そよ風に乗って
        ローマの街並みへ


| ナヴォーナ広場 | ラファエッロの間 | システィーナ礼拝堂 | ミゼレーレ | ローマ・オペラ座 |
| オペラ椿姫 | サン・ジョヴァンニ・ラテラーノ大聖堂 | ボルゲーゼ美術館 | アポロンとダフネ |
| フォロ・ロマーノ | サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂 | サンタ・プデンツィアーナ教会 | 一休み |
| サン・ピエトロ大聖堂 | ピエタ | コロッセオ | サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会 | パンテオン |
| トレビの泉 | スペイン広場 | 真実の口 | SZIGET FESTIVAL | エミレーツ航空のキャビン・アテンダント |
| 今回訪れた場所 | 「地球の歩き方」にコメント掲載 |

HOME


そよ風に乗ってローマの街並みへ

ナヴォーナ広場


気温は年間を通して東京とほぼ同じのローマ。

雨も少ない5月、ローマの気温は23度と初夏を思わせるほど。



乾燥した心地よい風の中、

陽のあたる坂道を自転車で駆けのぼると、

1000年を経た古代ローマの街並みに出会います。



○地中海の風に誘われて 宝石のような街並みへ

○東京の街並みを自転車に乗って散策


ヴェネチィア広場 コロンナ広場 ナヴォーナ広場

トップに戻る



ラファエッロの間(ヴァティカン市国)

アテネの学堂 ラファエッロ


1508年、ユリウス2世は自らの居室を飾るため、

ラファエッロにフレスコ画の制作を依頼しました。



『アテネの学堂』は、古代の科学者や人文学者が

一堂に会する学問の理想郷を描いたもの。



 ○中央左は天を指すレオナルド・ダ・ヴィンチ、

 ○その右はアリストテレス、

 ○階段下にはブドウの葉を冠したエピキュロス、

 ○黒板に向かうピタゴラス、

 ○ひとり離れてミケランジェロ、

 ○右側にはひざまずきコンパスを持つブラマンテなど、


そうそうたるメンバーです。



ちなみに、37歳でなくなったラファエッロのお墓は、

下に掲載しているパンテオン神殿内にあります。



○イタリア・ナポリ カポディモンテ美術館の絵画


アテネの学堂
(ラファエッロの間)
コンスタンティヌス帝の洗礼
(ラファエッロの間)
ラオコーン 博物館の出口は
螺旋(らせん)階段

トップに戻る



システィーナ礼拝堂(ヴァティカン市国)

最後の審判 ミケランジェロ


す、凄い!!




天井から壁面まで部屋全体に描かれた

ミケランジェロのフレスコ画に圧倒されます。



システィーナ礼拝堂は15世紀後半、シクストゥス4世の命により建造され、

コンクラーベ(ローマ法王選挙)が行われる場所だそうです。



祭壇奥の壁面にはミケランジェロの最高傑作、「最後の審判」があります。


この世の終わりにキリストが再臨し、甦ったすべての死者と生者に

最後の審判を下している場面だそうです。



キリストを中心とした上半分が天使と聖人たち。

下半分の左側が天国に昇る人々で、右側が地獄に堕ちる一群だそうです。



○Bon Voyage 地球一周の旅へ


最後の審判
トップに戻る



システィーナ礼拝堂でのみ歌うことが許された
ミゼレーレ

ミゼレーレを作曲したグレゴリオ・アレグリ


システィーナ礼拝堂の聖歌隊であったグレゴリオ・アレグリ。



アレグリが作曲した「ミゼレーレ」は、

システィーナ礼拝堂以外で歌うことが禁じられていたそうです。



楽譜の複写も禁じられていたそうですが、

システィーナ礼拝堂でミゼレーレを聴いたモーツァルトが

記憶をもとに譜面に落としたといわれています。



○Gregorio Allegri - Miserere Youtube



トップに戻る



ローマ・オペラ座公演
『ドン・キホーテ』 ストライキで中止...

ローマ・オペラ座 コンスタンツィ劇場


折角、出発前に調べて予約したのに...

わざわざジャケット&襟付きのシャツを持っていったのに...



ストライキで中止だとぉぉぉぉぉ!

「はい、解りました。来週また来ます。」とはいかないのだ!


旅行客をなめるな〜!!



あぁぁぁぁ、がっくし...



そして...

払い戻しの為のなが〜い行列に並ぶのでした...



○一糸乱れぬ群舞 「白鳥の湖」コール・ド・バレエの魅力


ローマ・オペラ座
コンスタンツィ劇場
劇場内 中止のお知らせ

トップに戻る



ローマ・オペラ座 コンスタンツィ劇場


ローマ・オペラ座はイタリア4大オペラ座のひとつで、

正式名称をコンスタンツィ劇場というそうです。



ちなみに2010年、

コンスタンツィ劇場、オペラ・バレエのラインナップはこちら!



■オペラ

 ○Falstaff(ファルスタッフ) ヴェルディ
 ○Mefistofele(メフィストフェレス) Arrigo Boito
 ○Tosca(トスカ) Giacomo Puccini(プッチーニ)
 ○Madama Butterfly(蝶々夫人) Giacomo Puccini(プッチーニ)
 ○Manon(マノン) Jules Massenet
 ○Roberto Devereux Donizetti(ドニゼッティ)
 ○Adriana Lecouvreur Francesco Cilea


■バレエ

 ○Il papavero rosso Reinhold Glie`re
 ○Giselle(ジゼル) Adolphe Adam
 
○Don Chisciotte(ドン・キホーテ) Ludwig Minkus
  
⇒今回鑑賞する予定だった公演
 ○Sylvia(シルヴィア) Le´o Delibes



○これまでのバレエ鑑賞履歴はこちら


ドン・キホーテ ポスター
(ローマ・オペラ座)
新国立劇場にて
鑑賞した時のポスター
トップに戻る



オペラ 『LA TRAVIATA(椿姫)』



やっぱりイタリアはオペラの本場!

ちょっと街を歩いていてもいろんなところでオペラが上演されています。



その中でイタリア・オペラの代表、

ジュゼッペ・ベルディの「LA TRAVIATA」を鑑賞しました。



教会で上演されたオペラは、

音の反響の仕方もこれまでに鑑賞した劇場と違って荘厳(そうごん)な感じ。



至福の時でした。



○ウィーン・シェーンブルン宮殿劇場 オペレッタ「こうもり」

○これまでのオペラ鑑賞履歴はこちら


教会でオペラを上演
トップに戻る



オペラ 『LA TRAVIATA(椿姫)』
動画


トップに戻る



教会に差し込む光をみつめる少女



ンピエトロ大聖堂にローマ教皇が移るまで、

長い間カトリック教会の中心的存在であった

サン・ジョヴァンニ・ラテラーノ大聖堂。



静まりかえった神聖な教会に、

ステンドグラスを通して光が差しこんでいました。




○光の美術 Fare Festa(祝祭芸術) −東京ミレナリオ−



サン・ジョヴァンニ・イン
・ラテラーノ大聖堂
サン・ピエトロ
大聖堂
サン・ピエトロ
大聖堂
トップに戻る



『一角獣を抱く貴婦人』に再会!

ボルゲーゼ美術館


ついこの前、2010年1月16日〜2010年4月4日の期間、

東京都美術館で開催されていたボルゲーゼ美術館展。



東京で展覧されていた絵が戻ってきて、もう展示されている!

早くも「一角獣を抱く貴婦人」に再会できましたぁ!



東京で出会った絵画と異国の地で再会できるのも不思議な感じ。



○これまでの美術鑑賞履歴はこちら


一角獣を抱く
貴婦人
ビーナスを描いた2枚 ダナエ ボルゲーゼ美術館

トップに戻る



まるで本物の人間のよう
アポロンとダフネ

ベルニーニ作


ベルニーニはイタリアを代表する彫刻家(1598―1680)。

ローマの街では至るところでベルニーニの彫刻に出会います。



■アポロンとダフネ


 ボルゲーゼ美術館にあるベルニーニ作の「アポロンとダフネ」。

 むちゃくちゃ見たかった...



 クピド(キューピット)が放った矢を受けたアポロンはダフネに恋をし迫ります。

 アポロンに迫られたダフネは月桂樹に姿を変えようとしているシーンで、

 髪の毛や手が木に変わり始めています。



■プロセルピナの略奪


 プロセルピナは豊穣(ほうじょう)の女神ケレスの娘。

 冥界(めいかい)の王プルートに見初められ、冥界に連れ去られるシーンです。



■まるで本物の人間のよう


 ベルニーニの彫刻は、まるで本物の人間のよう。



 大理石を繊細に彫り、石とは思えない柔らかな肉体が

 螺旋(らせん)を描いて上昇するような躍動感に感動!!



 ずーと眺めていたくなります。



○ギリシヤ神話 ピグマリオンとガラテア


アポロンとダフネ プロセルピナ
の略奪
まるで本物の
人間のよう
ボルゲーゼ美術館
庭園

トップに戻る



古代ローマ帝国の中心地
フォロ・ロマーノ



昨年(2009年)、国立西洋美術館で開催された

『古代ローマ帝国の遺産展』を鑑賞した時に作成したページ。



○戦いの女神『アレッツォのミネルウァ』 古代ローマ帝国の遺産展



トップに戻る



ベルニーニのお墓がある
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

祭壇横にあるベルニーニのお墓


ローマ4大聖堂の一つサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂。


祭壇の下には、この教会で最も貴重な聖遺物、

キリスト教誕生の際に眠った「かいば桶の木片」が収められています。



また、祭壇の右側の床にはバロック最大の巨匠

ベルニーニのお墓があります。



○WEB管理者が作成している「美術」のサイト


かいば桶の木片が
収められている
祭壇横にある
ベルニーニのお墓

トップに戻る



ローマで最も古い教会の一つ
サンタ・プデンツィアーナ教会

トップに戻る



一  休  み

コロッセオを
見ながら
ディオクレティアヌス
の浴場跡で一休み
ビールがうまい!

トップに戻る



カトリック教会の総本山
サン・ピエトロ大聖堂



カトリック教会の総本山 サン・ピエトロ大聖堂があるヴァティカン市国。

独立国家となったのは意外と最近で1929年。

それまで紆余曲折があったそうです。



住民は約1000人。独自の郵便制度と貨幣があります。

また、市国内の警備は伝統的にスイス人が担っています。



○日本のお寺 鎌倉五山第二位 円覚寺


柱がすごい 衛兵は伝統的に
スイス人
トップに戻る



ミケランジェロ作のピエタ(サン・ピエトロ大聖堂)



ピエタ(Pieta)はイタリア語では「哀れみ・慈悲」などの意味があり、

死んで十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリア)を指しているそうです。



○使途の裏切りを告げる場面「最後の晩餐」

○十字架にはりつけられるイエス「三本の十字架」

ミケランジェロ作
ピエタ
一番奥にベルニーニ作
聖ペテロの椅子
ベルニーニ作
ブロンズの天蓋
ベルニーニ作
アレクサンドロス7世の墓

トップに戻る



殺し合いに熱狂したコロッセオ



5万人を収容することができたとされるコロッセオでは、

剣闘士かちの血なまぐさい格闘がおこなわれ、

コロッセオの地下には、檻に入れたライオンやヒョウなどの猛獣を、

舞台にせり出す昇降機が備えられていたそうです。



ショーの主催はローマ皇帝。



皇帝は市民に娯楽を与えることで治世の安定を図り、

身分によって分けた観客席は、

人々に身分制度を意識させて帝国の秩序を保つ、

皇帝の巧みな統治術を演出した場所だったそうです。


コロッセオの
入場ゲート

トップに戻る



ミケランジェロが設計した
サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会


トップに戻る



世界最大の建築物 パンテオン



現存するローマ建築で最も完全な遺構で、

世界最大の石造建築物、パンテオン。



パンテオンは全ての神々に捧げられた神殿。



私が訪れた時は建物の半分は修復作業中でした。


神殿内には、ウンベルト1世のお墓や、ラファエッロのお墓があります。


神殿内 ウンベルト1世のお墓 ラファエッロのお墓

トップに戻る



ト  レ  ビ  の  泉

泉を背にコインを投げ込む女性






トップに戻る



スペイン広場のツツジ



毎年4月の終わりから5月の初めにかけて、

スペイン階段は大きなツツジで飾られ、とっても綺麗でした。



○箱根・芦ノ湖畔、3,000株のツツジ


トップに戻る



真実の口
(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)



映画「ローマの休日」で有名な「真実の口」は、

海の神トリトーネの顔が刻まれているそうです。



手を口に入れると、偽りの心がある者はその手首を切り落とされる、

という伝説があるそう。



○ローマの休日、真実の口シーン YouTube

○映画「マイフェアレディ」の題材となったビュグマリオンとガラテア


トップに戻る



SZIGET Festival(野外コンサート)



若い人を中心にもの凄い数の人だかり。

うん万人はいるだろうか...

お酒を飲みながら歌い・踊り・叫び、まさに熱狂でした!



「SZIGET Festival」の様子は

以下サイトで見ることができます。



○http://www.szigetfestival.it/



トップに戻る



エミレーツ航空のキャビン・アテンダント
(アラブ首長国連邦)



おっ!?

神秘的な制服姿のキャビン・アテンダントに遭遇。



どこの航空会社かと思っていたら、

アラブ首長国連邦・エミレーツ航空のキャビン・アテンダントさんでした!


トップに戻る



今 回 訪 れ た 場 所


○テルミニ駅
○サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
○サンタ・プデンツィアーナ教会
○オペラ座
○ローマ国立博物館
○ディオクレティアヌスの浴場跡
○サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会
○ボルゲーゼ公園・ボルゲーゼ美術館
○ピンチョの丘
○ナポレオン1世広場
○サンタ・マリア・デル・ポポロ教会
○ポポロ広場
○サンタ・マリア・イン・モンテサント教会
○マルグッタ通り(骨董通り)
○スペイン広場・スペイン階段
○コンドッティ通り(高級店が集まるショッピングゾーン)
○トレビの泉
○パンテオン
○4つの噴水
○バルベリーニ広場
○トリトーネの噴水
○サンタ・マリア・インマコラータ・コンチェツィオーネ教会(骸骨寺)
○コロンナ広場(マルクス・アウレリウスの記念柱)
○ナヴォーナ広場
○サンタンジェロ城
○サン・ピエトロ大聖堂
○ヴァティカン博物館(システィーナ礼拝堂)
○アウグストゥス帝の廟(びょう)
○ヴェネチィア広場
○ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂
○カンピドーリオ広場
○フォロ・ロマーノ
○ハラティーノの丘
○コロッセオ
○コンスタンティヌスの凱旋門
○チルコ・マッシモ
○サンタ・マリア・イン・コスメディン教会(真実の口)
○カラカラ浴場
○サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂
○サン・ジョヴァンニ門広場「SZIGET Festival(野外コンサート)」
○ヴィットリオ・エマヌエーレ2世広場
○Chiesa di San Paolo Entro le Mura(オペラ椿姫を鑑賞)


トップに戻る



「地球の歩き方」に
コメントが掲載されました!


2010年〜11年度版、

「地球の歩き方 ローマ」にコメントが掲載されました。


タイトルは「メーデーにうれしい特典!!(56ページ)」です。


トップに戻る



フランス・パリ美術旅行記 『ART of PARIS』


○パリの美術旅行記『ART of PARIS』のページ




参  考  情  報


01. ローマ帝国1500年の歴史 河出書房新社
02. ローマ散策 河島英昭 岩波新書
03. イタリアからの手紙 塩野七生 新潮文庫
04. イタリアものしり紀行 紅山雪夫 新潮文庫
05. イタリアルネサンス 澤井繁男 講談社現代新書
06. メディチ家 森田義之 講談社現代新書
07. NHK世界遺産DVD 古代ローマの栄光
08. 世界の美術館 bT3 ボルゲーゼ美術館
09. ボルゲーゼ美術館ガイド
10. ボルゲーゼ美術館展 東京都美術館
11. ギリシャ神話を知っていますか 阿刀田高 新潮文庫
12. 恋する西洋美術史 池上英洋 光文社新書
13. 世界の三大宗教 三笠書房
14. 「Ulisse」 アリタリア航空 機関誌
15. 地球の歩き方 ローマ ダイヤモンド・ビック
16. かんたん旅会話 イタリア語 昭文社
17. 古代ローマ帝国の遺産展 国立西洋美術館
18. 古代ポンペイの日常生活 本村凌二 講談社学術文庫
19. ポンペイ展 横浜美術館
20. 面白いほどよくわかる世界史 日本文芸社
21. New Best Selection 溝口肇 チェリスト・作曲家
22.知識ゼロからの西洋絵画入門 山田五郎 幻冬舎

トップに戻る

Copyright (C) 2010 MOON WATER All rights reserved