おお運命の女神よ
カルミナ・ブラーナ


自然や酒、愛の歓喜を赤裸々に歌った世俗歌謡詩集


| カルミナ・ブラーナ  | ベネディクトボイレン修道院 | 写本 | バイエルン州立図書館 |
| カール・オルフ | 題名のない音楽会 |

HOME


おお運命の女神よ
カルミナ・ブラーナ



ドイツの作曲家カール・オルフが作曲した「カルミナ・ブラーナ」。



全25曲で構成され、演奏は3人のソリスト、大人合唱・子供合唱、

そしてオーケストラという大編成です。



第1曲の「おお運命の女神よ」は、最も有名な1曲で、

「すべてのものは運命によって支配されている」と歌われています。



Carmina Burana

 ○世界の支配者 フォルトゥナ(Fortuna Imperatrix Mundi)
  01.おお、運命の女神よ(O Fortuna)
  02.運命に傷つけられ(Fortune plango vulnera)

 ○早春に(I Primo vere)
  03.春の喜ばしい風貌が(Veris leta facies)
  04.太陽は万物を調合し(Omnia sol temperat)
  05.そら、ご覧!(Ecce gratum)

 ○牧場の岸にて(Uf dem anger)
  06.舞踏歌(Tanz)
  07.森は光り輝き(Floret silva)
  08.小間物屋さん、私に頬紅くださいな(Chramer, gip die varwe mir)
  09.ここで輪になって(Reie/Swaz hie gat umbe)
  10.世界中が全て俺の物だとして(Were diu werlt alle min)

 ○居酒屋にて(II In Taberna)
  11.激しい怒りを胸に秘め(Estuans interius)
  12.昔、私は湖に住んでいた(Olim lacus colueram)
  13.我は大修道院長様(Ego sum abbas)
  14.居酒屋にいるときにゃ(In taberna quando sumus)

 ○愛の誘い(III Cour d’amours)
  15.アモルはそこら中を飛び回る(Amor volat undique)
  16.昼と夜と全てのあらゆるものが(Dies,nox et omnia)
  17.若い娘が立っていた(Stetit puella)
  18.私の胸の周囲を(Circa mea pectra)
  19.もしも若者と若い娘が(Si puer cum puellula)
  20.来て、来て、来ておくれ!(Veni,veni,venias)
  21.天秤に(In trutina)
  22.季節は悦楽の時(Tempus est iocundum)
  23.愛しい貴方(Dulcissime)

 ○ブランツィフロールとヘレナ(Blanziflor et Helena)
  24.めでたし、最高に優美な人よ(Ave formosissima)

 ○世界の支配者 フォルトゥナ(Fortuna Imperatrix Mundi)
  25.おお、運命の女神よ(O Fortuna)



○ナポレオンに捧げようとした交響曲「英雄」

○システィーナ礼拝堂でのみ歌うことが許された「ミゼレーレ」

○ハンガリー・プロムジカ女声合唱団コンサート


トップに戻る



トップに戻る



カルミナ・ブラーナの基となった写本が発見された
ベネディクトボイレン修道院



ドイツにあるベネディクトボイレン修道院。

ここで11〜13世紀に書かれた世俗歌謡詩集の古い写本が発見されたそうです。



写本には、匿名の流浪僧や吟遊詩人などが、

自然や酒、愛の歓びなどを赤裸々に自由に歌われていたそう。



カール・オルフは、全250編以上からなるこの本より、

24編を選び作曲したそうです。



○日本初の女子修道院、トラピスチヌ修道院

○花を忘れまい、北条時宗が開いた北鎌倉の座禅道場 円覚寺


トップに戻る



命を謳う、人間賛歌
カルミナ・ブラーナの写本



約1,000年ほど前に謳われた詩歌集。

昔も今も人間は変わっていないように感じます。



○使徒と食事をとりながら裏切り者を告げた場面「最後の晩餐」

○「ロメオとジュリエット」観劇に出かけましょう


トップに戻る



写本が保存されている
バイエルン州立図書館



ミュンヘンにあるバイエルン州立図書館。



前身は、バイエルン公アルブレヒト5世が建てた

ヴィッテルスバッハ宮廷図書館だったそうです。



カルミナ・ブラーナの写本は、ここに保存されているそうです。



○国立公文書館がある北の丸公園

○貴重な文学が保存されている日本近代文学館

○オーストラリア随一の規模を誇るニューサウスウェールズ州立図書館


トップに戻る



カール・オルフ



1本の木を育てようとする時、私はその木がどのくらい大きくなるかを知らない。



ドイツ・ミュンヘン生まれの作曲家、カール・オルフ。

(Carl Orff、1895年7月10日 - 1982年3月29日)



カール・オルフは、

ジャンルやメソッドを特定しない方だったそうです。



オルフが伝えたかったことは、

テクニックや理論ではなく、 音楽を通じて、自分やまわりの事を知ること、

音楽の演奏や創る中で、自分を育て、自分の生き方を見つけていくこと

だったそうです。



○今を生きる

○生と死のはざ間にある「時」を歩む


トップに戻る



新たなページをめくる
題名のない音楽会



テレビ朝日で放映されている「題名のない音楽会」。


指揮者の佐渡裕さんが司会者に就任してからのコンセプトは、

「新たなページを1枚めくる」だそうです。



公開録画で行われる番組は、

上質な音楽と直接ふれあい、音楽の楽しさを伝えてくれます。



■プログラム


 ○命を謳え!究極の人間賛歌!
  名曲百選Mカルミナ・ブラーナ

 ○クリスマスに捧ぐ聖なる歌声



 ○司 会 : 佐渡裕 本間智恵
 ○指 揮 : 佐渡裕
 ○ソプラノ: 田村麻子
 ○カウンターテナー: 彌勒忠史
 ○朗 読 : 横田栄司
 ○合 唱 : 晋友会合唱団 東京FM少年合唱団
 ○演 奏 : シエナ・ウインド・オーケストラ
 ○ピアノ : 森島英子 巻島佐絵子
 ○ハンドベル : すずの木ハンドベル・クワイア
 ○会 場 : 文京シビックホール


○日本を代表する吹奏楽団、シエナ・ウインド・オーケストラ


トップに戻る



参  考  情  報


○日本オルフ音楽教育研究会

○テレビ朝日|題名のない音楽会

○佐渡 裕オフィシャルサイト

○田村麻子公式ホームページ|ソプラノ歌手|オペラ歌手

○シエナ・ウインド・オーケストラ

○文京シビックホール

○ヨーロッパ通信

○音楽大学受験に合格するための対策と勉強法

○フリー百科事典「Wikipedia」

○これまでのクラシックス鑑賞履歴

○題名のない音楽会プログラム


トップに戻る

Copyright (C) 2011 MOON WATER All rights reserved