美しき東北
座敷童子に誘われて


遠野の四季


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座敷童子に誘われて
岩手県遠野


2011年3月11日(金)に発生した東北関東大震災。

あれから1年が過ぎました。



被害がひどかったという岩手県釜石。

釜石の沿岸に住む私の友人が送ってくれた葉書には、

こう書いてありました。



「すべてのことを新しくスタートしましょう。」



人も空気ものんびりとした遠野の風景



座敷童子に誘われて...


東京から新花巻(しんはなまき)までは東北新幹線で約3時間20分。

そこから釜石線に乗って約1時間。



岩手県で二番目に高い山、

早池峰山(はやちねさん)の麓にある岩手県遠野(とおの)。



その自然豊かな遠野には、

今でも座敷童子や河童、天狗が棲んでおり、

目で見えるものだけでなく、

肌に感じる空気の匂い、自然の雰囲気が漂っています。



このページにある写真は、

遠野近隣に住む私の友達Kさんが送ってくれました。



Kさんは「遠野は民話も有名だけど、

人も空気ものんびりとしている素朴な景色が大好きだ」

とおっしゃっていました。


Kさん、写真ありがとう。



○移り行く景色に時間を忘れる霊峰大山

○大自然の中、ゆったりと流れる釧路川

○北海道・ニセコ   カヌー&ネイチャーハイキング


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自然を崇めた
不思議な話




■遠野物語


 民俗学者・柳田國男さんが遠野の佐々木喜善さんから、

 ふるさとの伝承をお聴きして「遠野物語」は誕生したそうです。



 「遠野物語」では、

 神々の由来・天狗や河童・座敷童子・魂の行方・神隠しや歌謡など、

 遠野に伝わる不思議な話が119話にまとめられています。



 東北の厳しい気候風土の中で遠野の人たちは、

 自然を崇(あが)め、恐れ、交流と調和を保つことに

 よって暮らしていました。



■沖縄やんばるに伝わる森の精霊「ぶながや」


 それは、先日訪れた沖縄やんばる(山原)に伝わる

 森の精霊「ぶながや」にも同じようなものを感じます...



○神々の棲む森 やんばるカヤック&トレッキング


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見えない家の神
座敷童子



■見えない家の神



 家の座敷や蔵に棲む座敷童子。



 いたずら好きな座敷童子は子供にしか見えなく、

 座敷童子がいる家は栄え、いなくなると衰退してしまったそうです。


 見えない家の神とてして畏敬(いけい)の念をもって接してきました。



■ミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」


 劇団四季のミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」は、

 そんな東北地方の座敷童子のお話。



 東京から引っ越してきた「もやしっ子」のユタ。

 みんなからいじめられてしまいますが、

 そんなユタを助け、助け合って生きることを教えてくれたのが座敷童子。



 「みんなは一人のために、一人はみんなのために」あることに

 気づいたユタは、徐々に自分の道を信じていきます。



○劇団四季のミュージカル「CATS」から学んだこと


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遠野
四季の写真


○みんなの遠野「しゃしん」物語


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参  考  情  報


○遠野時間 −とおのじかん−

○遠野むかしばなし 遠野市立図書館

○民俗学者・谷川健一 日経新聞 私の履歴書 2008年5月

○劇団四季ミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」

○遠野に住む宮大工・菊池恭二さんの本
  宮大工の人育て 木も人も「癖」があるから面白い 祥伝社新書


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