丹沢の自然をもっと身近に

表丹沢三ノ塔 自然再生の現場を訪ねて


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相模湾を見渡せる
三ノ塔

三ノ塔(1205m)


丹沢山地は県土面積の約1/6を占め、

主峰の蛭ヶ岳(標高1672m)をはじめ、標高1500m以上の山は9座を数えるそうです。



都心からわずか50kmという距離にかかわらず、

ブナやモミの自然林、ニホンジカやツキノワグマなどの大型野生動物、

サガミジョウロウホトトギスなどの固有植物があるなど

豊かで貴重な自然が残っているそうです。



三ノ塔は丹沢表屋根に位置する標高1205mの山。


三浦半島から真鶴半島、伊豆半島まで相模湾を見渡せ、

絶好の眺望を楽しむことができます。



○三ノ塔から見た丹沢山地と富士

○贅沢な空間・大切な時間 西丹沢・檜洞丸トレッキング

○移り行く景色に時間を忘れる霊峰大山



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富士や南アルプスまで望む
塔ノ岳

三ノ塔から見た塔ノ岳(1491m)


晴れた日は富士や南アルプスまで望むことができる塔ノ岳。



塔ノ岳は、尊仏山ともいわれ地元の人に親しまれてきたそうですが、

山名の由来となっといわれる巨石「尊仏岩」は、

関東大震災により崩れ落ちてしまったそう。



○丹沢 塔ノ岳 パノラマ展望図 東部編 /景図工房

○様々な場所からみた富士

○ダイヤモンドヘッド・トレッキング


鳥尾山
(からすおやま)
塔ノ岳
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三ノ塔・塔ノ岳の入口
ヤビツ峠



丹沢表屋根縦走コースの拠点、ヤビツ峠。


旧峠道を改修する際に矢を収める矢櫃(やびつ)が見つかったので、

この名がついたと言われています。



その矢櫃は戦国時代に

武田軍と北条軍が戦を交えたときものだと伝えられています。



○戦国時代の大名、北条家の居城であった小田原城


ヤビツ峠前にある
売店
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サイクリングでも知られている
ヤビツ峠

ヤビツ峠にて


ヤビツ峠は丹沢登山だけでなく、自転車乗りにも有名な峠です。



国道246号線から標高761mのヤビツ峠までは、

急なワインディングロードが続き、サイクリングの練習にはうってつけで、

いつ行っても自転車乗りに会うほどです。



実は私もヤビツ峠をサイクリングしました。

結構しんどい...



下りはスピードが出る急な坂のうえに見通しのきかないカーブが続くため、

自転車と自動車の事故が多いそう。



自転車乗りの皆様、スピードの出すぎに注意して、

安全で楽しいサイクリングをお楽しみ下さい。



○自転車に乗って伝統とモダンが交差する東京へ

○自転車に乗ってローマの街並みへ


ヤビツ峠で休憩する
cycler
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登山道の入口にある
富士見山荘



ヤビツ峠から舗装された道路を歩くと辿りつく富士見山荘。

ここから登山道に入っていきます。



直ぐ側には、

修行僧が身を清めたといわれる護摩屋敷の水があり、

たくさんの方が水を汲みにきています。



○修行僧が身を清めたといわれる護摩屋敷の水


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バイオトイレ



登山道の入口にあるトイレ。



一見普通の公衆トイレに見えますが、

バクテリアを利用した環境配慮型のトイレだそうです。




○管理されていない場所での自然のトイレ


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水源の森林



私たちの豊かな生活を守るために、森林は大切な働きをしているそうです。



森林は、雨水を蓄え、きれいにしながら少しずつ時間をかけて流すので、

洪水を防ぎ、川は枯渇しにくくしているそうです。



水源地域の森林が元気で活力あることは、

私たちが毎日使う水を安定的に確保するためにも大切なのだそうです。



○かながわの水がめ、東丹沢にある宮ヶ瀬湖

○かながわの水がめ、西丹沢にある丹沢湖


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台風の影響で倒木した
人工林



杉・檜は、

家の柱や土台などの建築用木材として利用されてきたことから、

林業活動が活発に行われ、これを通じて神奈川の森林は大切に守られてたそうです。



しかし、近年は外国産木材の輸入の増加や、

家屋も木材中心から新建材等に変わってきたことから、

林業活動が徐々に難しくなり、それに伴い手入れの届かない森林が増えているそうです。



手入れの届かない森林は、

木と木の間が混み合いすぎて、地表に太陽の光が届かず真っ暗なため、

木々の下に草木が生えず、あるが振ると表土が流されてしまうそう。



このまま放置すると、森林はますます荒廃し、

水を蓄えるなど森林のもつ様々な働きが損なわれる心配があるそうです。



○台風の影響で大被害となった葉山港


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荒れた森林を元気にする
枝打ち



荒れた森林を元気にするために、

枝打ち、間伐などの作業を行い、地表に光を入れて草木を生やし、

水源地域の森林を健全な状態に戻す取組みがされているそうです。



枝打ちは本来、建築材料として節のない木材をつくるために行われることが

多いのだそうですが、丹沢では日の当たらない下のほうの枝を切り落とし、

地表に光を入れるために行われているそうです。



○丹沢で最も大きな樹木 箒杉


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雨水を登山道の外に流す
水切り



林道にある階段のようにも見えますが、

これは「水切り」と呼ばれるそうです。



流れてきた雨水を登山道の外に流すことで、

道が水流により深く掘られるのを防ぐために設置されているそうです。



○踏圧から植物を守る木道


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土壌を安定させるために
植えた木を守るネット



緑化により土壌を安定させるために植えられた若い木。

ニホンジカに食べられ枯れてしまわないようネットで保護しているそうです。



ただし、若木が育ちネットからはみ出ると、

シカに食べられちゃうのだそう...



○ヤビツ峠で出会った子鹿


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神奈川の屋根
丹沢から見た神奈川



二ノ塔付近からみた相模湾。



目の前には相模湾が広がり、

左側に江ノ島・三浦半島方面、右側が小田原・伊豆半島方面です。

写真では解りにくいですが、江ノ島がよく見えました。



正面の平地は丁度、平塚近辺になります。



○三浦半島の海と自然に触れて

○ベルマーレの本拠地、平塚競技場からみた神奈川の屋根 丹沢山地

○東伊豆の玄関口、古くから温泉地として親しまれてきた熱海


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丹沢山塊の霊峰
大山



丹沢山塊の中でも登山者の多い霊峰大山。



ケーブルカーも整備されおり、

数回の登山者数調査結果の最高値は3061人/日だったそうです。



※神奈川県自然保護センターの情報より



○移り行く景色に時間を忘れる霊峰大山

○日本人の神々を祀る伊勢神宮

○年間250万人以上が訪れるという高尾山


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二ノ塔

二ノ塔から見た三ノ塔


ヤビツ峠から約3kmほどの場所にある二ノ塔。

ここまで急坂が続くので、一休みするには最適です。



○眼下に広がる2000m級のパノラマ 谷川岳

○太古からの生命が息づく金作原原生林

○神々の棲む森 やんばる

○神仙沼ネイチャーハイキング


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自然再生の現場を訪ねて



今回特別に普段は入ることができない

自然再生の現場を見学させて戴きました。



写真は徐々に再生されてきている斜面。

以前は地滑りで土が露出していたそうです。



再生活動は、たくさんの方の努力と協力の上に成り立っているそうです。



※丹沢自然保護協会の会長よりご説明を戴きました



○丹沢自然保護協会


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日本の秋の野山を彩る
アザミ



日本の秋の野山を彩るアザミ。

古くから私たち日本人に親しまれてきた植物だそうです。



日本列島には、100種を超えるアザミが生育しているそう。



○夏から秋へ季節の移ろいに触れて

○富士を望む高原に咲く百日草


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丹沢の自然を生かした
秦野戸川公園

「風の吊り橋」と川遊び場・バーベキュー場


丹沢の山々から流れる水無川の自然を活かした

都市公園である秦野戸川公園。



三ノ塔などの丹沢登山口ともなっているこの地域は、

毎年多くの登山客やキャンパーが訪れにぎわっています。



秦野戸川公園では、美しい丹沢の山並を背景に、

川遊びやバーベキュー、野遊び、農作業体験などを楽しむことができます。



○昔ながらの雑木林や田園風景が残る谷戸 横浜・舞岡公園

○飛行機の離発着を望む京浜島つばさ公園

○日本で初めての公園 上野恩賜公園


風の吊り橋

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子供も一緒に楽しめる
水無川の川遊び場



塔ノ岳を源流にするといわれる水無川。

子供たちと一緒に楽しむことができます。



川の由来は、身なりで人を判断することを怒った弘法大師が、

住民たちの生活用水である川の水を涸らしてしまったことから名づけられたそう。



○鮎や鮭が遡上してくる自然豊かな那珂川

○最後の清流 高知・四万十川



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バーベキューサイト



水無川沿いにあるバーベキューサイト。


屋根付の独立した建屋が7炉、長屋形式の4炉と各10名程度利用でき、

2ヶ月前からの予約で土日祭がすぐ埋まってしまうほどの人気スポットだそう。



○明治時代の別荘地、横浜・野島公園で開催したバーベキュー

○丹沢湖畔キャンプ



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たくさんの感動を伝え人と自然を結ぶ
秦野ビジターセンター



丹沢の表玄関・大倉にある秦野ビジターセンター。



登山をより楽しく、自然の大切さを伝えるために、

企画展や自然教室、自然情報の収集案内を行ってくれます。



○神奈川県立秦野ビジターセンター


丹沢の立体
模型地図

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丹沢の大自然で楽しむ
乗馬



丹沢の麓、秦野市にある乗馬クラブ。



乗馬の基礎から教えてくれます。

馬に乗りながら、丹沢の大自然を感じるのも良いですね。



○風が吹き抜ける森と湖 大沼の大自然で楽しむ乗馬

○日本初の洋式競馬場が残る根岸森林公園のポニーセンター



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先人たちの想いを受け継ぐ
秦野たばこ祭り



たばこの耕作が盛んであった神奈川県秦野市。



300年を超える歴史の中で、先人たちは知恵を集結し、

幾多の困難を乗り越えながら、技術革新に取り組んできたそうです。



たばこ祭りの起源となっているたばこ耕作は、

昭和59年に終焉を迎えたそうですが、

先人たちの「ものづくりへの情熱」、「進取の気質」は、

今なお、たばこ祭りとともに受け継がれているそうです。



○湘南に夏の訪れを告げる七夕まつり

○鎌倉祭りで行われる流鏑馬

○渋谷、秋の風物詩 金王八幡宮例大祭


大道芸 屋台 駅前通り商店街

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大規模・総合型の新しい職業技術校
かなテクカレッジ西部

 神奈川県立西部総合職業技術校 (神奈川県秦野市)


工業技術・建築技術・社会サービスの各分野の訓練を1校で実施する、

大規模・総合型の新しい職業技術校というかなテクカレッジ東部。



2013年に開校したそうです。



同校で開催された人材育成フォーラムに参加する機会を頂き、

行ってきましたが、とても立派な施設に感動しました。



日本の中でも最先端の職業訓練校だそうです。



○日本の中でも最大級の規模というかなテクカレッジ東部


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表丹沢登山の玄関口
小田急線秦野駅

小田急小田原線 秦野駅前


新宿と小田原をつなぐ小田急小田原線の駅、秦野駅。


秦野市は厚木市や平塚市、中井町などと隣接しており、

秦野から海に向かって走ると、

大磯町と小田原市に挟まれた二宮町に続きます。



○小田原線の始発、新宿の高層ビル群

○小田原線と江ノ島線が分岐する相模大野

○小田原線の終着駅、城下町・宿場町として栄えた小田原


秦野駅 秦野市外から見た
丹沢
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ドラえもん電車



人気を呼んでいる「ドラえもん」など、

藤子・F・不二雄さん作品のキャラクターを描いた電車「F―Train」。



しかし、デザインが東京都の屋外広告物条例に抵触しているとの理由から

2011年9月一杯で姿を消すことになったそうです。



○この夏は蒸気機関車で群馬を満喫、SLみなかみ

○くしろ湿原を走る汽車 ノロッコ号



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参  考  情  報


○丹沢登山〜自然再生の現場を訪ねて〜
  ○主催 神奈川県立秦野ビジターセンター
  ○協力 神奈川県自然再生企画課・自然保護課、丹沢自然保護協会

○神奈川県立秦野ビジターセンター

○神奈川県自然環境保全センター

○丹沢自然保護協会

○民営国民宿舎 丹沢ホーム

○e-Tanzawa [丹沢大山自然環境情報ステーション]

○丹沢大山国定公園、県立丹沢大山自然公園

○県立秦野戸川公園

○丹沢山塊・塔ノ岳山頂 尊仏山荘

○日本のアザミ 国立科学博物館

○乗馬クラブクレイン|全国30ヶ所の乗馬クラブ

○塔ノ岳 −関東、車で日帰り登山&立ち寄り湯−

○山どんの資料室

○山行計画/記録 by tosaka@tosaka.org

○鶴見辰吾ブログ:自転車劇場|ヤビツ峠の記録

○久々のヤビツ峠: 自転車生活入門

○西部総合職業技術校(かなテクカレッジ西部) - 神奈川県ホームページ

○丹沢登山 自然再生の現場を訪ねて 神奈川県立秦野ビジターセンター

○山遊びの基礎知識 神奈川県立秦野ビジターセンター

○丹沢だより 2011年7月 No487 特定非営利活動法人丹沢自然保護協会

○かながわ水源の森林づくり 神奈川県自然環境保全センター

○まなぼう、神奈川の自然 神奈川県自然環境保全センター

○丹沢大山自然再生計画 神奈川県環境農政部緑政課

○自然再生シポジウム 〜見えてきた丹沢再生〜

○ここからはじまる小さな物語 丹沢大山観光キャンペーン推進協議会

○人も自然もいきいきとした丹沢大山をめざして 丹沢大山自然再生委員会

○第64回秦野たばこ祭りプログラム 秦野たばこ祭実行委員会

○HADANO Guide&Map

○秦野おみやげマップ 秦野市観光協会

○かながわの未来を担う産業人材育成フォーラム 2013年7月
 中小企業の人材育成・能力開発の現状と今後

 ・主催 神奈川県産業技術短期大学校人材育成支援センター
 ・後援 かながわ人材育成支援ネットワーク
 ・場所 神奈川県立西部総合職業
 【基調講演】
  『中小企業の人材育成の現状と支援策』
  〜ものづくり基盤技術の振興と職業能力開発の実態と施策〜
  厚生労働省職業能力開発局能力開発課長 志村幸久氏
 【事例報告】
  ・「モノづくり文化と人材育成」
   昭和精工株式会社 代表取締役社長 木田成人氏
  ・「提案力・設計力。
   考える頭脳をもった研究開発型町工場」
   株式会社由紀精密 最高情報責任者(CIO) 笠原真樹氏
  ・「能力・人間性・技術を総合的に捉えた“人財”の集団」
   アイフォーコム株式会社 代表取締役社長 加川広志氏


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