心打たれるものに出会い命を尽くす

「生きる力」を奏でるクラシック


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交響曲4つの楽章を確立したという
ハイドン

Franz Joseph Haydn


18世紀ヨーロッパで活躍したフランツ・ヨゼフ・ハイドン。

交響曲では4つの楽章を確立し「交響曲の父」と呼ばれているそうです。



また、弦楽四重奏曲第77番の第2楽章、

皇帝讃歌「神よ、皇帝フランツを守り給え」の旋律は、

ドイツの国歌として用いられているそうです。



○今を生きる

○未知を歩き、心を満たしてゆく上高地

○深く、恐ろしく真実を語るものであれ|近代彫刻の父 オーギュスト・ロダン

○様々な「美」に触れて


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Haydn - String Quartet in C Major Op. 76, No. 3 "Emperor": II
弦楽四重奏曲第77番ハ長調「皇帝」

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交響曲 育ての親
モーツァルト

W. A. Mozart


小さい頃から天才少年として活躍したというモーツァルト。



当時、ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂でしか歌うことが許されなかった

という「ミゼレーレ」を聴き、記憶をもとに譜面に落としたといわれます。



ちなみに29歳の時に53歳のハイドンと出会っているそう。



35歳と若くして亡くなったモーツァルトは、生涯600以上の名作を残したそうです。



○システィーナ礼拝堂でのみ歌うことが許されたミゼレーレ

○生と死のはざ間にある「時」を歩む


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W. A. Mozart - Symphony No. 41 "Jupiter" in C major (Harnoncourt)
交響曲第41番ハ長調 K.551「ジュピター」

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交響曲の形を完成させたという
べートヴェン



ドイツのボンで生まれ、ナポレオン時代のウィーンで活躍したベートヴェン。



山あり谷あり何度も負け続けた過酷な運命を跳ね除け、

最後は勝利を勝ち取るような感じがある交響曲第5番ハ短調「運命」。



べートヴェン自身が「こんなふうに運命が扉を開くのだ」といったことから

「運命」と名づけられたそう。



ちなみに、ベートヴェンは17歳の時、31歳のモーツァルトに会っており、

28歳の時に60歳だったハイドンに弟子入りしたそうです。



○世が冷たく引き裂いたものを再び結び、全てが同胞となる|第九

○ナポレオンに捧げようとした交響曲「英雄」

○彼は死に勝ち甦る、神への感謝・賛美 オラトリオ「メサイア」

○おお運命の女神よ カルミナ・ブラーナ


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Beethoven Symphony no.5
交響曲第5番ハ短調「運命」

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恋する交響曲
歌曲の王といわれるシューベルト



ハイドン、モーツァルト、ベートヴェンを経て完成されてきたというクラシックは、

古典派と呼ばれているそう。



ベートヴェンより27歳年下というフランツ・ペーター・シューベルト。

歌曲の王と呼ばれ、恋や挫折、希望などの詩にメロディをつけた曲を作り、

ロマン派の幕開けに活躍したそうです。



交響曲第8(7)番ロ短調「未完成」は、名の通り完成していない交響曲だそう。


自分の能力を伝えるため4楽章のうちの2楽章を書き、

人に楽譜を渡したところそのまま忘れ去られてしまい、

シューベルト死後40年後に発見されたそうです。



○叙述詩「湖上の美人」に曲をつけたシューベルトのアヴェ・マリア

○繊細優美なロココの時代

○幸福の画家 ルノワール


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Schubert Symphony No 8(7) B minor 'Unfinished'
シューベルト:交響曲第8(7)番ロ短調「未完成」

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ロマン派の作曲家
ベルリオーズ



シューベルトが生まれて6年後、フランスで生まれたエクトル・ベルリオーズ。

楽器編成のはなはだしい拡張や、色彩的な管弦楽法によって

ロマン派音楽の動向を先取したそうです。



恋人への想いから孤独、恋人を殺し死刑台に引かれてゆく悪夢、

そして魔女や悪魔の饗宴を表現しているという「幻想交響曲」。



ハムレットのオフィーリアを演じていた女優ハリエット・スミッソンに

一目惚れしたことが書くきっかけになったそう。



○実をつけて燃え、生を喜ぶ季節

○キスによって覚醒する瞬間 ピュグマリオンとガラテア

○画家ゴヤが見つめてきた人間の光と影


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Berlioz :Symphonie fantastique
ベルリオーズ「幻想交響曲」

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他国を理解するとともに祖国を愛した
ドヴォルザーク



チェコ出身の作曲家アントニン・レオポルト・ドヴォルザーク。



晩年にアメリカに渡り、ネイティブ・アメリカン音楽の影響を受けたとともに、

祖国ボヘミア(チェコ近辺の昔の呼び名)への想いを込めて書かれたのが

交響曲9番「新世界より」だそう。



「新世界」は、当時独立して100年ほどのアメリカを指しているそうです。



○新たな絆から夢が膨らむグローバル人材

○魔力を秘め、夢と現実が交錯するニューヨーク

○命から生まれた嘆き・希望・美しさ 世界の民族音楽

○日本の姿勢を伝える大相撲


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Dvorak: Symphony No. 9 "From The New World"
ドヴォルザーク:交響曲9番 新世界より

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祖国への熱い想い
シベリウス

Jean Sibelius


フィンランドを代表する作曲家、シベリウス。



交響曲第2番をはじめ、1917年のフィンランド独立に際して

人々の愛国心を鼓舞したという交響詩「フィンランディア」。



フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」に基づいた

「トゥオネラの白鳥」や「タピオラ」などの多くの交響詩など、数多くの傑作を残したそうです。



○座敷童子に誘われて 遠野の四季

○太古からの生命が息づく奄美大島

○神々の棲む森 やんばる


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Jean Sibelius-Symphony no. 2 in D Major op. 43
シベリウス 交響曲第2番ニ長調

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ロシア革命・恐怖政治・世界大戦
激動の時代に活躍したというショスタコーヴィチ



サンプトペテルブルク生まれのソヴィエトを代表する作曲家、

ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ。



ロシア革命を体験し、ナチス・ドイツとの壮絶な独ソ戦や、

独裁者スターリンの恐怖政治、社会主義ソヴィエの芸術政策に翻弄された

20世紀の歴史の真っ只中で15曲の交響曲を残したそうです。



○日露戦争にて連合艦隊旗艦を務めた「三笠」

○太平洋戦争のはじまり 真珠湾攻撃

○人々の幸せを願う広島


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Shostakovich Symphony No.5 - Op. 47

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参  考  情  報


○吉松隆ホームページ

○新学習指導要領・生きる力:文部科学省

○学習まんが人物館|小学館

○無限∞空間

○日本モーツァルト協会

○日本シベリウス協会

○フリー百科辞典「Wikipedia」

○夢みるクラシック 交響曲入門 吉松隆 ちくまプリマー新書

○クラシック音楽は「ミステリー」である 吉松隆 講談社プラスアルファ新書

○ベートーヴェンの生涯 ロマン・ロラン 片山敏彦(訳) 岩波文庫

○カレワラ物語―フィンランドの神々 小泉保(訳) 岩波少年文庫


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