今を生きる

仲間に出会えた偶然と、今この時を大切にして、
未知に向かって進もう

Treasure the moment and
the miracle encounters of new acquaintance,

Dive into the future...

We believe that We will WIN!!


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| 自分の心が決める | 限りある命 | 今できることを行動に | 少しずつ進が見える | 分かち合い |
| 沈黙も分かち合い | 信頼がうまれる | おわりに |

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自分を知る

上の写真は「相田みつを美術館」にて撮影が許されていたものです



東京国際フォーラムにある「相田みつを美術館」。



■人間の本質的な部分をついている!?


 いや〜、シンプルな言葉で人間の本質的な部分を

 見せられているような気がして、なんか「グサ」っとくる...



 相田みつをさんは、このシンプルな言葉を創るにあたって、

 いきなり思い浮かべたのではなく、その前に文章?として書き上げ、

 その中から本質的な部分を抽出していったそうです。




■自分に向けた言葉


 相田みつをさんの言葉は、他人に伝えようとしたのではなく、

 自分自身に対して伝えようとしていたそうです。


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花を忘れまい




■どんな事を自分に伝えようとしていたのか?


 自分に対して、どんな事を伝えようとしていたのか?

 美術館に展示されているたくさんの詩を通して、私なりに考えてみました。




■こんなことを伝えようとしていたのかも!?


 @不完全で矛盾をはらんでいるのが人間であり、


 Aその人間の価値観は多様で、人によって違うのが当たり前なのだから、


 Bどれが正しいということではなく、自分の幸せは自分の心が決めるもの。



 C人間の命には限りがあり、その時でないとできないことがある。


 Dだから今を本気で生き、今できることを行動に。



 Eできることを少しずつ行動に移せば「道」が見えてくる。


 Fその過程を通して人との出逢いがうまれ、お互いに分かち合う。


 G黙っていることも分かち合いの一つ。



 Hそこに信頼がうまれる。





■花を忘れまい


 花が咲いている、精いっぱい咲いている、

 私たちも精いっぱい生きよう。


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@不完全で矛盾をはらんでいるのが
人間




■ミスをしない人に会ったことがある?


 ミスをしない人に会った事あります?



 私は、ミスをしてもミスにみえないようにする人には会った事がありますが、

 ミスをしたことがないという人には、会ったことないと思うなぁ。



 人間は誰しも「つまずいたり」「グチをこぼしたり」

 「涙をみせたり」する欠点だらけの生き物。



 それなのに自分を格好良くみせようとして、

 うそをついたり、人にこびたり、グチをいったりする。


 そんなのが人間らしい...




■完全な神の存在?


 人間は不完全だからこそ、

 完全な神様の存在があるのかしら!?




■私のプロフィール


 不完全なままで...

 10年前に作成した私のWEB用プロフィールの中にある項目、

 『好きな言葉は』...自分に素直に。


 ○WEB管理者プロフィール 」




■ユダヤの格言


 人の長所は欠点があることである。



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A人間の価値観は多様で、
人によって違うのが当たり前




■隣の芝生は青く見える!?


 「隣の芝生は青くみえる」じゃないですけど、

 自分に不足しているものは良く見えやすい...



 以前、仕事でお客様のところにお伺いした時、

 その企業は大手だし、安定しているし、給料良さそうだし、

 福利厚生整っているしと、私からみてとても羨ましく見えました。



 片や相手は私に対して、違う視点からみて「羨ましい」

 とおっしゃっていたのを聴いてビックリした事があった。



 お互いナイモノねだりですかね...




■野上彌生子(のがみやえこ)さん


 生まれるのは誰でも生まれる。死ぬのは誰でも死ぬが、

 生きるということだけは、これは千人が千人、万人が万人、

 みな違った生き方をする。



 野上彌生子(のがみ やえこ)

 小説家。1885年(明治18年)5月6日 - 1985年(昭和60年)3月30日)



  ○多様化を推進し価値を創造するファシリテーター

  ○トーマス・ブルフィンチのギリシア・ローマ神話を翻訳した野上彌生子さん


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B自分の幸せは
自分の心が決める

相田みつを美術館



■見方によって変わる



 「ピンチはチャンス、チャンスはピンチ」。

 とり様によってはどちらともとれるのですが、

 とはいっても、ポジティブに捉えるのは意外と大変だっりして!?



 「相対的に捉えるのか?、絶対的に捉えるのか?」

 自分の心が決めるということは、絶対的に捉えるって事のような...




■マズローの欲求段階説


 アメリカ合衆国の心理学者・アブラハム・マズロー氏は欲求を五段階に分け、

 人はそれぞれ下位の欲求が満たされると、その上の欲求の充足を目指す

 という欲求段階説を提唱したそうです。



 @生理的欲求
 A安全の欲求
 B所属と愛の欲求
 C承認の欲求
 D自己実現の欲求




■6段階目の欲求...
  それは「社会や環境、人類全体を考える欲求」



 欲求五段階は有名な理論ですが、

 実はマズローは晩年に6段階目の欲求として
「超越の欲求」

 提唱していたそうです。



 第5段階の「自己実現の欲求」が満たされると、

 次には、自分自身を超えて、社会や環境、また人類全体のことを

 考えるようになるそうです。



 ○以前作成したページ「安全・安心づくりとCSRの共通点」




■「利己主義」と「利他主義」


 利己主義(りこしゅぎ)は、自己の利益を重視し、

 他者の利益を軽視、無視する考え方。


 その反対の考え方を利他主義(りたしゅぎ)というそうです。


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C人間の命には限りがある




■物理学者 佐治晴夫先生の講演


 「人間の人生は有限」ということは、

 小さなお子さんなどを除けば誰でも知っていますよね。



 以前、鈴鹿短期大学学長で物理学者の佐治晴夫先生の講演を

 聴く機会がありましたが、人間は他の動物に比べて脳が大きく、

 考えることができるのだそうです。



 考えるということは、未来を予測する能力が具(そな)わり、

 将来いつか死ぬであろうという事に気づいたのだそうです。

 人間は死にたくないのに、死んでしまうという矛盾を抱えている

 とおっしゃっていました。



 ○鎌倉円覚寺 夏期講座




■人生が無限だったら「時間」という概念はない?


 人生が有限である以上、時間という概念があり、

 期限を区切る必要があるのだと思っています。



 身近な場面で、待ち合わせのために約束した時間があるのも

 人生が有限であることから起因しているのだと思います。




■人間は生まれた日から死に向かって進んでいる


 人間は死ぬところに向かって、生まれた日から進んでいる。

 それしかわかっていない。あとのことは全部わからない。

 つまり、人間は、生まれてきて、毎日死へ向かって歩み続けているということだ。

 そのことをよくのみこまなければならない。若いうちから。


 池波正太郎氏




■自由な人が考えるのは、ほかならぬ死についてである


 自由な人が考えるのは、ほかならぬ死についてである。

 そして彼の賢明さは、そこから死ではなく、生について熟慮をはじめることだ。


 スピノザ エチカ




■時間銀行


 ●毎日86,400ドルを振り込んでくれる銀行


  次のような銀行があると、考えてみましょう。

  その銀行は、 毎朝あなたの口座へ86,400ドルを振り込んでくれます。

  同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。

  つまり、86,400ドルの中で,あなたがその日に使い切らなかった金額は

  すべて消されてしまいます。あなただったらどうしますか。



  もちろん、毎日86400ドル全額を引き出しますよね。

  僕たちは一人一人が同じような銀行を持っています。



 ●1日は86,400秒


  それは時間です。

  毎朝、あなたに86,400秒が与えられます。

  毎晩、あなたが上手く使い切らなかった時間は消されてしまいます。

  それは、翌日に繰り越されません。それは貸し越しできません。

  毎日、あなたの為に新しい口座が開かれます。

  そして、毎晩、その日の残りは消されてしまいます。

  もし、あなたがその日の預金を全て使い切らなければ、

  あなたはそれを失ったことになります。



  過去にさかのぼることはできません。

  あなたは今日与えられた預金のなかから今を生きないといけません。

  だから、与えられた時間に最大限の投資をしましょう。

  そして、そこから健康、幸せ、成功のために最大の物を引き出しましょう。

  時計の針は走り続けてます。今日という日に最大限の物を作り出しましょう。



 ●時間の価値を理解するには


  ○1年の価値を理解するには、

     落第した学生に聞いてみるといいでしょう。


  ○1ヶ月の価値を理解するには、

     未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいでしう。


  ○1週間の価値を理解するには、

     週間新聞の編集者に聞いてみるといいでしょう。


  ○1時間の価値を理解するには、

     待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。


  ○1分の価値を理解するには、

     電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。


  ○1 秒の価値を理解するには、

     たった今、事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。


  ○10分の1秒の価値を理解するためには、

     オリンピックで銀メダルに終わってしまった人に聞いてみるといいでしょう。



 ●今を生きる


  だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。

  そして、あなたはその時を誰か特別な人と過ごしているのだから、

  十分に大切にしましょう。


  その人は、あなたの時間を使うのに十分ふさわしい人でしょうから。

  そして、時は誰も待ってくれないことを覚えましょう。



  昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。

  明日は、まだわからないのです。



 ●時間は、その人・その人へのプレゼント


  今日は与えられるものです。

  だから、英語では今をプレゼント(=present)と言います。


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Dだから今を本気で生き、
今できることを行動に



■ハーバード・スペンサー



 イギリスの哲学者・社会学者であるハーバート・スペンサー

 (1820年4月27日 - 1903年12月8日)は、

 「教育の最大の目標は知識ではなくて行動である。」

 とおっしゃっています。




■論語読みの論語知らず


 日本の武士道では、孔子の教えがもっとも豊かな源泉となったそうです。

 その孔子の論語を知識として知っているだけでは意味がなく、

 行動に移して意味があると説いています。




■三浦梅園(みうらばいえん)


 日本の江戸時代の思想家・自然哲学者で本職は医者である

 三浦梅園さんの言葉。



 青菜はその青臭さを取り除くために何度も茹でなければならない。

 少ししか読書をしない者は少し学者くさく、

 大いに読書している者はさらに学者くさく、

 どちらも同じように困りものである。


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Eできることを少しずつ行動に移せば
「道」が見えてくる



 日経新聞で、誰が言っていたか忘れちゃったけど、

 最近「自分探し」と称していることについて、こんなコメントをしていました。



 まずはなんでも良いから好きな事をやってみてはいかがだろうか。

 やってみる過程を通して、やりたい事が見えてくるのではないか。




■堤康次郎氏


 10年間はこのままでいけ。自分の考えを出すのは10年たってからにしろ。




■ロバート・カッツ


 ハーバード大学教授。

 カッツ教授が提唱する「コンセプチャル・スキル」は

 ここでいう「道」に類似しているところがありそうなので掲載してみました。



 ●3つの能力


  1.テクニカル・スキル

    業務を遂行する上で必要な知識やスキル。



  2.ヒューマン・スキル

    人間関係を管理するスキルで、相手の言動を観察、分析し、

    目的を達成するために、相手に対してどのようなコミュニケーションや

    働きかけをするかを判断、実行できるスキル。



    ○言葉で伝わるのは全体の7%(メラビアンの法則)

    ○ジョハリの窓



  3.コンセプチュアル・スキル

    まわりに起こっている事柄や状況を構造的、概念的に捉え、

    事柄や問題の本質を見極める力。



  マネジメントレベルが低い層ではテクニカル・スキルが重要になるが、

  マネジメントレベルの階層が高くなるほど、ヒューマン・スキルや

  コンセプチュアル・スキルの重要性が増すと考えられている。


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F出逢いがうまれ、お互いに分かち合う



■ペルーの市場



 以前テレビで、ペルーの山あいの小さな市場(いちば)の

 様子を偶然に見ました。



 その市場は毎日開かれている訳ではなく、

 確か一週間に一回、日曜日とかに開かれていたような...

 小さな広場には八百屋さんや肉屋さん、魚屋さん、服屋さん

 などが集まり売り買いをしていました。



 私は、それをなんとなーく見ていたのですが、

 ふと...そっかぁ、農家の人は野菜は作っているけど、

 それ以外を作っている訳じゃないし...

 でも野菜以外のものも欲しいし...



 お互いに足りないものを補う。

 なんとなく経済の縮図をみたような思いでした。




■企業の存在意義


 話がいろいろ飛びますが、企業にあてはめて考えてみると、

 企業の存在意義を私はこのように思っています。



 @役に立つこと

 A利益をだすこと

 B成長すること

 C分かち合うこと



 思いやる心  お客様・仲間・家族・そして自分



 ○「経営の一体感」が企業経営にもたらす効果


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G黙っていることも分かち合いの一つ


文章が載せられないのが残念ですが、

展示されていた詩は強烈に印象に残りました。



ちなみにタイトルは「そっとしておいて」。


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Hそこに信頼がうまれる



■信頼の要素


 私が最も重要視していること。それは信頼。

 とはいってもなかなかできんのじゃ...


 ●うそをつかない

 ●約束したことは守る

 ●できない約束はしない


 そして 「ありがとう」 と 「ごめんなさい」...



 ○事実に基づく事」を阻害する要因 「認知バイアス」


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おわりに


最後まで読んでくれてありがとうございます。



相田みつをさんではないですが、

作った文章は他人にお伝えするというよりは

自分が何を考えているか、少しでも知りたかった...


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参  考  情  報


○相田みつを美術館 Mitsuo Aida Museum

○いのちのバトン 相田みつを 角川文庫

○新版 いちずに一本道 いちずに一ッ事 相田みつを 角川文庫

○一生感動一生青春 相田みつを 文化出版局

○にんげんだもの 相田みつを 文化出版局

○からだは星からできている 佐治晴夫 春秋社

○生きる財産となる名言大語録 今泉正顕 三笠書房

○グローバル・マーケティング入門 相原修・嶋正・三浦俊彦 日本経済新聞出版社

○元はチェーンメールだけど隅に置けない奴ら集


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