相模湾を見渡す新緑のプロムナード 丹沢 鍋割山・塔ノ岳 |
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屋根に葺く萱の刈場だったという 鍋割山 |
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鍋割山山頂(1,273m)からみた丹沢の山々 | |||
丹沢山地の南部に聳える標高1,273mの山、鍋割山(なべわりやま)。 明るく開けた山頂からは、富士山や丹沢の山々、箱根連山、相模湾を 見渡す眺望が広がります。 鍋割山は、山容(さんよう:山のかたち)が鍋を割ったような形状から こう呼ばれるようになったともいわれています。 以前、鍋割山は麓集落の屋根の葺き材料である萱(かや)の刈場だったそう。 ○丹沢の自然をもっと身近に ○日本人の心を映す優美な富士 ○魅力溢れる街並み かながわ |
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鍋割山・2013 EIKO1945 | |||
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表丹沢の大パノラマ 塔ノ岳 |
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塔ノ岳山頂(1491m)からみた相模湾方面 | |||
表丹沢の盟主的な存在という塔ノ岳(とうのだけ)。 かつてこの山頂には尊仏(そんぶつ)という大岩があり、 地元の人々は豊作や雨乞いの神として信仰してきたそうです。 しかし、尊仏岩は関東大震災で崩落してしまったそう。 ○贅沢な空間・大切な時間 西丹沢・檜洞丸トレッキング ○移り行く景色に時間を忘れる霊峰大山 ○三ノ塔から見た塔ノ岳 ○潮風が駆け抜ける海辺を楽しむ湘南スタイル |
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大倉尾根から みた塔ノ岳 |
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絵画に描かれた山岳 サント・ビクトワール |
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Paul Cezanne Sainte-Victoire 1904 | |||
近代絵画の父ともいわれるポール・セザンヌ。 南仏プロバンス地方出身のセザンヌは、 故郷にある山サント・ビクトワール(1,011m)の絵を多く描いたそうです。 ○国立西洋美術館 常設展の絵画 |
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絵画に描かれた山岳 ルツェルン湖を囲むアルプスの山々 |
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Alexandre Calame Der Vierwaldstattersee 1849 | |||
19世紀、スイス・ジュネーブ派の風景画家、アレクサンドル・カラム(Alexandre Calame)。 ヨーロッパの代表的な山々であるアルプスの風景を主な題材として描いたそう。 絵画は、スイス中央に位置するルツェルン湖とアルプスの山々。 この湖の一帯はスイス連邦発祥の地域だそうです。 ○世界の美術が凝縮されたメトロポリタン美術館 |
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【スイス】 冬のルツェルン湖クルーズ Swiss Joho | |||
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絵画に描かれた山岳 マッターホルン |
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Edward Theodore Compton Matterhorn 1879 | |||
スイスとイタリアの国境に位地するというマッターホルン(Matterhorn:4,478m)。 スイス・ヴァレー州のシェルマットから登山鉄道やロープウェイに乗って 近くの展望台まで行くことができるそうです。 絵画はイギリスの画家、エドワード・セオドール・コンプトンが描いたマッターホルン。 コンプトンはアルピニストでもあったそう。 ○そよ風に乗ってローマの街並みへ ○フェルメールの作品で訪れる「水の国」ネーデルランド |
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マッターホルン(スイス・アルプス) aithan1 | |||
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表丹沢の入口 秦野戸川公園を出発 |
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風の吊り橋 AM5:30頃 | |||
鍋割山や塔ノ岳登山の入口である神奈川県立秦野戸川公園。 広大な公園には、丹沢の山から湧き出る水無川が流れています。 水無川を跨ぐ公園のランドマークとなっている「風の吊り橋」は、 高さ35m・長さ267mの橋だそう。 橋の下には「子供の広場」や「バーベキュー場」「お茶室」、 「自然観察の森」「多目的グラウンド」などがあるそうで、 美しい丹沢の山並みを背景に一日中楽しめる公園となっています。 ○子供も一緒に楽しめる水無川の川遊び場 |
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鍋割山に続く 西山林道 |
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秦野戸川公園を出発してからは、 畑地や集落の間を抜けた後、4kmほど林道を歩きます。 ○神仙沼ネイチャーハイキング ○風が吹き抜ける森と湖 大沼 |
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花穂が垂れ下がる優美な姿 藤 |
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古くは万葉集の時代から親しまれてきたという藤の花は、 主にノダフジ系とヤマフジ系の2つに大別されるそうです。 春に長い花房を下垂させて紫色の花を咲かせます。 ○日本人に古くから愛されてきた梅 ○日本人の心を虜にしてきた椿 |
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五感を研ぎ澄まされる 黒竜の滝 |
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西山林道から離れ、緑が生い茂る小路を5分ほど下った所にある黒竜の滝。 四十八瀬川のせせらぎの音や鳥のさえずり、沿道に生える草花、 緑の匂い、差し込む光とひんやりとした空気は、五感を研ぎ澄まされます。 ○竜の頭に見立てた竜頭の滝 |
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起伏に富んだ瀬を流れる 四十八瀬川 |
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塔ノ岳・鍋割山を源にするという四十八瀬川は、 多くの瀬があることから四十八瀬川と名づけられたといわれます。 ○最後の清流 高知・四万十川 ○大自然の中、ゆったりと流れる釧路川 ○利根川源流に位置するみなかみ キャニオニング・ラフティング ○多摩川に沿った街々の生活を感じながら |
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頭の羽が特徴的な ヤマセミ |
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カワセミの中で山地の渓流に生息するというヤマセミ。 白と黒の斑模様の頭の上の羽が特徴的で、バードファンに人気の一種だそうです。 ○空を飛ぶ宝石のような鳥、カワセミ |
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水源の森林づくり | |||
森林は、雨が降ったときに土に水をたくわえ、 きれいにしながら少しずつ時間をかけて河川やダム湖などへ流します。 そのため、水源地域に豊かな森林があれば、洪水や渇水は起きにくくなり、 私たちの生活に欠かせない水を安定的に確保することができるそうです。 豊かな森林を維持するには手入れが欠かせないそうですが、 近年、外国産木材の輸入量の増加などにより、県産木材の利用は減少し、 手入れがされずに放置され、土壌が流出するなど荒廃が進む森林が増えてるそうです。 神奈川県では水源の森林エリア内の荒廃が進む森林の土壌保全を図りながら、 水源涵養機能が持続的に発揮できる巨木林や福層林、混交林、 活力ある広葉樹林へ誘導していく水源の森林づくり事業に取り組んでいるそうです。 ○丹沢、自然再生の現場を訪ねて ○未知を歩き、心を満たしてゆく上高地 |
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雄花から雌花に変化する性転換植物 ウラシマソウ |
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サトイモ科テンナンショウ属の多年草のウラシマソウ(浦島草)。 浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てて、 この名がついたといわれています。 ウラシマソウは成長や栄養の状態によって、 雄花から雌花に変化する性転換植物として知られています。 ○性転換する水中生物、クマノミ |
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丹沢国定公園化に尽力したという 尾関広氏ノ像 |
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昭和時代の登山家という尾関広氏。 神奈川県山岳連盟会長として丹沢国定公園化運動や、 県立登山訓練所設立に尽力されたそうです。 ○ロック・クライミングが楽しめる逗子・鷹取山 ○上高地の魅力を世界に伝えたというウォルター・ウェストン |
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山岳で歌われてきた エーデルワイス |
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緑の中にみえる建物は旧丹沢登山訓練所 | |||
第二次世界大戦中、 ドイツ陸軍山岳部隊を中心に歌われてきたというエーデルワイス。 ミュージカル「サウンド オブ ミュージック」では、ナチス占領下のオーストリアで、 トラップ大佐がドイツに併合され消えゆく祖国オーストリアを想い、 オーストリアの象徴としてエーデルワイスを歌うそうです。 歌と家族愛で人々を励まし続けてきたトラップ・ファミリー合唱団の実話と、 それに基づいたドイツ映画を原作としたミュージカルだそう。 植物の名であるエーデルワイスは、直訳すると「高貴な白」だそうです。 ○「生きる力」を奏でるクラシック ○心躍る軽快なリズム|アメリカ軽音楽の巨匠ルロイ・アンダーソン ○紙のような花びらが幾重にも重なる魅力的な花 ラナンキュラス |
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Edelweiss Mixed Choir エーデルワイス 混声合唱 | |||
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ペットボトルの 歩荷協力 |
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西山林道の終点においてある多数のペットボトル。 この水は鍋割山荘で使用する水道水だそうで、 余裕のある登山者にボランティアで運んでもらう為に置いてあるそうです。 長年、鍋割山を守ってこられたことに敬意を表して、 一本運ばせて頂きました。 ○尾瀬のライフラインを支える歩荷さん |
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菫の虜に | |||
以前は気にかけることもなかったスミレでしたが、 いつの間にかすっかり虜に。 ○小さな想いを秘めるスミレ ○鳥の目・虫の目・魚の目 ○甘い香りに誘われて 松田町寄のロウバイ |
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山にやさしい 登山道 |
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雨水などで登山道の土が流されて掘れてくると、 登山者は、ぬかるみを避けて歩くために踏み跡が広がり、さらに荒れてしまうそう。 その為に階段を設置し、雨水が流れて道が掘れるのを防ぐ「水切」を作り、 踏みつけで植物が消えた箇所には植樹を行い、 登山道や周辺の荒廃を防ぐ取組みを登山者と力を合わせて行ってきたそうです。 ○黄金色に染まる尾瀬ヶ原 高層湿原の短い秋 ○凝縮された尾瀬の季節 尾瀬沼 |
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鍋焼うどんが名物という 鍋割山荘 |
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鍋割山の山頂にある山小屋、鍋割山荘。 鍋焼うどんが名物になっているそうです。 |
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鍋割山稜からみた 鍋割山 |
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鍋割山から金冷シノ頭(きんひやしのあたま)に至る尾根は、 鍋割山稜と呼ばれているそうです。 鍋割山稜には美しいブナの原生林が広がり、 春には新緑、秋には紅葉と四季の移ろいを楽しむことができます。 ○空と雲に出会い光を浴びて天上につながる場所 立山黒部 |
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春の丹沢に彩を添える ミツバツツジ |
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枝先に3枚の葉をつけるミツバツツジ。 緑の中に力強く赤紫の花を咲かせています。 ○人手が加えられていない野生つつじの群生 丹沢つつじ新道 ○色鮮やかな花を咲かせる、つつじ・しゃくなげの小路 |
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丹沢や富士・箱根に自生するという マメザクラ |
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野生の桜というマメザクラ。 富士山や箱根山に多くみられるので、フジザクラ、ハコネザクラとも呼ばれるそう。 ○新たな息吹に包まれる桜舞う頃 |
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本来は平地の動物だという シカ |
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塔ノ岳近隣で撮影 | |||
丹沢でよく見かけるシカは、本来は草地を好む平地の動物だそうです。 シカは大食漢で、餌になる下草や木の芽生えが食べられ、 丹沢のあちこちでシカに食べられる草が激減したり 将来の林を担う若木が育たなくなったりしているそうです。 ○丹沢ヤビツ峠で出会った子鹿 ○鹿が身近にいる安芸の宮島 ○世界一周の動物旅行|日本最大級の動物園 横浜ズーラシア |
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塔ノ岳山頂にある山小屋 尊仏山荘 |
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塔ノ岳の山頂にある山小屋、尊仏山荘(そんぶつさんそう)。 150名の登山者が宿泊することができ、 「親切なもてなし(ホスピタリティ)」をモットーにしているそうです。 ○人と人・人と自然との共存から未来を紡ぐ|Life is a Journey |
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サーマルに乗って大空へ羽ばたく ハンググライダー |
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塔ノ岳上空を飛行するフライヤー | |||
相模湾から吹き寄せて山を駆け上ってくる神秘的な風、 サーマル(Thermal:熱上昇気流)に乗り、 雄大な山々を一望することができるそうです。 ○人と人・人と自然との共存から未来を紡ぐ|Life is a Journey |
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雄大な景色の中で飲む 一杯 |
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塔ノ岳山頂 | |||
至福のときです。 |
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神奈川を見渡す眺望が続く 大倉尾根 |
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秦野戸川公園から塔ノ岳を結ぶ大倉尾根は、 丹沢山地の中でも特に登山者が多い尾根だそうです。 眼下には、神奈川を見渡す眺望が続きます。 ○湘南ベルマーレの本拠地・平塚競技場からみた神奈川の屋根 丹沢 ○相模湾を見渡す高台に咲く菜花 ○いにしえの相模の国へ 飛鳥時代に成立したといわれる現神奈川県 |
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鍋割山稜から みた大倉尾根 |
花立山荘 | 掘山の家 | |
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一日でしぼむ短命の花 シャガ |
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アヤメ科の多年草であるシャガ。 4月〜5月頃につける白っぽい紫の花は、一日でしぼんでしまうそうです。 ○鎌倉の道端に咲くシャガ ○花が短命で一日しかもたないデイリリー |
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無事に下山 | |||
秦野戸川公園 風の吊り橋 PM5:00頃 | |||
早朝6時前に出発して、秦野戸川公園に着いたのが5時頃。 約11時間かけてゆっくりと楽しんだハイキングは、 事故もなく無事下山することができました。 |
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山の土を落とす 洗い場 |
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登山で着いた山の土をとることができる洗い場。 たわしが備え付けられていました。 |
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渋沢駅行きの バス |
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秦野戸川公園に隣接する大倉バス停 | |||
大倉バス停から小田急線渋沢駅までは約20分。 バスは1時間に3〜4本程度で出ており、状況に応じて臨時バスも出ているそうです。 |
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