いにしえから
今を生きる私たちへの伝言

千三百年の時空を超える「奈良」


| 早蕨 | 万葉集 | お水取り | 古からの伝言 | 平城京 | 大仏殿 | 興福寺 | 鴟尾 |
| 阿修羅像 | 懺悔 | 金剛力士 | 不空羂索観音 | 依水園 | ワスレナグサ | 松明 |
| ミツマタ | 大仏 | 柱くぐり | 新公会堂 | 北円堂 | 中金堂 | 春日大社 |
| かけがえのない存在 | 奈良公園 | 正倉院 | 佐紀盾列古墳群 | 世界遺産 | 奈良国立博物館 |
| 旧奈良県物産陳列所 | 地下回廊 | 県庁屋上広場 | 県庁食堂 | 知事公舎 |
| 県立美術館 | 商工会議所 | 地方裁判所 | 東向商店街 |近鉄 | 参考情報 |

HOME


さわらびの萌え出づる春に
なりにけるかも

芽を出したばかりのワラビ : 早蕨(さわらび)


「石走(いわばし)る 垂水(たるみ)の上の 

さわらびの 萌え出づる春に なりにけるかも」



岩を叩き、しぶきを散らす滝、

そのほとりのワラビ(蕨)が芽を出し始める春になったのだなあ。



※志貴皇子(しきのみこ) 万葉集 一四一八



○ため息を春風に変えて|自然からの贈り物 春の花言葉

○相模湾を見渡す高台に咲く菜花


トップに戻る



古代の息吹を伝える
万葉集

万葉集に詠まれる植物の中で二番目に多いという梅(内裏)


永遠を意味する「万代:よろずよ」や、

たくさんの言葉を意味する「万(よろず)の言(こと)の葉」とも言われる万葉集。



万葉集は天皇から役人、農民や芸人まで、

あらゆる階層の男女が詠んだ4,516首もの歌が集められた、

世界でも例のない歌集といわれます。



歌が詠まれたのは、主に7世紀から8世紀にかけて、

聖徳太子にはじまる中国をモデルとした国づくりが本格化し、

古代国家が建設されていく時代にあたるそう。



平城京が造られ、奈良の大仏が造立されたのもこの時代。

まさに日本の黎明期に生まれた文学なのだそうです。



しかし、万葉集がいつ誰によって編まれたのかは定かではなく

オリジナルの原本も存在せず、平安時代につくられた

桂本万葉集(宮内庁所蔵)が現存する最古の写本だそう。



○日本人に古くから愛されてきた梅

○自然や酒、愛の歓喜を赤裸々に歌った世俗歌謡詩集 カルミナ・ブラーナ


トップに戻る


万葉集

トップに戻る



古都に春を呼ぶ
松明

修二会 東大寺 二月堂


東大寺の二月堂で毎年行われている行事、修二会(しゅにえ)。



行中の3月12日深夜(13日の午前1時半頃)には、

大きな松明(たいまつ)に火を灯す「お水取り」と呼ばれる

行事が行われるそうです。



○日本の伝統演劇|舞台芸術の根源的な魅力


トップに戻る


古都に春呼ぶたいまつ 東大寺で「お水取り」

トップに戻る



いにしへから
今を生きる私たちへの伝言

平城京跡 第一次大極殿


古(いにしえ)の都だったという奈良。



7,000人ともいわれる人々が務めていたという平城京、

シルクロードの終着地ともいわれ、多くの海外工芸品も伝わる正倉院、

国の安寧と隆昌を祈ったという寺院、

様々な身分の人々が自然や想いを歌ったという万葉集。



1,300年もの時を経た文化財や行事は、

今を生きる私たちに智恵を伝えているようです。



○ローマに続くシルクロードの起点 西安

○SO HAPPY大連|北方の良港と呼ばれる港街


トップに戻る



政治・経済・文化の中心
平城京

平城京跡 第一大極殿から朱雀門を望む


710年、飛鳥に近い藤原京からこの地に都が移され、

784年に藤原京に移るまでの74年間、

政治・経済・文化の中心として栄えたという平城京。



この時代を奈良時代と呼ぶそうです。



平城京の正門だったという朱雀門。

朱雀門から第一次対極殿までは800mほどあるそうです。

第一次大極殿は、即位の儀式などが執り行われる最も

重要な場所だったといいます。


トップに戻る



戦乱に巻き込まれた
大仏殿

東大寺大仏殿 昭和大修理落慶法要 昭和55年10月15日


東大寺建立以来、2回の戦乱に巻き込まれ焼失してしまったという大仏殿。

現在のお堂は江戸時代に建てられたものだそう。



昭和では、40年代後半から複数年をかけて大規模な修理が行われ、

修理完了を祝う落慶法要が行われたそうです。


トップに戻る



度重なる火災に見舞われた
興福寺

左:東金堂(国宝) ・ 右:五重塔(国宝)


興福寺は火災が多かったお寺だそうで、

記録に残っているだけでも100回を超えているそうです。



普通ならば一度の火災で壊滅的な打撃を受けて、

地上から名も形も消えてしまうそうですが、こうして今も尚、伝え続けています。


トップに戻る



火災が起きないよう願った
鴟尾

唐招提寺金堂(国宝)の鴟尾(しび)


寺院や仏殿の屋根の両端に見られる鴟尾(しび)。



後に鯱(シャチホコ)に変化していったという鴟尾は、

海に住み、よく雨を降らすインドの想像上の海獣ともいわれ、

火除けのまじないだったそう。


トップに戻る



善と悪の二面性を備える
阿修羅像

国宝 興福寺


仏法を守護する八部衆の一神といわれる阿修羅。

「生命を与える者」である一方、「天を否する者」とも言われます。



ペルシャなどでは大地にめぐみを与える太陽神として信仰されてきそうですが、

インドでは熱さを招き大地を干上がらせる太陽神として、インドラ(帝釈天)と戦う

悪の戦闘神なのだそうです。



○自分の中にその存在を認める|オペラ「ドン・カルロ」にみる人間観

○スペインを代表する画家ゴヤが見つめる人間の光と影


トップに戻る



日常に犯している過ちを
懺悔する

修二会が行われる東大寺二月堂 国宝


二月堂は、旧暦2月に「お水取り(修二会)」が行われることから

この名がついたといいます。



本尊は大観音、小観音と呼ばれる2体の十一面観音像で、

どちらも何人も見ることを許されない絶対秘仏だそう。



修二会(しゅにえ)の正式名称は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と呼ばれ、

私たちが日常に犯しているさまざまな過ちを、

二月堂の本尊である十一面観世音菩薩の宝前で、懺悔することを意味するそう。



古代では、国家や万民のためになされる宗教行事であり、

鎮護国家、天下泰安、風雨順時、五穀豊穣、万民快楽など、

人々の幸福を願う行事だったといいます。


トップに戻る



大力をもって悪魔から守る
金剛力士

東大寺 南大門


東大寺南大門の左右に立つ金剛力士(仁王様)。

仏教の守護神といわれる金剛力士は、寺院内に仏敵が入り込むことを防ぐそう。



筋骨は隆々とし、二体のうちの一体である阿形像は怒りの表情を顕わにし、

もう一体の吽形像は怒りを内に秘めた表情を表すものが多いといいます。



南大門は日本で最大の山門だそうです。



○人間の闘争本能から生まれた大相撲

○闘争と叡智、畏敬が宿るラクビー


トップに戻る



全ての衆生をのがすことなく救う
不空羂索観音

不空羂索観音 国宝 左右:日光 月光菩薩竜立像 東大寺法華堂


天平時代は、戦乱や天災・疫病が蔓延した時代であり、

国は巨費を投じて寺院や仏像を作り仏教による国家の安寧を図ったといいます。



東大寺建築のなかで最も古いという法華堂は、旧暦3月に

法華会(ほっけえ)が行われるようになり、三月堂とも呼ばれるそう。



本尊として祀られる不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)。

手に持っているのは羂索(けんさく)と呼ばれる狩猟に使う投げ縄で、

全ての衆生を逃すことなく救うといいます。


トップに戻る



今改めて何を思う

名勝 依水園(いすいえん) 後園


「道の辺(へ)の 尾花(おばな)が下の 思い草 今さらさらに 何をか思はむ」



※万葉集 巻十 二二七○ 作者未詳



道のほとりの尾花(ススキ)の下に咲く思い草のように

今改めて、改めて何を思いましょうか。



思い草は、ハマウツボ科のナンバンキセル(南蛮煙管)の事だそう。

ススキやサトウキビ、キボウシなどの植物の下に咲くそうです。




道を求めて

勿忘草(ワスレナグサ)


※パーリー律蔵大品、勝髪経、華厳経入法界品 他より引用



この人間世界は苦しみに満ちている。

生も苦しみであり、老いも病も死もみな苦しみである。

怨みあるものと会わなければならないことも、

愛するものと別れなければならないことも、

また、求めて得られないことも苦しみである。



まことに、執着を離れない人生はすべて苦しみである。

人々の苦しみには原因があり、人々のさとりには道があるように、

すべてのものは縁によって生まれ、縁によって滅びる。



この身は父母を縁として生まれ、食物によって維持され、

また、この心も経験と知識によって育ったものである。



だがら、人は縁によって成り立ち、縁によって変わらなければならない。

網の目が、互いにつながりあって網を作っているように、

すべてのものは、つながりあってできている。



一つの網の目が、それだけで網の目であると考えるならば、

大きな誤りである。



網の目は、ほかの網の目とかかわりあって、一つの網の目といわれる。

網の目は、それぞれ、ほかの網が成り立つために、役立っている。



花は咲く縁が集まって咲き、葉は散る縁が集まって散る。

ひとり咲き、ひとり散るのではない。




この世のすべてのものは、みな縁によって現われたものであるから、

もともとちがいはない。ちがいを見るのは、人々の偏見である。



心さえあれば、目の見るところ、耳の聞くところ、みなことごとく教えである。



○花を忘れまい|北条時宗が開いた北鎌倉の座禅道場 円覚寺


トップに戻る


未来の瞳 - 姫神

トップに戻る



道を照らす
松明

修二会で灯される松明 東大寺二月堂


二月堂に上堂する練行衆(れんぎょうしゅう:修二会に参加する僧侶)の

道明かりとして灯されるという松明(たいまつ)。



12日の籠松明は、長さ6mほどの根付きの竹の先端に、

杉の葉やヘギ・杉の薄板で籠目状に仕上げ、

直径1mほどの大きさに仕上げられるといいます。



○霧の中で遠くに感じる小さな光

○緑深き赤城山の暗闇に浮かぶ光


トップに戻る



巡り会うまで待ち続ける
強靭な心

和紙の材料に活用されてきたというミツマタ


「春されば まづ三枝(さきくさ)の幸(さき)くあらば 

後(のち)にも逢はむな 恋(こ)ひそ我妹(わぎも)」



※柿本人麻呂 巻十 一八九五



春が来るとまず咲き出す三枝のように、無事でいたならまた

廻り逢えるのだから、そんなに恋しがらないでおくれ、恋しい人よ



ジンチョウゲ科の植物、ミツマタ(三椏)。

歌にでてくる三枝(サキクサ)は、ミツマタが有力だといわれます。

花言葉は「強靭」だそう。



○春の鎌倉 東慶寺のミツマタ


トップに戻る



光明が差し込む
大仏

東大寺 毘盧遮那仏 国宝


毘盧遮那(ビルシャナ)仏と呼ばれる東大寺の大仏様。

サンスクリット語に由来するというビルシャナは、太陽・光明の意味があるそう。



聖武天皇は、政変や反乱などが相次ぐ当時の社会不安を、

仏法の力によって解消するため大仏造立を行ったといいます。



○美男におわす鎌倉の大仏


トップに戻る



邪気を払う
柱くぐり

東大寺大仏殿


大仏殿内にある穴が空いた柱。この柱のある場所は鬼門だそうで、

穴を開けることにより邪気を逃がしているといいます。



そこをくぐり抜けると厄払いできるそうです。


トップに戻る



今こそ漕ぎ出す

奈良県新公会堂


「熟田津(にきたつ)に 船(ふな)乗りせむと 月待てば

潮(しほ)もかなひぬ今は漕(こ)ぎ出(い)でな」



※額田王(ぬかたのおおきみ) 巻一 八



熟田津で、船を出そうと月を待っていると、

いよいよ潮の具合も良くなってきた。さあ、今こそ漕ぎ出そう。



○雄大な空の旅をする渡り鳥

○大空高く舞い上がる|JAL SKY MUSEUM

○光る海に霞む船の汽笛を遠くに聞きながら

○ひらり舞う蝶を追いかけ白い帆を揚げて


トップに戻る



勃興をきわめた
興福寺

華麗で力強く、最も美しいと賞賛される北円堂(国宝)


藤原氏ゆかりのお寺興福寺。平城遷都と同じ年、

藤原不比等によってこの地に移され、今の寺名に改めたといいます。



天皇や藤原氏の人々の手によって次々に堂塔が建てられ、

奈良時代には四大寺の一つであったそう。



北円堂は、藤原不比等の一周忌に建てられたというお堂。

日本に現存する八角円堂のうち、もっとも美しいと賞賛されているそうです。


トップに戻る


百花繚乱Hyakka Ryoran - 古武道Kobudo

トップに戻る



多くの人々に望まれ
甦る

平成30年の完成に向けて再建中の中金堂


興福寺伽藍の中心となる最も重要な建物 中金堂は、

平安時代以降、7回もの焼失・再建を繰り返してきたといいます。



再建にあたっては、興福寺の努力もさることながら、

藤原氏や時々の朝廷や幕府、さらには一般民衆の

援助によるところ多大なものがあったといいます。


トップに戻る



千年の時を経て受け継がれてきた
共存共栄への祈り

春日大社 中門・御廊(ちゅうもん・おうろ)


全国に祀られる春日神社の総本社という春日大社。

奈良に都ができた頃、日本の国の繁栄と国民の幸せを

願って始まったといいます。



千年の時を経て今も昔と変わらぬ、万民の平和・万民の幸福、

そして共存共栄の祈りは、20年毎に斎行される式年造替という制度により、

日本人の命が連綿と受け継がれてきたといいます。



○自然と人間、地域との和を保ち発展する智恵|日本人の神々を祀る伊勢神宮

○千年も万年も生きる|万葉の時から人々に親しまれてきた伊香保


トップに戻る



一人ひとりが唯一無二の
かけがえのない存在

心理療法「交流分析」の創始者 エリック・バーン
2013年「ITAA国際大会 in OSAKA」のポスター


エリックバーン(Eric Berne)博士が創始したという心理療法、

交流分析(Transactional Analysis,TA)。



ポーランド系ユダヤ人だったというバーン博士は、

後にアメリカに移住したそうですが、当時、アメリカでは

ユダヤ人は国立大学の教授になれないなどの制約があったといいます。



また、精神分析医の資格申請をしたところ却下され、

これが刺激となり独力で進む決意をし、

TAという新たなアプローチに繋がっていったそうです。



○一人ひとりが唯一無二のかけがえのない存在
  人は誰もがOK
  あなたも私も共に人間として価値があり、重要で、尊厳がある
  ありのままの自分

  「OKness」、「I am OK、You're OK(I+U+)」

○だれもが考える能力を持つ
  自分で決めたように生きる

○人は自分の運命を決め、その決定は変えることができる

  「The power is in the patient」



人と人の関わるすべての分野で、健やかな人間関係の形成、

心身の健康、活き活きとした学び、組織の活性化などに応用されているという

TAの根底をなす哲学だそうです。



画像は、2013年に日本で初めて開催されたという

国際交流分析協会の大会ポスター。

テーマは「回復・再生・新たなる出発(たびだち)」だったそうです。



○精神分析療法の創始者 ジークムント・フロイト

○人と自然の共生|生きる力を研ぎ澄ます

○今を生きる


トップに戻る



鹿が穏やかに過ごせる
奈良公園



「秋萩の 散りのまがひに 呼び立てて 鳴くなる鹿の 声の遙けさ」

秋萩の散りかう中にまぎれて、妻を呼び立て鳴くらしい鹿の声の遙かなことよ。



※湯原王 8-1550



広大な奈良公園でのんびり過ごしている鹿たち。

春日大社の祭神である武甕槌命(たけみかずちのみこと)が、

鹿島神宮(茨城県)から鹿に乗ってやってきたとの伝承から、

鹿は神の使いとして保護されてきたといいます。



2013年現在、1,400頭ほどいるという鹿は、

国の天然記念物に指定されているそう。



○鹿が大切にされている安芸の宮島


トップに戻る



遙かなシルクロードの終着点
正倉院

国宝


奈良時代・天平文化の煌きを今に伝える正倉院。



約9,000点あるという宝物のほとんどが、奈良時代・8世紀の遺品だそうで、

光明皇后奉献の趣旨と品目を記載した献物帳や

樹下美人像で知られる鳥毛立女屏風、

世界唯一の遺品でもある華麗な五絃琵琶、

遙かなシルクロードの旅路を偲ばせるカットグラスの白瑠璃碗など、

波濤をこえて大陸から舶載され、あるいは日本で製作されたものだそう。



○ローマに続くシルクロードの起点 西安


トップに戻る



平城京跡の北側に残る
佐紀盾列古墳群

宇和奈辺古墳(うわなべこふん)


平城宮跡の北側一帯の丘陵地に広がる佐紀盾列古墳群

(さきたたなみこふんぐん)。



全長200m以上の巨大な前方後円墳をはじめ、

複数の古墳が残されているそう。


トップに戻る



世界遺産
古都奈良の文化財

春日山原始林


1998年に世界遺産へ登録されたという「古都奈良の文化財」。

「古都奈良の文化財」には、東大寺・興福寺・春日大社・元興寺・

薬師寺・唐招提寺・平城宮跡・春日山原始林の8つの資産で構成されているそう。



芸術や技術の発展をもたらした重要な文化交流や貴重な証拠、

人類の歴史の上で重要な時代を物語る優れた実例、

普遍的な意義のある事柄と密接な関連が評価されたそうです。



○たおやかに熟成してきた白神の時間

○時空を超える旅に出かける世界遺産

○豊かな情操・たくましさを培う成長空間 赤城


トップに戻る



国内随一の仏像展示
奈良国立博物館

なら仏像館(重要文化財)


東大寺や興福寺、春日大社などに囲まれた奈良公園の

一角に位置する奈良国立博物館。



博物館の柱の一つ「なら仏像館」では、

飛鳥時代から鎌倉時代にいたるまでのすぐれた仏像が数多く展示され、

国内の博物館では、もっとも充実した仏像の展示になっているそうです。



○本物の作品で日本の文化史がたどれる東京国立博物館


トップに戻る



殖産興業に寄与してきた
旧奈良県物産陳列所

現 奈良国立博物館 仏教美術史料研究センター


明治35年(1902)、奈良県物産陳列所として開館し、

県下の殖産興業と物産の展示販売をおこなう施設で

あったという旧奈良県物産陳列所。



現在(2014年)は、仏教美術に関連する調査研究資料の

作成・収集・整理・保管と、関係する図書・写真などの

公開を目的とする仏教美術資料研究センターとして活用

されているそうです。


トップに戻る



なら仏像館と新館を結ぶ
地下回廊



奈良国立博物館の「なら仏像館」と「新館」を結ぶ地下回廊。

関連書籍やオリジナルグッズなどが並ぶショップやレストランがあります。


トップに戻る



奈良盆地を一望する
県庁屋上広場



奈良県庁屋上広場からは、奈良盆地をの景観が一望のもに眺められます。



写真は東側の景色。

若草山の麓に東大寺大仏殿、奈良公園が見えます。


トップに戻る



50年の歴史に幕
奈良県庁食堂



奈良県庁の最上階6階にある食堂。

昭和40年の県庁完成時から営業してきた食堂は、

2014年3月末をもって閉鎖されるそうです。



以前は賑わっていたそうですが、

最近は周辺のお店やお弁当を頼む職員も多く、

事業を続けていくことができなくなったそう。



○大桟橋を望む神奈川県庁大食堂 シーガル


トップに戻る



歴史の舞台になったという
奈良県知事公舎



奈良県庁に隣接する知事公舎。



昭和26年に昭和天皇が奈良県への行幸の際、

ここで「サンフランシスコ講和条約」及び「日米安全保障条約」の

批准書に署名・認証されたそうです。



○サンフランシスコを見つめる吉田茂像


トップに戻る


奈良県知事公舎の「御認証の間」を特別公開

トップに戻る



県民文化の向上に資する
奈良県立美術館



1973年、風俗史研究家・日本画家の吉川観方(よしかわ かんぽう)氏が

収集した江戸時代の日本画、浮世絵、各種工芸品などの寄贈を機に

開館したという県立美術館。



その後、奈良にゆかりの深い作家などの作品も随時収集し、

現在の所蔵品は鎌倉時代から現代に至るまでの絵画など、

4,100点を超えるそうです。


トップに戻る



都市を住みよく、働きやすくする願いを込める
奈良商工会議所



地域商工業者の世論を代表し、商工業の振興に力を注いで、

経済の健全な発展に寄与する奈良商工会議所。



商工会議所の活動には、大企業も中小企業も、

みんな力を合わせて、都市を住みよく、

働きやすいところにしようという願いが込められているそうです。



○全国の商工会議所を会員とする日本商工会議所

○横浜の発展を願う横浜商工会議所


トップに戻る



「風」を感じ、「緑」と調和する
奈良地方裁判所

「風と緑」がコンセプトの庁舎


奈良公園の入口部分の一角にある奈良地方・家庭・簡易裁判所。

平成18年に執務が開始しされたという新庁舎のコンセプトは、

「風と緑」だそう。



「風」を感じることができ、「緑」と調和のとれた、空間的にも、

心理的にも、ゆとりを感じさせることができる庁舎とするように、

景観に配慮し、歴史と文化の風を感じさせる外観や、

中央アトリウムへの通りぬけに「風」のイ メージを、

また、前庭の緑地に「緑」のイメージを表現しているそうです。



○法をもっと身近に|縁遠いようでとても身近な法律に触れて


トップに戻る



奈良を代表するショッピングストリート
東向商店街



近鉄奈良駅前にあるアーケードショッピングストリート、奈良東向商店街。

老舗も多く、奈良を代表する商店街だそうです。



○日本で初めてアーケードと名づけられたという帝国ホテルアーケード


トップに戻る



京都から35分

近鉄京都駅に停車する特急


大坂・奈良・京都・三重・愛知をつなぐという近鉄。

京都から奈良までは特急で35分ほどです。



○古都京都を巡って


トップに戻る



参  考  情  報


○奈良県

○平城宮跡へようこそ - 平城宮跡ガイド

○平城京100の疑問 - 奈良県立橿原考古学研究所

○平城宮跡にぎわいづくり実行委員会

○なら記紀・万葉

○奈良県立万葉文化館

○Nippon Archives || 万葉集〜ココロ・ニ・マド・ヲ〜

○たのしい万葉集: 万葉集の入門サイトです

○万葉集入門

○華厳宗大本山 東大寺 公式ホームページ

○正倉院-宮内庁

○正倉院展 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

○法相宗大本山 興福寺

○世界遺産 春日大社 公式ホームページ

○依水園

○奈良国立博物館

○国立文化財機構 | National Institutes for Cultural Heritage

○奈良文化財研究所ホームページ

○奈良県新公会堂

○奈良市観光協会公式ホームページ

○奈良県ビジターズビューロー

○一般財団法人奈良の鹿愛護会

○奈良商工会議所

○奈良市東向商店街

○公益財団法人仏教伝道協会

○日本交流分析学会 | Japanese Society of Transactional Analysis

○TA心理研究所

○京都サイクリングツアープロジェクト

○フリー百科辞典「Wikipedia」

○楽しい旅でニッポン再発見 楽楽 奈良・大和路

○奈良観光ガイドブック 2013-2014 冬号

○奈良国立博物館
 ・特別陳列 お水取り 2014年2月8日〜3月16日
 ・武家の都 鎌倉の仏像 迫真とエキゾチシズム 2014年4月5日〜6月1日
 ・醍醐寺のすべて 2014年7月19日〜9月15日

○東大寺の歴史と美術 東大寺ミュージアム

○平城宮跡ガイド|奈良文化財研究所

○平城京跡散策マップ|奈良文化財研究所

○平城京跡資料館|奈良文化財研究所

○ブッダのおしえ 「お経」のことば 公益財団法人 仏教伝道協会

○京都観光マップ|公益社団法人 京都市観光協会

○二条城ライトアップ 2014年3月21日〜4月13日

○京都観光先取り情報誌 京ごよみ 2014年3月号

○るるぶ京都

○るるぶFREE 京都 13-14 秋・冬

○るるぶ特別編集 亀岡 嵯峨・嵐山

○京都・観光文化検定試験 公式テキストブック
 監修 森谷尅久 京都商工会議所 淡交社

○人は震災をどう生きたか 歴史にみる震災
 2014年3月11日〜5月6日 国立歴史民族博物館

○通し狂言 菅原伝授手習鑑 文楽4月公演

○飛鳥から東京へ 特別展「キトラ古墳壁画」
 2014年4月22日〜5月18日 東京国立博物館

○興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」
 2009年3月31日〜2009年6月7日 東京国立博物館

○聖徳太子まお寺に満たされる 法隆寺
 2014年4月26日〜6月22日 東京藝術大学大学美術館

○第41回 日本交流分析学会中央研修会 2014春
 テーマ『交流分析とカウンセリング〜その適応と注意点を含めて〜』
 2014年3月16日(日) 日本大学文理学部百周年記念館

○TA TODAY 最新・交流分析入門 イアン・スチュアート、ヴァン・ジョインズ
 深沢道子 監訳 実務教育出版


トップに戻る

Copyright (C) 2013 MOON WATER All rights reserved