厚木基地 日米親善春祭り 2015

偏見を取り払い 理性を自立させる
「独立自由の人格者」を目指して


| 空母航空団 | スプリングフェスタ | 春はあけぼの | 春の息吹 | F14トムキャット | 各部隊の標章 |
| 戦闘攻撃機FA18 | アレスティング・フック | EA18グラウラー | 電子妨害士官 | E-2ホークアイ |
| 着艦訓練 | 激烈な騒音 | 硫黄島 | 海上自衛隊 | 哨戒機P-3C | ミニP-3C | 潜水艦の警戒・監視 |
| 消防施設 | リスクに強い生活 | フードコート | アンソニーピザ | ナチョス | 陸上競技場 |
| ゴルフコース | マッカーサー | 民主主義 | ルネサンス | ネーデルランド | サン・キュロット |
| アメリカ国章 | プロビデンスの目 | 自由の女神 | 啓蒙主義 | 大正デモクラシー | 第三世代の人権論 |
| 人の美しさ | 参考情報 |

HOME


空母ジョージ・ワシントンの航空部隊
第5空母航空団

タッチ&ゴーで再び離陸するFA-18
厚木基地


海上自衛隊と米海軍との共同使用になっているという厚木航空基地。



第7艦隊空母ジョージ・ワシントンの航空部隊である

第5空母航空団(CARRIER AIRWING FIVE)が駐留しているそうです。



○よこすかスプリングフェスタ & 護衛艦いずも特別公開

○FLY TO THE WORLD 羽田空港


トップに戻る



春祭り
日米親善スプリングフェスタ

厚木基地 Ranger St.


毎年春に厚木基地(神奈川県綾瀬市・大和市)にて開催されている

「日米親善スプリングフェスタ」。



2015年は、米海軍厚木航空施設(NAF-Atsugi)と

海上自衛隊厚木航空基地(JMSDF)による初の共催だそう。



航空機の地上展示やアメリカンフードのブース、

ライブコンサートなどが催され、多くの人で賑わっていました。



○厚木基地の周辺を流れ江の島に注ぐ境川


トップに戻る


7万人が来場 日米親善春祭り2015/神奈川新聞(カナロコ)

トップに戻る



春はあけぼの
日常の中の出来事と人間の本音



※「枕草子」 清少納言


  春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、

  少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。



  目の前に、春の夜明けの空がだんだん白み、

  やがて山ぎわがほんのり明るくなって、紫がかった雲が細くたなびいている、

  そんな光景が眼前に広がります。




※枕草子英訳 「The Pillow Book of Sei Shonagon, Penguin Classics 1971」
 アイヴァン・モリス(Ivan Morris) イギリスの翻訳家、日本文学研究者


  In spring it is the dawn that is most beautiful.

  As the light creeps over the hills,

   their outlines are dyed a faint red and wisps of purplish cloud trail over them.




清少納言(せい・しょうなごん:本名不明)が記したという「枕草子」。

そこで語られているのは、庭先でふと見つけた自然美や、

男と女の性愛やすれ違い、人間関係のありがたさや難しさなど、

日常の中の出来事と人間の正直な本音だといいます。



視覚・聴覚・嗅覚を駆使した鋭い観察と表現には、

時代を超えた普遍性と説得力が宿り、魅力に溢れています。



清少納言は、一条天皇の中宮(=お后)である定子(ていし)に仕え、

一条天皇の中宮である彰子(しょうし)に仕えた「源氏物語」の作者、

紫式部とはほぼ同時代を生きたそうです。



○人間の幸不幸を凝視する物語文学|源氏物語

○「ハックルベリー・フィンの冒険」に描写される「訪れる夜明け」


トップに戻る



春の息吹
ありのままを切り取る

ミツバツツジ(三葉躑躅)


※「近道へ 出てうれし野の 躑躅かな」     与謝蕪村(よさ ぶそん)



春の季語でもあるというツツジ。

見知らぬ土地で道が分からず、この道なら行けるだろうと思い進んでみたら、

偶然にも綺麗なツツジの群生に出会えたうれしさのようにも感じます。



○色鮮やかな花を咲かせる つつじ・しゃくなげの小路

○偶然にも綺麗なツツジの群生に出会った 久米島だるま山林道

○野生つつじの群生 つつじ新道|西丹沢・檜洞丸トレッキング

○ありのままの自分|Here I stand and here I'll stay


トップに戻る



映画「トップガン」を思い出す
F14トムキャット

厚木基地


厚木基地に保存展示されているF14トムキャット。

2006年には全機退役したと聞きます。



F14を見て思い出すのは、

1986年に公開されたトム・クルーズ主演の映画「トップガン」。



当時、憧れていたことを思い出します。

トップガンの鑑賞を通してF14を知ったことから考えてみると、

映画の影響は大きいのでしょうね。



○移ろいゆく映画の灯り|人間が持ちあわせている想いに出会う


トップに戻る


Top Gun - Danger Zone



USA以外で唯一展開している
空母航空団

米海軍 第5空母航空団に所属する各部隊の標章
厚木基地


原子力空母「ジョージ・ワシントン」を母艦とし、

厚木を地上基地にしているという第5空母航空団(CARRIER AIRWING FIVE)。



戦闘機部隊や警戒飛行隊、ヘリコプター部隊などからなり、

1空母に1航空団が編成されているそうです。



写真は、第5空母航空団に所属する各部隊のシンボルマーク。

名称は以下の通りだそうです。



上段左より右に向かって、

  第102戦闘攻撃飛行隊(VFA-102) ダイアモンドバックス(Diamondbacks)

  第27戦闘攻撃飛行隊(VFA-27) ロイヤル メイス(Royal Maces)

  第115戦闘攻撃飛行隊(VFA-115) イーグルス(Eagles)

  第195戦闘攻撃飛行隊(VFA-195) ダムバスターズ(Dambusters)。



下段左より右に向かって、

  第141電子攻撃飛行隊(VAQ-141) シャドーホークス(Shadowhawks)

  第115早期警戒飛行隊(VAW-115) リバティ ベルズ(Liberty Bells)

  第12海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC-12) ゴールデンファルコンズ(Golden Falcons)

  第77海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-77) セイバーホークス(Saberhawks)

  第51海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-51) ウォーローズ(Warlords)

  第30艦隊後方支援飛行隊・第5分遣隊(VRC-30・Det.5) プロバイダーズ(Providers)。


トップに戻る



米海軍の主力戦闘攻撃機
FA18

FA-18E(単座) スーパーホーネット
第27戦闘攻撃飛行隊 (VFA-27) ロイヤル メイス(Royal Maces)
「メイス」は中世の武器である「棍棒(こんぼう)」のことだそう


米海軍の主力戦闘攻撃機というFA-18。



F4ファントム戦闘機とA7コルセア攻撃機の機能を1機種で代替する目的で開発され、

初期型のA/B型は1983年から実戦部隊に配備されたといいます。

その後、改良型のC/D型を経て、

機体を大型化した性能向上タイプのE/F型が2001年に配備され、

順次換装されているとの事。



A〜D型まではニックネームは「ホーネット」でしたが、

E(単座)/F(複座)型は「スーパーホーネット」に改称されたそうです。


※2003年02月11日 【AFP=時事】


トップに戻る



空母着艦のための
フック

FA-18 機体後部に取り付けられているアレスティング・フック


陸上基地の滑走路のように十分な距離がとれない空母の滑走路。



飛行機の着艦にあたっては、空母に備え付けられた

アレスティング・ワイヤーと呼ばれるものに、

飛行機のフックをひっかけ急激に減速し、短距離で停止させるそうです。


トップに戻る



電磁波を優位に利用する
電子戦

EA-18G グラウラー
第141電子攻撃飛行隊 (VAQ-141) シャドーホークス(Shadowhawks)


現代では、電磁波を利用するレーダーと無線通信が重要になっているといい、

各国の軍隊では電磁波をうまく利用することで戦闘を優位に進めるための

開発が進んでいるそうです。



FA-18Fをベースとして開発されたというEA-18Gには、

様々な電磁波妨害システムが搭載されているそう。



○豊かな放送文化を創造する人とメディアの未来


トップに戻る



後部座席には
電子のエキスパートが搭乗

EA-18G


複座型(二人乗り)のコックピットの後席には、

電子妨害士官(ECMO)が搭乗するそうです。


トップに戻る



航空作戦を効果的に遂行する
早期警戒機

早期警戒機 E-2 ホークアイ
第115早期警戒飛行隊 (VAW-115) リバティ ベルズ(Liberty Bells)


早期警戒機は、低空侵入機の早期発見とその対処、

別部隊との作戦連携、陸上レーダーサイト機能の代替、通信の中継など、

航空作戦を効果的に遂行する使命を担ってるそうです。


トップに戻る



厚木基地で行われる
着艦訓練

F/A-18E スーパーホーネット USSジョージ・ワシントン着艦
第195戦闘攻撃飛行隊(VFA-195) ダムバスターズ


※神奈川県大和市より


実際の空母への着艦では、艦載機は空母後部にある

数十メートルの着艦エリアに張ってあるアレスティング・ワイヤーに、

艦載機最後部にあるアレスティング・フックを引っ掛けて停止する。



このように空母への着艦は陸上基地への着陸に比べて

はるかに高度な技量が要求される。



そのため、米海軍では艦載機のパイロットの資格として

発着艦技能資格制度を採用している。



この資格を取得してもパイロットは訓練により常に練度を保つ必要があり、

特に長期間の休養、休暇後空母に帰艦するには

陸上での着艦訓練(Field Carrier Landing Practice = FCLP)が課せられている。



そのうち、夜間に行われるものを特に

夜間連続離着陸訓練(Night Landing Practice = NLP)と呼ぶ。



着艦訓練では、滑走路の一部を空母の飛行甲板に見立て、

滑走路の定められた一点を基点に離着陸を繰り返す。



特に夜間における着艦には、さらに高度な技能が要求される。



夜間における空母への着艦を想定して訓練を行う場合、

艦載機は基地周辺上空を周回し、

そして地上の誘導ライトを頼りに大きな推力を維持しつつ滑走路に進入し、

着地後直ちに急上昇し復航する。



この一連の飛行を繰り返し行う訓練がNLPであり、

パイロットの着艦技量を維持、向上させるために行われている。



厚木基地では、夕刻から22時までの時間帯に行われることが多い。


トップに戻る


Night Training at NAF Atsugi 厚木基地夜間訓練

トップに戻る



比類のない激烈な騒音を発生させる
着艦訓練



※神奈川県大和市より


空母が横須賀を出港する際に行われる夜間連続離着陸訓練

(NLP:Night Landing Practice)は、

その訓練の特殊性から他に比類のない激烈な騒音を発生させます。



特にジェット機によるNLPの騒音は凄まじく、家族の団欒、休養、睡眠等の

家庭生活の主要な時間帯に、集中的かつ長時間にわたって行われることから、

厚木基地周辺住民に測り知れない苦痛を与えます。



厚木基地では、1982年(昭和57年)2月から行なわれるようになりました。



当初は、三沢基地周辺の降雪などの天候状況により、

やむをえず厚木基地で行ったと言われていたこと、

また、母港化に際して厚木基地では着陸訓練は行わないと

米軍が言明していたことから一時的訓練と考えられていましたが、

その後は空母入港のつど繰り返されることとなり、

1993年(平成5年)に硫黄島代替訓練施設が提供されるまで、

多くのNLPが厚木基地において実施されました。


トップに戻る



着艦訓練が行われている
硫黄島

摺鉢山 硫黄島


※北関東防衛局より



平成元年1月、厚木飛行場周辺地域における航空機騒音を軽減するためには、

同飛行場で実施されている空母艦載機による夜間着陸訓練を

早期に他に移転することが重要と考え、代替施設を確保するまでの間、

硫黄島を暫定的に使用することについて、米側と合意を得ました。



これを受け、平成元年度から4ヶ年の計画により、

硫黄島に灯火施設等滑走路関連施設、給油施設、

宿舎及び倉庫等の施設が整備されました。



この施設整備が進められている中、平成3年8月、

硫黄島において初の米空母艦載機着陸訓練が行われ、

施設整備が概ね完了した平成5年度以降、

本格的な米空母艦載機着陸訓練が同島において行われることとなりました。


トップに戻る


FA18戦闘攻撃機の離着陸訓練の公開と硫黄島ルポ/神奈川新聞

トップに戻る



国民と基地との共存に努力している
海上自衛隊

海上自衛隊 厚木飛行場


厚木航空基地には、

海上自衛隊航空部隊の総司令部である航空集団司令部をはじめ、

海上航空部隊にとって非常に重要な部隊が集中しているそうです。



密集地にある航空基地 首都圏に近い厚木航空基地は、

周辺人口の増加と米海軍のジェット戦闘機が飛行する基地であることから、

騒音問題を抱えているとの事。



海上自衛隊では、任務と訓練に必要不可欠なものを除き

不必要な騒音を出さない配慮と、

基地周辺に対する各種協力等を積極的に実施し、

国民と基地との共存に努力しているそうです。



○国内・地域、そして世界の平和と繁栄を願う自衛隊


トップに戻る



日本の安全を維持する
哨戒機P-3C

厚木基地


日本の領域を守っている哨戒機P-3C。



水上艦や潜水艦に対する警戒監視、大規模災害における物資輸送、

海氷観測や海底火山調査など気象庁への協力、

アフリカ東部ソマリア沖・アデン湾で海賊対処活動も行っているそうです。



中でも、日本周辺海域を航行する潜水艦の警戒・監視が

主要な任務だといいます。



P-3Cには、捜索用レーダー、熱源を探知する赤外線暗視装置、

鉄の塊である潜水艦が航行することで生じる磁場の乱れをつかむ磁気探知機(MAD)、

敵が発する電波を手がかりに位置を特定する電波探知装置(ESM)、

そして海中に投下し潜水艦のスクリュー音をとらえる音響探知機(ソノブイ)

などの装備がされているそう。


トップに戻る



哨戒機P-3Cの活動を伝える
ミニP

大空に飛び立つ ミニP-3C 厚木基地


海上自衛隊 下総基地所属の自衛官による

P-3C哨戒機の形に改造したバイク「ミニP-3C」による展示走行では、

哨戒機部隊による潜水艦対策任務を分かりやすく伝えてくれます。



千葉県柏市にある下総航空基地には、主に航空機関係の機体や

機器の教育を行う第3術科学校、P−3C等の操縦士や航空士になる

ための教育を行う第203教育航空隊などがあるそうです。


トップに戻る



日本周辺海域を航行する
潜水艦の警戒・監視が主要な任務

ミニP-3Cが発射した魚雷が命中し大破する潜水艦


ミニP-3Cが侵入した潜水艦を発見。

魚雷を発射し潜水艦は大破。


トップに戻る


魚雷命中!!! 領海侵犯は許さない!!! ミニP-3Cデモフライト
海上自衛隊 下総航空基地

トップに戻る



災害に対応する
消防施設



江戸時代、日本の都市は東京(江戸)のみならず火災に弱く、

木造の家屋は「火」には無防備で罹災者の数も半端ではなかったといいます。



江戸城は火事など幾たびもの災害に見舞われ、

江戸で起きた明暦の大火(1657)では数十万の死者がでたといわれますが、

都市復興のための計画的な街づくりが実施されたのは

大正となった関東大震災以降だったそう。



航空機は安全性が高いといわれますが、

ひとたび事故が起こると深刻な事態になる可能性があり、

基地にある消防施設では、

それに対処するハード・ソフトの両面を備えているそうです。



○江戸の大半を焼失した明暦の大火が起源 両国回向院


トップに戻る



リスクに強い
生活の構築に向けて

Try!! Fire Fighting 放水体験


昔と比べ火災発生や延焼のリスクは大幅に低減しているそうですが、

それでも火災が起きると隣家(りんか)も含めて焼失してしまう事件は、

今も珍しくないように思います。



隣家からのもらい火で自宅が全焼してしまったとしても、失火責任法では

原則として相手に損害賠償を求められないことが定められています。



※失火ノ責任ニ関スル法律(失火責任法) 明治32年


 民法第七百九条ノ規定ハ失火ノ場合ニハ之ヲ適用セス

 但シ失火者ニ重大ナル過失アリタルトキハ此ノ限ニ在ラス



 民法第709条(不法行為による損害賠償)の規定は、失火の場合にはこれを適用せず。

 ただし、失火者に重大なる過失ありたるときは、この限りにあらず。





火災などのリスクに強い生活を構築するには、リスクに関する知識や

対処方法を知り、体験を通して活用できる能力(リスク情報のリテラシー)

を持つこと、相互扶助の輪に参加することが大切だといいます。



リスクについて考えてみることは、自分だけでなく自然環境も含んだ

他者の生命の重みや営みの意義について考えることでもあり、

お互いの存在を尊重し、お互いへの信頼に基づきながら

リスクと折り合いをつける方法をみつけていくことでもあるようです。



○安全で安心して暮らせる地域社会の実現|神奈川県警察の取り組み


トップに戻る



基地を訪れる楽しみの一つ
フードコート



アメリカの雰囲気を味わえるフードコートは、

基地内を訪れる楽しみの一つでもあります。



フードコートには、

チキンとビスケットのファーストフード店「ポパイズ(POPEYES)」、

メキシカン・ファーストフード店「タコベル(TACOBELL)」、

ピザ店「アンソニーピザ(ANTHONY'S PIZZA)」、

日本でも馴染のサンドイッチ店「サブウェイ(SUBWAY)」などがありました。



○日本でありながらそこはアメリカ 米海軍横須賀基地のフードコート


トップに戻る



大人気の
アンソニーピザ



日本には米軍基地内にしかないというアンソニーピザ(ANTHONY'S PIZZA)。

イベントの日は仮説テントでも販売され、多くの人たちがピザを購入していきます。


トップに戻る



三大穀物の一つ
コーンからつくられるナチョス



トルティーヤ・チップスに、ひき肉・ビーンズ・ハラペーニョ(青唐辛子)、

そして溶かしたチーズとチリソースをかけたナチョス(Nachos)。



世界の三大穀物(小麦・米・とうもろこし)に数えられる「とうもろこし」は、

メキシコや南米アメリカ、中央アフリカなどで食べられているそうです。



○神秘な遺跡・情熱のタンゴ|多様な文化が交差する南米


トップに戻る



厚木基地内の陸上競技場
REID MEMORIAL STADIUM



厚木基地内にある陸上競技場「REID MEMORIAL STADIUM」。

フィールドは、アメリカン・フットボール場になっています。



○America’s Passion|アメリカで最も人気のスポーツ フットボール


トップに戻る



基地内にあるゴルフコース
Atsugi Golf Club



厚木航空基地内にあるゴルフコース、Atsugi Golf Club。

一般の方も抽選によりプレイ可能だそうです。



基地内にある為、参加にあたってはパスポートなどの身分証明証、

自動車で行く場合は車検証、保険証書などの提出が必要だそうです。


トップに戻る



日本の新たな歴史の始まり
厚木基地に降り立ったマッカーサー元帥

昭和20年8月30日 厚木基地


太平洋戦争が終結したのは昭和20年8月15日。



同月30日、厚木基地に連合国軍司令官ダグラス・マッカーサー元帥が降り立ち、

占領政策の第一歩がこの厚木基地から始められ、

日本の新たな歴史が始まったそうです。



※神奈川県綾瀬市より


トップに戻る



民主主義について
考える

「日本の民主主義の生みの親マッカーサー」と書かれている銅像
マッカーサーガーデン 厚木基地 航空機(T-6 SNJ-4)


厚木航空基地内にあるマッカーサー・ガーデン。

銅像の下にある台座には、

「日本の民主主義の生みの親マッカーサー」と書かれています。



※フランスの哲学者 ジャック・マリタン


  主権(Sovereignty)という概念ほど、多くの紛糾した問題を起こして、

  19世紀の法学者や政治理論家たちを絶望的な迷路の中に引き入れた概念はない。




※明治憲法より


  「大日本帝国は万世一系の天皇之(これ)を統治す」(1条)、

  「天皇は国の元首にして統治権を総攬(そうらん:一手に掌握して治める)」(4条)

  と定め、天皇に主権があることが謳われています。




※日本国憲法(昭和22年施行) 前文より


  日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、

  われわれとわれわれの子孫のために、諸国民との協和による成果と、

  わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、

  政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、

  ここに主権が国民に存ずることを宣言し、この憲法を確定する。


トップに戻る



今ここに生きている美しさ
ルネサンス

市民階級により興隆したフィレンツェ共和国 (イタリア)


15世紀頃、フィレンツェに始まったといわれる「ルネサンス」。



それまで中世のステンドグラスやモザイク画に描かれる聖人は、

文字通り聖なる人であって「喜怒哀楽ある生きた人間」ではなかったといいます。



ルネサンスを迎えると、イエスもマリアも天使も身近な生きた表情を見せ、

あの世の聖人などではなく、私たちの直ぐ側にいる血が通った人間として

描かれ始めたそうです。



キリスト教がいわば人々を金縛りにしていた中世にあっては、

人がいきること自体が罪であり、人は原罪を負い、

穢(けが)れているものであって、ひたすら祈ることを通し、

あの世で魂だけの存在になったときに初めて、救われる存在であったそう。



それに対してルネサンスは、

人が今ここで生きている喜びに目覚め始めた時代であり、

人は生きているからこそ、身体と五感のある存在だからこそ、

美を愛でることができ、美しい絵画や彫刻や音楽を見たり聞いたりして、

目や耳を楽しませることは罪ではないのだという価値観が広がっていったそうです。



○キリスト教的価値観を根底から覆そうとしたニーチェ

○明日への架け橋|新しい芸術 アール・ヌーヴォーの時代


トップに戻る



いち早く市民社会を形成した
ネーデルランド

Red-light district of Amsterdam Netherlands


17世紀、スペインからの独立を果たしたネーデルランド(Netherlands:オランダ)は、

造船業・海上貿易などの発展をとげ、世界でいち早く市民社会を形成したといいます。



○フェルメールの作品で訪れる「水の国」ネーデルランド

○スペイン宮廷を舞台にした愛と哀しみの歴史劇 ドン・カルロ


トップに戻る



庶民の誇り
サン・キュロット

サン・キュロットに扮した歌手シュナール 1792年
ルイ レオポール・ボワリー(Louis Leopold Boilly) カルナヴァレ美術館


フランス語で「キュロットをはかないひと」という意味がある

「サン・キュロット(仏: Sans-culotte)」。



ルイ王朝による絶対王政が続いていた18世紀フランスでは、

貴族は半ズボンである「キュロット」を履いていたといい、

長ズボンを履く、手工業者や職人、小店主、財産を持たない賃金労働者

などの庶民は「サン・キュロット」と呼ばれていたそうです。



フランス革命のはじまりとされる「バスティーユ襲撃」以降、

サン・キュロットが革命の推進力だったそう。



※フランス人権宣言 1789年

 人は、自由かつ権利において平等なものとして出生し、かつ存在する (1条)

 すべての政治的結合の目的は、人の時効によって消滅することのない

 自然的な諸権利の保全にある (2条)



 国家を設立する目的は、人の自然的な権利を保全することにあるとされています。



○Liberty Leading People|民衆を導く自由の女神

○無知と貧困・愛と信念・誇りと尊厳 レ・ミゼラブル


トップに戻る



独立自由の象徴
アメリカ国章

1ドル札に描かれているアメリカ国章
Great Seal of the United States


アメリカの誇り高き国鳥、シーホークが描かれた国章。



足には13枚(独立13州)の葉のついたオリーブ(平和)と13本の矢(戦争)を握り、

鷲の頭は「平和」であるオリーブの枝に向けられています。



口には「E Pluribus Unum(ラテン語: 多数から一つへ)」と書かれた帯をくわえ、

頭上には「栄光」を表す13個の星が青地の中に輝いています。



○アメリカ独立戦争の始まり レキシントン・コンコードの戦い

○オリーブと自由の戦士の銃 パレスティナ問題


トップに戻る



偏見を取り払い
理性の自立を促す

1ドル札に描かれている「プロビデンスの目(Eye of Providence)」


1ドル札に描かれているピラミッド(ジグラッド、バベルの塔)と頂点の「目」。


「プロビデンスの目(Eye of Providence)」と呼ばれるこの意匠は、

啓蒙主義者や

「自由」・「平等」・「友愛」・「寛容」・「人道」を基本理念とする結社、

フリーメイソン(Freemasonry)の象徴なのだそう。



フリーメイソンの「Free」は自由、「masonry」は石工を意味し、

自由自在に建物を構築する中世の石工組合が起源といわれます。



オーストリアの作曲家モーツァルト、

ベートーヴェン第九の合唱部分「歓喜の歌」の作者シラー(ドイツ)、

三権分立論を提唱した哲学者シャルル・ド・モンテスキュー(フランス)、

映画監督チャップリン(イギリス)、

アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントン、

日本に開国を求め黒船で訪れたマーシュ・ペリー、

そして厚木基地に降り立ったダグラス・マッカーサーは、

フリーメイソンに加入していたといいます。



○理性を拒む愚かな男たち

○華麗なるコンチェルト|ベートーヴェン ピアノ協奏曲 全5曲

○日本の冬の風物詩 ベートーヴェン第九


トップに戻る



世界を照らす自由
Liberty Enlightening the World

 


フランスのフリーメイソンから

アメリカのフリーメイソンに贈られたという自由の女神。



全ての弾圧、抑圧からの解放と、人類は皆自由で平等であることの

象徴である「自由の女神」の右手には松明(たいまつ)を持ち、

左手にはアメリカ合衆国の独立記念日である「1776年7月4日」と

フランス革命の始まりであるバスティーユ襲撃の日「1789年7月14日」が

ローマ数字で刻まれた銘板を持っています。



足は引きちぎられた鎖を踏みつけて、弾圧からの開放を意味し、

頭上の冠からは7本の光がさし、7つの海と大陸に自由が広がる

ことを表しているそうです。



○魔力を秘め、夢と現実が交錯するニューヨーク


トップに戻る



闇を光で照らす
啓蒙主義

The Enlightenment Gallery(啓蒙主義ギャラリー)
大英博物館


大英博物館にある「啓蒙主義ギャラリー」。

2014年現在、ここには大英博物館創設の基になったハンス・スローン卿の

コレクションなど、「自然界」「考古学の誕生」「芸術と文明」「宗教と儀式」

「交易と発見」などにまつわる展示があります。



啓蒙主義の「啓」は「ひらく」、「蒙」は「おおう・くらい」とも読み、

「暗く覆いかぶさっているものを開く」ことを指しているそう。



啓蒙には、自然の光を自ら用いて超自然的な偏見を取り払い、

人間本来の理性の自立を促すという意味があるそうです。



○人類の智の宝庫|大英博物館

○イギリスの物語と街並みに触れる Books about Town

○光は闇の中で輝く|世代とジェンダーを越えて発展する




トップに戻る



個人そして人類の理想的目標
独立自由の人格者を目指す

大正デモクラシーの旗手といわれる吉野作造博士


「我々は決して生まれながらにして独立自由ではない。

独立自由は将来に於いて達成す可(べ)き吾人(ごじん)人類の理想的目標」であり、

「我々は修養努力によって独立自由の人格者たろうとすることが重要である」。


※「普通選挙論」 吉野作造博士 東京帝国大学教授 1919年




日露戦争(1904年〜1905年)後の高まる不満から

中小企業主や商店主といった旧中間層に加えて、

都市におけるホワイトカラーなどの新中間層、

さらに労働者も加わって「民衆」が誕生したといいます。



この「民衆」がデモクラシー運動の主役となって藩閥政権からの脱却をはかり、

第一回普通選挙を実現させるに至る大正14年(1925年)までの政治的民主化の

過程を「大正デモクラシー」と呼ぶそうです。



※国立公文書館 アジア歴史資料センターより



○破壊と再生|日本型うつ病社会に別れを告げて

○日露戦争にて連合艦隊旗艦を務めた「三笠」


トップに戻る



友愛と連帯の精神によってもたらされる
第三世代の人権論

国際連合本部


第二次世界大戦後、植民地から独立した発展途上国が多数参加するように

なった国際社会の構造変化を反映して主張されはじめたという「第三世代の人権論」。



「第一次世代の人権」は、18世紀末に定式化された

自由を確保するための市民的、政治的権利を基本的な内容とする

国家に対抗しうる「属性の権利」であることが特徴だといいます。



「第二世代の人権」は、社会主義思想やキリスト教思想の影響を受け、

20世紀初頭のメキシコ革命とロシア革命に対応して登場したといわれ、

人間が平等になることを可能にする、経済的・社会的・文化的権利から成り、

国家にその実現を要求することのできる権利としての特徴があるそう。



そして、1971年に登場したといわれる「第三世代の人権」は、

友愛と連帯の精神によってもたらされる新しい人権だといわれます。



発展、平和、環境、人類の共同財産、人道的援助への権利は、

社会活動におけるすべての行為主体である、個人、国家、公的および私的団体、

ならびに国際共同体の努力の結合によってしか実現されえないものだそう。


トップに戻る



このような愛こそ
人の美しさ

ハナニラ


※「バスのなかで」 坂村真民


  この地球は 一万年後 どうなるかわからない

  いや明日 どうなるかわからない

  そのような思いで こみあうバスに乗っていると

  一人の少女が きれいな花を 自分よりも大事そうに 

  高々とさしあげて 乗り込んできた



  その時 わたしは思った ああこれでよいのだ

  たとい明日 この地球がどうなろうと

  このような愛こそ 人の世の美しさなのだ

  たとえ核戦争で この地球が破壊されようと

  そのぎりぎりの時まで こうした愛を 失わずにゆこうと

  涙ぐましいまで 清められるものを感じた

  いい匂いを放つ 真っ白い花であった


トップに戻る



参  考  情  報


○TOP of 厚木航空基地 公式サイト

○硫黄島航空基地隊 of 厚木航空基地 公式サイト

○海上自衛隊 下総航空基地

○南関東防衛局ホームページ

○北関東防衛局

○在日米海軍厚木航空施設 渉外部 HNRO | Facebook

○航空ファン・飛行機利用者のためのサイト FlyTeam(フライチーム)

○大和市/基地対策

○厚木基地の誕生 - 大和市

○綾瀬市ホームページ 厚木基地

○厚木基地騒音対策協議会(厚協) - 神奈川県ホームページ

○嘉手納町と基地 | 沖縄県嘉手納町(かでな町)

○普天間飛行場の概要|宜野湾市

○普天間基地@米軍飛行場がある暮らし

○日米安全保障体制|外務省

○NAF Atsugi Golf Club | Facebook

○在日米軍基地内ゴルフ場施設の利用に関する質問に対する答弁書|防衛省

○硫黄島訪問・滞在記とF-104J終焉記

○硫黄島探訪

○祖父の硫黄島戦闘体験記

○父親たちの星条旗 | 硫黄島からの手紙

○青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

○消防防災博物館:見て学ぶ-トップページ-

○日本消防協会

○日本損害保険協会 | SONPO

○Wakako's Page|中島和歌子のページ(古典文学研究室担当者)

○100分 de 名著

○カルナヴァレ美術館〜先史時代から現在にいたるパリの歴史を語る美術館〜

○The Grand Lodge of Japan|日本グランドロッジ

○Masonic Foundation of Japan|一般財団法人日本メイスン財団

○知っていましたか? 近代日本のこんな歴史|大正デモクラシー
〜吉野作造とその時代〜|国立公文書館 アジア歴史資料センター


○大正デモクラシーの生誕地 吉野作造記念館

○日本国憲法

○坂村真民記念館 公式サイト | 癒しの詩人 坂村真民の世界

○神奈川県立フラワーセンター大船植物園 - 神奈川県ホームページ

○世界史講義録

○一橋フォーラム21

○世界の国歌 WORLD ANTHEM

○フリー百科辞典Wikipedia

○厚木基地 日米親善春祭り 2015.05
 主催 米海軍厚木航空施設 ・ 海上自衛隊厚木航空基地
 催物
 (海上自衛隊)
  ・ミニP−3C地上展示(海自ターミナル前駐車場)
  ・海上自衛隊(駐機場地区)
  ・陸・海自車両展示(駐機場地区)
  ・ジブチ活動紹介(海自ターミナル前駐車場)
  ・ラッパ吹奏展示(海自ターミナル前駐車場)
  ・制服等試着(海自ターミナル前駐車場)
  ・制服展示(海自ターミナル前駐車場)
  ・手旗・結索教室(海自ターミナル前駐車場)
 (米海軍)
  ・米海軍航空機地上展示(駐機場地区)
  ・ライブコンサート
  ・アメリカンフード等ブース
  ・飛行隊グッズの販売
  ・NAF厚木茶道クラブによる野点(友好広場)

○第121回(平成27年春季)東京大学公開講座 「悪」
 ・悪への眼差し
  ・開講の挨拶 西川洋一 法学政治学研究科 企画委員長/法学政治学研究科長
  ・性悪説─中国思想の考え方」 横手裕 人文社会系研究科教授
  ・「善なる自然のパラドクス〜母乳育児から自然死まで」
    梶谷真司 総合文化研究科教授
  ・「<悪い>セックス、<悪い>身体」 清水晶子 総合文化研究科准教授
  ・総括討議 北田暁大 情報学環 教授
 ・社会における悪
  ・「社会変容がもたらす“悪”」 本田由紀 教育学研究科教授
  ・「国際社会における悪と法」 寺谷広司 法学政治学研究科教授
  ・「GoodsとBadsの境界 −災害廃棄物処理と容器包装リサイクルを中心に−」
    森口祐一 工学系研究科教授
  ・総括討議 大串和雄 法学政治学研究科教授
 ・自然科学における悪
  ・「癌の顔つき」 深山正久 医学系研究科教授
  ・「くすりの善と悪」 澤田康文 薬学系研究科 特任教授
  ・「宇宙の暗黒成分は善か悪か?」 戸谷友則 理学系研究科教授
  ・総括討議 清水敏之 薬学系研究科 教授
  ・閉講の挨拶 大和裕幸 理事

○第九を楽しむ 2015.04
 ・講師 小宮正安 先生 横浜国立大学准教授
 ・内容
  ・啓蒙主義の理念とフランス革命の現実
  ・ナポレオンをめぐる光と影
  ・「保守反動」と「平和」の時代
  ・ベートーヴェンの夢見たユートピア
 ・放送大学神奈川学習センター

○ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美
 BUNKAMURA ザ・ミュージアム 2015.04

○フィレンツェ・ルネサンス美術と近代的経済システムの誕生 2015.03
 講師 ルドヴィカ・セブレゴンディ 先生(美術史家)
 場所 イタリア文化会館

○ウフィツィ美術館展 黄金のルネサンス
 ボッティチェリからブロンヅィーノまで 東京都美術館 2014.12

○ヨーロッパの美術と思想 2013.10
 講師 神奈川大学教授 伊坂青司 先生
 内容
  ・北方ルネサンス:フランドル地方
  ・イタリア・ルネサンス:フィレンツェとヴェネツィア
  ・バロック絵画:オランダとベルギー
  ・ロココ美術と新古典主義・ロマン主義:フランス・パリ
  ・ロマン主義絵画:ドイツとイギリス
  ・ラファエル前派:イギリス・ロンドン
  ・印象派と後期印象派:フランス・パリを中心に
  ・アール・ヌーヴォーと分離派:フランス・パリとオーストリア・ウィーン
 放送大学神奈川学習センター


トップに戻る

Copyright (C) 2015 MOON WATER All rights reserved