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人間の闘争本能から生まれ、 様式美と礼法を重んじ正々堂々競い合う 日本の姿勢を伝える大相撲 |
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| 文化 | 立合い | 吊り屋根 | 日馬富士 | 白鵬 | 高見盛 | 国技館 | やぐら太鼓 | | 幕下取組 | 枡席 | 十両土俵入り | 幕内土俵入り | 結びの一番 | お茶屋さん | 相撲博物館 | | 売店 | 名物やきとり | 大鵬を偲んで | つば九郎 | 両国駅 | 二所ノ関部屋 | 回向院 | | 吉良邸跡 | フェアプレイ | 参考情報 | |
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日本の姿勢を伝える 相撲 |
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相撲絵(歌川国貞、1860年代) | |||
国技といわれ、日本の伝統文化である相撲は、 1500年以上の歴史があるそうです。 古くは712年の古事記、720年の日本書紀に力くらべの神話として描かれ、 その後、農作物の収穫を占う祭りの儀式として行われてきたそう。 鎌倉時代以降からの武家時代では、戦闘の訓練として盛んに行われ、 江戸時代になると全国で勧進相撲が行われるようになり、 今日に受け継がれてきたそうです。 大相撲は、人間の闘争本能である力比べや取っ組み合いから始まり、 華やかな様式美と格式ある礼法を重んじて、 正々堂々、技と力を競い合う、日本の姿勢が表されているのですね。 ○日本を代表する花、桜 ○風刺や失敗談など「滑稽」を表現する狂言 |
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相撲の「間」 立合い |
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共感得られぬ立ち合い 時天空−嘉風 | |||
ビートたけしさんの著書「間抜けの構造」(新潮新書)に、 「いかに相手の"間"を外すか−スポーツ・芸術の"間"」という章がありますが、 相撲の立合いは他のスポーツとは変わっているそうです。 【以下、「間抜けの構造」 P115-116より抜粋】 特にあの"立合い"というのがさ。 なんでお互いの呼吸を合わせないとはじまらないのだろう。 土俵の中央でお互いに向き合って、まず片手を着く。 それから相手の呼吸を計りながら、もう片方の手を着いた瞬間に立ち上がり、 ぶつかっていく。 昔はそれを両者の気が合うまで何度も繰り返していた。今は制限時間があるけど。 両者合意の上で始まる戦いというのが、昔からいまいちわからない。 【〜中略〜】 相撲を格闘技と比べるのはナンセンスかも知れないけど、 立合いのことだけ考えても、相撲が一般の競技やガチンコの格闘とは 別物というのは明らかだよ。 フライングというか相手の間合いを外したり、出し抜いたりするのが許されないんだから。 ある一定のお約束の下に成立しているという意味では、 やっぱり伝統芸能に近いところもあるのかな。 ○日本を代表する伝統芸能 人形浄瑠璃 文楽 ○様々な「美」に触れて |
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神明造りの吊り屋根 | |||
国技館の吊り屋根は伊勢神宮などと同じ神明造りだそうです。 屋根の四隅には青(東)・赤(南)・白(西)・黒(北)の四房があり、 それぞれは神を表し、神聖な土俵を護る役割があるそうです。 ○日本人の神々を祀る伊勢神宮 ○本物の作品で日本の文化史がたどれる東京国立博物館 |
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平成25年1月場所 幕内優勝 横綱 日馬富士 |
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平成25年一月場所を全勝優勝した横綱、日馬富士。 横綱デビューとなった先場所では9勝に終わり、 厳しい注文をつけられたそうですが、見事に汚名返上ですね。 |
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平成24年秋場所千秋楽 (白鵬vs日馬富士) 日馬富士 全勝優勝 | |||
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不知火型の土俵入り 横綱 白鵬 |
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土俵入りには、「雲龍型(うんりゅうがた)」と「不知火型(しらぬいがた)」 の2種類があるそう。 平成25年1月場所現在、横綱の日馬富士・白鵬ともに土俵入りは不知火型だそうで、 史上初めて不知火型の横綱が同時期に並んでいるそうです。 ○昔ながらのお店が軒を連ねる参道を楽しみながら成田山へ ○全国にある香取神社の総本社 香取神宮 |
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今場所で引退となった 高見盛 |
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取組前のユニークなしぐさで「角界のロボコップ」として人気を集めた高見盛。 一月場所は右肩負傷の影響もあり5勝10敗と振るわず、引退を決意したそうです。 |
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高見盛 現役最後の取組 〜平成25年初場所千秋楽〜 | |||
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数々の名勝負が繰りひろげられた 国技館 |
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東京江戸博物館より撮影 | |||
1985年の1月場所から使用されているという国技館。 ここでは数多くの名勝負が繰り広げられてきたそうです。 現在では大相撲の本場所のほか、プロレスなどの格闘技、 5000人第九コンサートなどのイベントが行われているそう。 また、2020年東京オリンピック構想では、 ボクシング競技会場に予定されているそうです。 ○江戸東京400年の歴史 江戸東京博物館 ○日本の伝統芸能を上演する国立劇場 ○世が冷たく引き裂いたものを再び結ぶ ベートーヴェン第九 |
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やぐら太鼓 | |||
国技館の入口横に建つやぐら。 木で組まれた伝統的な工法で造られ、高さは約16mあるそうです。 本場所開催中ここでは、 「大相撲へようこそ!」の気持ちを込めて打ち鳴らされる「寄せ太鼓」、 「またのご来場を!」という気持ちをこめて、「はね太鼓」が打たれるそうです。 ○命から生まれた嘆き・希望・美しさ 世界の民族音楽 |
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明日の関取を目指す 幕下の取組 |
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まだ観客もまばらな幕下の取組。 8時半過ぎ、序ノ口の取組みから始まり、序二段、三段目、 幕下と順に上位陣の取組へと上がっていくそうです。 |
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日本の伝統的な観客席 枡席 |
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日本の伝統的な観客席だという升席。 ヨーロッパでは桟敷席と呼ばれる席があるそうです。 ○イタリア・オペラ最高峰といわれるミラノ・スカラ座の桟敷席 |
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十両土俵入り | |||
午後2時半頃、関取の登場。 化粧廻しをつけることや大銀杏が結えるのも十両からだそうです。 |
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幕内土俵入り | |||
15:45頃から始まる幕内の土俵入り。 幕内に入れる力士は42人以内だそう。 |
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結びの一番 | |||
その日最後の取り組み、結びの一番。 幕内最高位の力士が登場する結びの一番は、 行司の最高である位木村庄之助が裁くそうです。 ○想いの先に道がある|バレーボールの未来へ向けて発展するVリーグ ○スピーディな展開、瞬時の判断が勝敗をわけるバスケットボール ○スケートリンクが舞台に変わる氷上の美 アイススケートショー |
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大相撲独自のサービスシステム お茶屋さん |
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大相撲では、お客の代わり入場券やお弁当、お土産などの 手配を代行するお茶屋さんという独自のシステムがあったそうです。 現在では、お茶屋から案内所という名前にかわり、 国技館内には20軒の案内所があるそう。 |
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相撲の文化・歴史を伝える 相撲博物館 |
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国技館内にある相撲博物館。 化粧廻しなど相撲に関する資料を収集、保存し、年6回の展示を行っているそうです。 ○鑑賞の余韻にひたりながら、ゆったり寛ぐミュージアム・レストラン |
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国技館内の売店 | |||
国技館内の売店では、 お弁当や飲み物、大相撲グッズなとが販売されています。 |
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国技館の名物 やきとり |
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国技館大相撲観戦の名物のひとつ焼き鳥。 冷めてもおいしく食べられるよう、秘伝のたれと独自の製法を開発し、 国技館の地下で焼き上げているそうです。 ○豚串を焼き鳥と呼ぶという函館 ○サンバチーム主催、シュハスコ・パーティ |
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昭和の大横綱 大鵬を偲んで |
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平成25年一月場所開催中の1月19日、 昭和の大横綱といわれた大鵬が亡くなったそうです。 国技館では、大鵬を偲んで往年の様子が展示されていました。 |
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つば九郎、残留決定後も 国技館に出没 |
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うしろ姿のつば九郎 | |||
2012年プロ野球シーズンオフ、 国民的つば九郎になるため、マスコット史上初のFA宣言をしたという ヤクルトスワローズのつば九郎。 相撲業界をはじめ、サッカー、プロレス、企業など様々なオファーを受けた上に、 条件もルービー(ビール)飲み放題や、女子社員とのデート権など、やりたい放題。 しかし、ヤクルトの宮本選手から「出て行きたければ出て行け」と 最後通告を受けたこともあったのか、最後は残留を決断。 そのつば九郎がまたしても日本相撲協会公式キャラクター ひよの山とともにいるではないですか! お互い鳥だから仲が良い? 周囲には、たくさんのファンが集まりもの凄い人気でした。 ○つば九郎が住んでいるという神宮球場 |
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東京ヤクルトスワローズ「つばtube」 つば九郎FA宣言その4 | |||
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両国へのアクセス | |||
JR両国駅 | |||
国技館の最寄り駅、JR両国駅。 中央・総武線各駅停車が乗り入れています。 ○活気に満ちた下町の情緒 浅草 |
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平成25年1月場所を最後に閉鎖 二所ノ関部屋 |
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大相撲最多の優勝32回を誇る横綱大鵬ら、 数々の強豪力士を生んだという二所ノ関部屋。 平成25年の一月場所を最後に閉鎖されることになったそうです。 |
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江戸の大半を焼失した明暦の大火が起源 両国回向院 |
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浄土宗の寺、両国回向院(えこういん)は、 1657年、江戸の大半を焼失し多くの犠牲者を出した 明暦の大火(振袖火事)が起源となっているそう。 江戸後期には勧進相撲の定場所が定められたのち、 旧両国国技館がこの地に建てられたそうです。 |
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忠臣蔵 吉良邸裏門跡 |
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両国にある吉良邸跡。赤穂浪士討ち入りの際、 裏門からは大石主税以下24名が門を叩き壊して侵入したそう。 広大な屋敷の中で一時間余り続いた討ち入りは、 壮絶なものだったそうですが、吉良家側の死傷者が38名だったのに対し、 赤穂浪士側は2名が軽い傷を負っただけだったそう。 ○赤穂浪士が眠る泉岳寺 ○脱藩浪士が大老・井伊直弼を暗殺した桜田門外の変 |
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記憶に残るフェアプレイ | |||
日本は今、良い方向へと動き出す転換期かもしれない 「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーン |
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1984年オリンピック・ロサンゼルス大会。 山下泰裕選手とラシュワン選手(エジプト)の決勝戦は記憶に残る戦いだったそう。 2回戦で軸足の右ふくらはぎに肉離れを起こした山下選手に、 コーチは「投げられて寝技に誘え」との指示。 一方、ラシュワン選手は「得意技の右払い腰で攻めろ、組んだら一分待て」 との指示を受けていたそうです。 しかし、両者ともに指示を無視。 開始早々、ラシュワン選手の左払い腰を山下が透かして横四方固めで勝利。 畳を満足に踏めないほど右足を傷めながら、堂々と畳に上がった山下選手。 ラシュワン選手は足の状況を知りながら「主義に反する」と左から攻め、敗れた。 この試合に対し、まちにユネスコからフェアプレイ賞が贈られたそうです。 ■私にとってのフェアプレイとは ○フェアプレイはライフスキル マーク・マホン(アイスホッケー日本代表監督) ○トップスポーツは「何がなんでも勝て」という世界 ○見る人を気持ちよくさせる 箕内拓郎(ラグビー・NTTドコモレッドハリケーンズ) ○フェアの基準は人それぞれでしょう。自分なりのフェアプレイ観をつくってきた ○勝っておごらず、負けてひがまず 舞の海秀平(大相撲解説者) ○ノーサイドの精神 ラグビー |
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参 考 情 報 | |||
○日本相撲協会公式サイト ○第70代横綱日馬富士ブログ「全身全霊!」 ○琴欧洲オフィシャルブログ ○第四十八代横綱 大鵬 オフィシャルサイト ○ハッキヨイ!せきトリくん - goo 大相撲 ○相撲錦絵の繚乱 ○大相撲ドットコム - 相撲の情報サイト ○大相撲藤沢場所 ○大相撲横浜場所2012 ○国技館すみだ第九を歌う会 ○2020年、オリンピック・パラリンピックを日本で! ○回向院 | 歴史の中で庶民と共に歩んできたお寺 ○財団法人 日本相撲連盟 ○相撲評論家之頁 ○江戸東京博物館 ○墨田区公式ウェブサイト ○一般社団法人 墨田区観光協会 ○両国散歩BLOG ○つば九郎オフィシャルブログ「つば九郎ひと言日記」Powered by Ameba ○フリー百科辞典「Wikipedia」 ○オトナの常識月刊WiLL | トップ ○横浜市グループワークトレーニング協会 ○公益財団法人日本体育協会 − 日体協 − 日本は今、良い方向へと動き出す転換期かもしれない。 「フェアプレイで日本を元気に」キャンペーン ○生活とリスク|リスク文化と生活 放送大学 ○大相撲満喫入門 財団法人日本相撲協会 ○両国にぎわいMAP 両国協力会 ○水上バスで東京散歩 公益財団法人東京都公園協会 ○間抜けの構造 ビートたけし 新潮新書 |
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