未知を歩き、心を満たしてゆく
上高地


Heart fulfilled with making unexpected and fortunate discoveries


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未知を歩き、心を満たしてゆく
上高地



見聞きしたものを通してその内面を探り、

未知の中を試行錯誤に歩み続けると、

思索がゆっくりと確かなものとなってゆき、心が満たされます。



Heart fullfilled with making unexpected and fortunate discoveries.



○深く、恐ろしく真実を語るものであれ、オーギュスト・ロダン

○画家ゴヤが見つめてきた人間の光と影

○様々な美に触れて


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初夏の上高地(shot on RED ONE)

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アルペンホルンが響く
河童橋



長野県松本市に位置する山岳景勝地、上高地。

どこにいても風景の中心にある穂高連峰は、心を潤します。



穂高連峰の最高峰は、標高3190m、日本第三位の奥穂高岳だそう。



そんな上高地のシンボル的な存在、河童橋。

橋から望む穂高連峰や緑に囲まれた風景は、見る者の心を捉えます。



毎年4月下旬に行われるという上高地開山祭では、

河童橋の袂でアルペンホルンの音色が響き渡るそうです。



○日本最高峰、日本人の心を映す優美な富士

○日本第二位の高峰・北岳を擁する南アルプス

○平家の隠れ家 祖谷のかずら橋


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山々に響くアルペンホルン Grodner Alphornblaser 2009

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焼岳と大正池が織りなす
神秘的な景色



長野県と岐阜県にまたがるという焼岳(やけだけ)。

標高2455メートルの山は、北アルプスで唯一の活火山だそうです。



その焼岳の前に広がる大正池は、

大正4年(1915年)に焼岳の噴出で梓川がせき止められできたそう。



誕生してから約100年。

流れゆく時間の中、ゆったりとボートが佇んでいました。



○贅沢な空間・大切な時間 西丹沢・檜洞丸トレッキング

○移り行く景色に時間を忘れる霊峰大山

○茅葺き屋根の里 白川郷


河童橋からみた
焼岳
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北アルプス槍ヶ岳に源を発するという清流
梓川

あずさ川の清流


北アルプス(飛騨山脈)槍ヶ岳に源を発するという梓川(あずさがわ)。

澄んだ流れには、マスや岩魚が生息するそうです。



○大自然の中、ゆったりと流れる釧路川

○最後の清流 四万十川


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心を通して山岳風景を留める
スケッチ・ポイント



美しい山岳風景が広がる上高地では、多くのスケッチをしている方に出会います。

少し覗いてみると、皆さん、あまりの立派な絵に驚きます。



○みなもに浮かぶ神秘な美しさ 睡蓮

○幸福の画家 ルノワール


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冬になると南方へ越冬するという
マガモ



カモ科に分類されるというマガモ(真鴨)。

大正池にいるマガモはとても人懐っこいそう。



マガモは、冬になると南方に渡り越冬するそうですが、

上高地のマガモは年間を通してこの地で過ごすそうです。



また、上高地一帯では、約70種類の鳥類が知られているそう。



春から初夏にかけて鳴き声をよく聞くのは、

アカハラ、アオジ、ウグイス、キビタキ、メボンムシクイ、

ルリビタキ、コマドリ、コガラ、ヒガラなどだそうです。



○春の訪れ ツバメの姿


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木々を写す湖面



澄み渡るコバルトブルーの湖面に映しだされる木々。

揺らぎのない鏡は神秘的です。


その鏡の上をマガモが通り過ぎると一筋の糸が引かれるようです。



○太古からの生命が息づく金作原原生林


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小さな幸せ
スミレ

ミヤマキスミレ


小さな可憐な花を咲かせるスミレ。

花言葉は「小さな幸せ」だそう。



上高地ではたくさんの「小さな幸せ」が咲いています。



○小さな想いを秘めるスミレ


ミヤマキスミレ オオタチツボスミレ
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森の遊歩道 自然研究路



自然研究路は、

大正池と田代池を結び上高地を代表する遊歩道だそう。



ガイドマップによると大正池から田代池までは1.1q・20分だそうですが、

興味の赴くままに歩いていたら1時間程の時間が過ぎていました。



○ハイマツ・アカエゾマツの老樹に囲まれた湿原 神仙沼


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命を延ばす
シロバナエンレイソウ



ユリ科の多年草、シロバナエンレイソウ(白花延齢草)。

別名、ミヤマエンレイソウ(深山延齢草)とも呼ばれるそうです。



延齢草は、薬草として用いられているそうです。



○生と死のはざ間にある「時」を歩む

○今を生きる


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静寂な風景が広がる
田代池



木々が茂る森を抜けると、視野が広がる湿原が現われます。

澄んだ水をたたえる美しい池には、静寂が漂います。



○静寂につつまれた寺 瑞泉寺


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高山植物に触れる
林間コース



田代池から田代橋の間にある林間コース。

コース沿いにはイチリンソウやフッキソウなど、高山植物に出会います。



○風が吹き抜ける森と湖 大沼

○古都鎌倉の自然を楽しむ六国見山ハイキングコース


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春山を代表する花
イチリンソウ



春山を代表する花、イチリンソウ(一輪草)は、

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。



イチリンソウは、一本の茎から一輪の花が咲きますが、

ニリンソウは一本の茎から二輪の花が、

サンリンソウは一本の茎から三輪の花が咲くそうです。



○新たな息吹に包まれる桜舞う頃


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美しく富むことを願う
フッキソウ



ツゲ科の常緑小低木というフッキソウ(富貴草)。



「貴(あて)」文字は、「貴族」や「高貴」、「貴方」など様々な場面で活用され、

「上品で美しいさま」や「 身分が高いさま」という意味があるそうです。



上品な美しさが富むよう願います。



○内面の美が備わった花 芍薬

○飾らない美しさ 透かし百合


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木漏れ日



うっそうとした背丈の高い木々に囲まれると、

日が遮られ薄暗く感じさせます。



そんな中を歩くと所々で、

木々の間を通して眩しい木漏れ日が顔にあたります。



木漏れ日の光を追いかけて地面に目を向けると、小さな草に辿り着きます。

この光を浴びて小さな植物も生きることができるのかもしれませんね。



○水中ケーブに差し込む光


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美しい自然に包まれた確かなおもてなし
上高地帝国ホテル



世界の賓客を迎える迎賓館として、

国の威信をかけて創設されたという帝国ホテル。



上高地帝国ホテルは1933(昭和8)年、

日本初の本格的な山岳リゾートホテルとして誕生したそうです。



○世界の賓客を迎える迎賓館 帝国ホテル


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いい旅・夢気分 宿紹介 「上高地帝国ホテル」

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白樺の森



カバノキ科の落葉樹、シラカバ(白樺)は、

樹皮が白いことから名づけられたそうです。



温帯から亜寒帯地方に多く見られるという白樺は、

長野県の木に指定されているそうです。



○白樺の森の中の遊歩道

○美瑛パッチワークの丘


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梓川を見下ろす
六百山



梓川を挟んで穂高連峰の反対側にそびえる山、

六百山(ろっぴゃくさん)は、標高2,470mの山だそうです。



○いちばん美しい夏に出会う 自然と文化の宝庫 信州

○駆け足で通り過ぎる信州の秋


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一休み



ひとしきり歩いたので、

穂高連峰がよく見える梓川のほとりで一休み。



自然から教えてもらったこと、神話から教えてもらったこと、

絵画から教えてもらったこと、歴史から教えてもらったこと、

学問から教えてもらったこと、そして身近な人から学んだこと。



コーヒーを飲みながら、なんとなく想いを巡らせ、

それを身近にあてはめてみれば、

揺るぎないものが沸き、力がみなぎってきます。



○混沌とした中に躍動感があふれるベトナム

○旅人が歩いたかけらを拾いに、木曽路 馬籠宿・妻籠宿


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日本アルプスの総鎮守
明神池



河童橋から1時間あまり歩くと現われる明神池(みょうじんいけ)。

穂高神社奥宮が鎮座する神域だそう。



安曇野市穂高に本宮を置く穂高神社は、

明神池の奥宮、奥穂高岳の頂上に峰宮があり、

日本アルプスの総鎮守として崇められてきたそうです。



○富士を崇める浅間神社

○座敷童子に誘われて、自然を崇めた遠野の四季

○神々の棲む森 やんばる

○日本人の神々を祀る伊勢神宮


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上高地の魅力を世界に伝えたという
ウォルター・ウェストン

ウォルター・ウェストンの碑


イギリス人宣教師だったというウォルター・ウェストン。

上高地のある北アルプスや日本の山々、日本の風習を

世界に紹介した登山家でもあったそう。



その栄誉を讃え、梓川のほとりには、

ウォルター・ウェストンの碑が掲げられています。


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アザレア



ツツジ科のアザレアは、西洋ツツジとも呼ばれているそう。

明るいオレンジ色は暖かみを感じさせてくれます。



○色鮮やかな花を咲かせるつつじ・しゃくなげの小路

○音楽のまち かわさきの花、アザレア


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マイカー規制が行われている
上高地

上高地バスターミナル


上高地では、年間を通してマイカー規制が行われているそうです。

その為、マイカーで訪れるには途中の沢渡地区などに駐車し、

そこからはバスまたはタクシーで訪れることになります。



また、シーズンによっては、観光バスも規制されるそうです。


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上高地 電車でのアクセス
松本電気鉄道



松本駅から終点の新島々駅まで約30程でつなぐ松本電気鉄道。


以前は、島々駅が終点だったそうですが、

台風による土砂災害で新島々-島々間が不通となり、

この区間は廃線となったそうです。



新島々駅から上高地まではバスで一時間ほどです。



○台風の被害を受け廃線となった高千穂線

○六文銭の里を走った屋代線


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今にも土砂崩れが起きそうな
山肌



切り立った山々がそびえる上高地では、

大雨や台風による土砂崩れが発生するそうです。



写真は、今にも崩れ落ちそうな山肌。



○表丹沢三ノ塔 自然再生の現場を訪ねて


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南アルプス 鳳凰山



山梨県の南アルプス(赤石山脈)東部にある鳳凰山(ほうおうざん)。

地蔵岳、観音岳、薬師岳の三山で構成されるそうです。



○豊穣の秋、ぶどうとワインの里 勝沼のぶどう祭り


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ヤグルマギク



キク科の花、グルマギク(矢車菊)は、

ヨーロッパが原産の花だそうです。



属名の「Centaurea(ケンタウレア)」は、

ギリシャ神話に出てくる半人半馬のケンタウルスが

足の傷をこの草でなおしたという伝説が由来だそうです。


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参  考  情  報


○上高地公式ウェブサイト

○上高地ビジターセンター

○上高地ライブカメラ|上高地五千尺ホテル・五千尺ロッヂ

○上高地の観光情報(バス・交通・地図・宿泊・写真)・上高地ガイド

○穂高岳(穂高連峰)|日本アルプス登山ルートガイド

○さわやか信州旅.net

○信州山小屋ネット 信濃毎日新聞社

○信州とっておき情報

○上高地帝国ホテル

○松本電気鉄道

○中部山岳国立公園 || 環境省

○国指定文化財等データベース|文化庁

○公益社団法人日本山岳会

○JMA 社団法人 日本山岳協会

○野鳥図鑑(山野の鳥) | BIRD FAN 日本野鳥の会

○Yachoo! オンライン野鳥図鑑

○穂高神社

○長野県公式ホームページ - Web site 信州 -

○Mariのいろえんぴつ 〜色と素材のサイト〜

○フリー百科事典Wikipedia

○上高地マップ

○日本アルプスの登山と探検 ウォルター・ウェストン 青木枝朗訳 岩波文庫

○長野県観光マップ 未知を歩こう。信州 長野県観光部観光振興課

○信州 入笠山 360°のパノラマ

○信州富士見町観光情報誌 Poan 春夏号2012 vol.27

○日本の美を求めて 東山魁夷 講談社学術文庫

○高いところが好き 田部井淳子 小学館文庫

○イニュニック[生命] 星野道夫 新潮文庫

○木のいのち木のこころ 西岡常一他 新潮文庫

○終わりなき夜 ミュージカル「ライオンキング」

○お前の中に生きている ミュージカル「ライオンキング」

○自由を求めて ミュージカル「ウィキッド」

○ジェリクルキャッツ ミュージカル「cats」

○その幸運は偶然ではないんです! J.D.クランボルツ・A.S.レヴィン
 花田光世・大木紀子・宮地夕紀子 訳 ダイアモンド社

○未来への羅針盤 〜 Apoptosis と Serendipity 〜
 日本レジャー・レクリエーション学会会長 鈴木秀雄(関東学院大学教授)

○何でも見てやろう 小田実 講談社文庫

○あきらめず、がんばれ -失敗気にせず逃げないで-
  生物化学者 下村脩 私の履歴書 日本経済新聞社 2010年7月

○社会心理学の基礎と応用 放送大学印刷教材

○新版 社会心理学研究入門 安藤清志・村田光二・沼崎誠 東京大学出版会

○幸せはいつもちょっと先にある-期待と幻想の心理学
 ギルバート.D 熊谷淳子訳 早川書房

○第1感-最初の2秒のなんとなくが正しい
 グラッドウェル.M 沢田博・阿部尚美訳 光文社

○オープニングアップ-秘密の告白と心身の健康
 ペネベーカー,J.W. 余語真夫訳 北大路書房


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