日本人に古くから愛されてきた


Prunus mume


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思の儘
おもいのまま



400種類以上の品種があるといわれる梅。



梅は中国を代表する花木で、原産地は中国・湖北省や四川省といわれ、

日本には奈良時代に渡来したと考えられているそうです。



日本でも愛されてきた梅は、

万葉集では萩について2番目に多い118首詠まれているそうです。



「思の儘」は、一本の樹でありながら白やピンクの花色が

枝によって色が違うところからきているそうです。



○梅香る、富士の景色 曽我の梅林

○春風、肌に心地よい季節 芽吹きの春


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花香美
はなかみ



花香美は、受粉樹がなくとも単独で実をならすことができる

代表的な実梅品種だそうです。



○梅が描かれた絵画、尾形光琳の紅白梅図屏風


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紅筆
べにふで



鑑賞を目的とする花梅には、

野梅(やばい)系や紅梅系、豊後系と呼ばれる分類があるそうです。



野梅系の紅筆は、蕾の先が紅く、尖っているそうです。



○日本一早咲きの梅として知られるという熱海梅園


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呉羽枝垂
くれはしだれ



梅は、バラ科サクラ属の落葉高木のことだそうです。



○プリンセス・ローズ 皇室ゆかりのバラ


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緑萼枝垂
りょくがくしだれ



梅は古代は「うめ」と呼ばれ、近世では「むめ」となり、現在は「うめ」に戻ったそう。



学名は、Prunus mume。

Prunusは「スモモ」で、mumeは「梅」を指しているそうです。'



戦国時代から江戸時代にかけは、実が糧食としてもてはやされるようになり、

各地で栽培されるとともに品種改良が盛んになったそうです。



○小さな想いを秘めるスミレ


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玉光枝垂
ぎょくこうしだれ



梅の効能には、胃がん予防や糖尿病予防、動脈硬化の抑制など、

複数の効能があるそうです。



○小さな幸せに会いに、相模湾を見渡す高台に咲く菜花


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高砂枝垂
たかさごしだれ



「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」



京都から太宰府に左遷となった菅原道真公が、

幼い頃から親しんだ梅の木に別れを告げるために詠んだ歌だそう。



主人を失った梅は、

一夜のうちに大宰府の道真の元へ飛んで来たといわれているそうです。


飛梅伝説



○菅原道真公を祀る鎌倉・荏柄天神社


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見驚
けんきょう



梅の花言葉は、高潔、忠実、気品。



○自然からの贈り物 春の花言葉


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玉英
ぎょくえい



梅は家紋としても古くから使われているそう。

「梅の花」や「梅鉢」「向こう梅」など複数の家紋があるそうです。



○河津桜と菜花の共演


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紅千鳥
べにちどり



紅梅系の紅千鳥。

紅梅系は、野梅系から変化したもので花は紅色・緋色のもが多いそうです。



○北の丸公園の桜とメジロ


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芳流閣
ほうりゅうかく



芳流閣は、曲亭馬琴作の「南総里見八犬伝」に登場する建物でもあるそう。

梅の芳流閣は、果実の収穫を目的とする実梅(みうめ)だそうです。



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大輪緑萼
たいりんりょくがく



大輪緑萼は、枝も萼も緑色をしているそう。

花びらの付け根を囲む部分のことを萼(がく)と呼ぶそうです。



○チューリップが彩る春の庭


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鹿児島紅
かごしまべに



紅梅系に属するという鹿児島紅。

濃厚な紅の花を咲かせます。



○真夏に濃淡な紅の花を咲かせるサルスベリ


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鶯の谷
うぐいすのたに



無数の梅の木からなる谷。

春の日差しを浴び、ほころび始めた梅の木から、鶯の声が聞こえてきそうです。



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参  考  情  報


○神奈川県立フラワーセンター大船植物園

○偕楽園 | 茨城県営都市公園オフィシャルサイト

○なんでも梅学|紀州梅干の月向農園

○吉野梅郷【ウメ図鑑】大きい写真で見やすい梅図鑑

○梅干し・梅の情報なら梅干し大辞典

○梅(梅干し)の効能 | 紀州梅効能研究会

○たのしい万葉集: 梅(うめ)を詠んだ歌

○家紋辞典と家紋データ「梅 うめ」|家紋の湊


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