2011西安園芸万博オフィシャルウェブサイド

○西安交通大学

○シルクロード写真集

○平山郁夫シルクロード美術館 | 八ヶ岳高原

○NHKスペシャル|新シルクロード 激動の大地をゆく(全7集)

○フリー百貨辞典Wikipedia

○古代中国の都として栄華を極めた街・・・西安
  海外旅行の不安を吹き飛ばせ・・・お助け手帖ここにあり!

○小説で学ぶ世界史と中国歴史

○兵馬俑博物館|世界の遺跡を紹介 -遺跡大好き!!

○感動大陸 観光情報満載の中国旅行専門サイト

○好古齋|中国所蔵アルバム

○中国旅行情報局-Chinaviki

○考古用語辞典 Archeology

○格安海外ツアーの幻

○果物情報サイト 果物ナビ

○日本航空

○地球の歩き方 西安・敦煌・ウルムチ シルクロードと中国西北部 '11〜'12

○XIANEASE DECEMBER 2011 VOL.20

○ANCIENT CAPITAL XI'AN TOUR 古都長安の旅

○空海の背景 司馬遼太郎 中央公論社

○Thanks to Mr. Chang(張さん)

○中国在住、J氏からの情報

○シルクロードベスト|喜多郎 PONY CANYON

○シルクロード紀行 週刊朝日百科

○Japan's Travel and Culture Information | WAttention
  世界の人にもっと日本を知って欲しい

○Webで著作権法講義

○MOONWATER1999 動画集

○これまでの博物・演劇鑑賞履歴


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