海運が支える
日本の豊かな暮らし


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商業港と工業港の性格を持つ
横浜港

富士山と横浜みなとみらい地区


1859年(安政6年)、国際貿易港として開港した横浜港。

明治元年(1868年)になる9年前のことだったそう。



巨大消費地である東京と、さらにその先に広がる広大な背後圏を持つ

日本を代表する商業港として発展する一方、京浜工業地帯など臨海部

の工業地帯を拠点とする工業港としても重要な役割を果たしてきており、

これら2つの性格も併せ持った総合港湾として成長してきたそうです。



※横浜市港湾局より



○開放的で自由な街に、心地よい風が吹きぬける OPEN YOKOHAMA

○新と旧・過去と未来が融合し発展する横浜

○よこすか はじめて物語|近代化の礎を築いた横須賀製鉄所

○日本人の心を映す優美な富士


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本格クルーズ時代を迎えた横浜港
大さん橋国際旅客ターミナル

大さん橋に接岸する「飛鳥U」(左)と
自動車運搬船「アフロディーテ・リーダー」(右)


2002年に改築したという横浜港大さん橋。

「にっぽん丸」、「ぱしふぃっくびいなす」など3万トンクラスまでの客船は4隻、

「飛鳥U」、「ダイヤモンド・プリンセス」などそれ以上のクラスの客船は

2隻の同時着岸が可能だそうです。



○横浜の発展を見つめる帆船日本丸

○カヤックに乗ってみなと横浜の海を散策


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くじらのおなか
アフタヌーン・コンサート

横浜港大さん橋国際旅客ターミナル「出入国ロビー」
サクソフォン四重奏団【奏-Kanade】


週末や祝日に、大さん橋「出入国ロビー」で行われるという

「くじらのおなかアフタヌーン・コンサート」。



クラシック、ジャズ、ポップスなど、音の彩り豊かな演目が開催されています。




○新たな響きが奏でる未来|日本人の音楽的アイデンティティ


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Bon Voyage!!
良い旅を

出入国ロビー


国内・アジア・そして世界一周クルーズへの窓口である「出入国ロビー」。

「Bon Voyage!!」の垂れ幕が掲げられ、ここから良い旅が始まるのですね。



○Bon Voyage 地球一周の旅へ


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港の数だけ感動がある
飛鳥U

横浜港を出港する飛鳥U


1996年の初代「飛鳥」以来、毎年実施した世界一周クルーズは、

2015年に20回目を迎えたそうです。



アジア、ヨーロッパ、北米、南米を周った104日間は

感動の体験だったのでしょうね。



○空と海の間で暮らすような旅


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ここからはじまる
飛鳥Uの旅

アスカプラザ


「飛鳥U」の玄関でもあるアスカプラザ。

二層吹き抜けの開放的で華やかな空間は、これから始まる素晴らしい旅を予感させます。



ホテルのフロントの役割を果たすレセプションでは、

各種インフォメーションをはじめ、

客室からの問い合わせやチェックアウトに至るまで、幅広く対応してくれます。


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フルブライト留学生と
氷川丸



第二次世界大戦後の1945(昭和20)年9月、J. ウィリアム・フルブライト

米上院議員が中心となって、フルブライト留学制度がつくられたそう。



フルブライト留学制度は、アメリカの学生、研究者、専門家などが外国に留学し、

一方で外国からアメリカに留学する教育交換制度のこと。



日本では戦後アメリカへの関心が高まり、この制度は、

大学生や官僚を魅了して日米関係構築の架け橋になったといいます。



1953年(昭和28)年7月「氷川丸」は第1便として、

およそ200人の留学生を乗せて横浜を出港、

折り返しシアトルからアメリカ人留学生を連れて帰ったそう。



「氷川丸」は、戦後引揚船として使用され、その後日本国内の内航貨客船として、

更には国際不定期貨物船として使用されていましたが、

このフルブライト留学生のために、もっと明るい色合いで

アメリカンスタイルの客船サービスができるよう再擬装されたそうです。



こうして「氷川丸」は1960(昭和35)年10月の最後の航海までに、

2,500人におよぶ交換留学生たちを運んだといいます。



○日本とシアトルをつないだ船 氷川丸

○何でもみてやろう|多彩な顔をもつ東京メトロポリタン

○魔力を秘め、夢と現実が交錯する ニューヨーク

○America’s Passion|アメリカで最も人気のスポーツ フットボール


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僕の初旅世界一周
ジャン・コクトー

訪日時のジャン・コクトー(中央) Jean Cocteau、1889年-1963年


フランスの詩人であり作家のジャン・コクトーは、

ジュール・ヴェルヌによって書かれた物語「80日間世界一周」の

主人公の足跡を追って80日間で世界一周し、

後に紀行文「僕の初旅世界一周」を著したそうです。



この旅行は、パリ・ソワール新聞社とコクトーの賭けで始まり、

その内容は「80日間で世界一周できれば旅費はパリ・ソワール社が一切持ち、

できなければコクトーが原稿料無しで20回にわたって紀行文を書く」

というものだったといいます。



コクトーは1936(昭和11)年3月29日にパリを出発し、

5月4日から16日までシンガポール〜日本間は日本郵船の「鹿島丸」に乗船しました。



この時、たまたまチャールズ・チャップリンも乗船しており、

2人は英語と仏語による会話の困難さを補うため身ぶり手ぶりを交え、

人生、芸術などを熱く語り合ったといいます。



パリの洗練された上流社会と贅沢を知っているコクトーは、

「鹿島丸」を「サービスは素敵、酒蔵はとびきり」と気に入り、

大の日本びいきになったそうです。



日本滞在中には、

詩人 堀口大学と一緒にJOAK(現NHK)のラジオ放送に出演したりしました。



6月18日、パリに到着して80日間世界一周を成功させたコクトーは

「世界は聞いているよりずっと美しい」と感想を述べ、

約束通り旅費を獲得したそうです。



○豊かな放送文化を創造する人とメディアの未来


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80日間世界一周
ジュール・ヴェルヌ

SFの開祖といわれるジュール・ガブリエル・ヴェルヌ
(Jules Gabriel Verne、1828年-1905年)


ジュール・ヴェルヌの物語「80日間世界一周」。



主人公であるイギリス紳士フォッグは、

ふとしたはずみに行きつけのクラブで世界一周が80日間でできると主張し、

2万ポンドという大金をかけたあげく、これを証明するため旅にでかけます。



インドでは、夫が死ぬと妻に殉職を強要する「サティー」の儀式に出会い、

明治維新後の横浜ではサーカスに訪れ、

独立から1世紀を経たアメリカではヤンキー精神を目の当たりにするなど、

様々な場所を経てロンドンに戻ったフォッグ。



賭けに勝つことはできたのでしょうか。



この物語は、当時のフランス日刊紙に掲載され、最初の掲載日が

出発日という設定であり、80日目の次の日が最後の掲載日だったそう。



物語の中の世界一周には、あの手この手の障害があらわれ、

はらはらしながら旅の行程を追ってきた読者は、いわばリアルタイムで

賭けの結末に立ち会うことになり、この作品は書籍が出版される以前

から大評判だったといいます。



○セクシュアリティとジェンダー|文学にみる女性観

○人間の幸不幸を凝視する物語文学 源氏物語


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世界最大級のクルーズ客船
Mariner of the Seas

大黒ふ頭


米ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航する世界最大級の客船、

「Mariner of the Seas」は、ボイジャークラスの第5船だそうです。



総トン数は13万8279トン、全長310m、全幅48m。巡航速度は22ノット。

マスト高が横浜ベイブリッジの桁下高制限を超えるためにくぐることができず、

横浜港の客船ターミナルである大さん橋へ着岸できない為、

大黒ふ頭のT-1、T-2バースへ着岸したそうです。



○世界最大級を誇るという豪華客船 Voyager of the Seas


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旅客ターミナルに接岸する
自動車運搬船

アフロディーテ・リーダー


大さん橋に接岸する自動車運搬船(PCC、Pure Car Carrier)

アフロディーテ・リーダー(APHRODITE LEADER)。



PCCは普段、一般の立ち入りが制限される貨物船用のふ頭に接岸するそうですが、

今回は見学イベントのため旅客用ターミナルに接岸したそう。


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日本国籍の船は
わずか7%

パナマ船籍の「APHRODITE LEADER」


アフロディーテ・リーダーは、

日本郵船が運航するパナマ船籍の自動車運搬船だそうです。



外航海運は世界単一市場の中で熾烈な国際競争を行っているといい、

世界の船会社は国際競争に勝ち抜くため、船の国籍を外国にするなど

の努力を行っているといわれます。


日本商船隊(日本の船会社が運航する船)の日本籍はわずか7%といい、

残りはパナマ(約64%で最多)などの外国籍。



各国政府においても、自国の外航海運(船会社)が国にとって不可欠な

産業であるとの認識のもと、国際競争力向上のためのさまざまな措置

を講じているそうです。


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乗用車最大6,500台積載できるという
アフロディーテ・リーダー

アフロディーテ・リーダーの船内格納庫


全長100m、幅32.2m、総トン数約6万強というアフロディーテ・リーダー。



乗用車であれば最大6500台を積むことができ、

車両間隔は前後30センチ、幅10センチに並べていくそうです。

積載量と同じだけ積むには2日ほどかかるそう。


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積み込みを待つ
自動車

大黒ふ頭


大黒ふ頭に並ぶ乗用車やトラック。

実際に積み込む場面を見学させて頂きました。



船腹の開口部から滑り込んだ車は、狭い傾斜路を駆け抜け、

前後30センチ、左右10センチ間隔の積付け位置に、正確に、

しかも秒単位の早技で次々に停車するテクニックと集中力はまさにプロ。



日本のPCCで運ばれた車のダメージ率は世界でもまれにみる低水準なのだそうです。



○元気な日本を知ろう|京浜工業地帯をつなぐ鶴見線


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2013年マツダ 船積み見学会
2013 Mazda Ship Loading Observation Tour for Kids

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四面を海に囲まれ
資源の乏しい日本

自動車運搬船 ASTERIA LEADER 大黒ふ頭


四面を海に囲まれ資源の乏しい日本は、原材料の多くを輸入に頼っており、

一方、加工した製品を輸出しているそうです。



ほとんどが海上輸送で、うち6割が日本商船隊(日本の船会社が運航する船)

により、運ばれているといいます。



産業に欠くことのできない原油や天然ガスなどのエネルギー資源、

暮らしに欠くことのできない穀物や衣料品をはじめとする生活物資が、

今日もまた目に見えない「ライフライン」として船で運ばれてくるそう。



近年では、国内の製造業等の海外進出に伴い、日本を経由しない

海外から海外への輸送である三国間輸送も増加しているといいます。



○青き惑星 地球|海洋・地球・生命の統合的理解への挑戦


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南太平洋地域と世界各地を結ぶ
South Pacific Link

多目的船「SOUTH ISLANDER」 大黒ふ頭


NYKバルク・プロジェクト貨物輸送鰍ェ運航しているという

南太平洋地域と世界各地を結ぶ、多目的船サービス「South Pacific Link」。



日本の港と韓国、キリバス、ソロモン諸島、バヌアツ、ニューカレドニア、

フィジー、サモア、仏領ポリネシア、トンガなどを結んでいるそうです。



今回見学させて頂いた多目的船「SOUTH ISLANDER」は、

コンテナ、在来貨物、自動車などを同時に積み込むことができ、

20フィートコンテナで約1,000個分、車両は720台積み込むことができるといいます。



南太平洋地域、世界各地の発展に貢献しているのですね。



○自然の美しさ、ゆったりと流れる時間 タヒチ(仏領ポリネシア)

○ある夏の日曜日 フォトジェニックな港街 シドニー

○朝鮮王朝の王都 韓国ソウル


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船に装備されている
クレーン

「SOUTH ISLANDER」のブリッジ(船橋:せんきょう)からみた船首側


「SOUTH ISLANDER」に装備されているクレーン。

クレーンが設置されていない港でも自力で荷役ができるそうです。


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岸壁にいる人間が小さく見える
14階の高さ

多目的船「SOUTH ISLANDER」のブリッジより


「SOUTH ISLANDER」は、船底から一番上まで高さ50mほどあり、

ビル14階に相当するそうです。



ブリッジから岸壁を見下ろすと人間が小さく見えます。



○自分の存在がちっぽけに思える富士の雄大さ|ぼくの仕事場は富士山です


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船舶と船員を
安全に守る取組み

SOUTH ISLANDERの食堂で頂いた軽食
サンドイッチは船のコックさんが作って下さったそう


世界中の海を航行する船は、台風などの悪天候に遭うこともあれば、

狂暴な海賊に襲われることもあるといいます。



専門技術をもつ船長、機関長をはじめ様々な役割を担った船員が協力し

24時間365日、安全航海に務めると伴に、IMO(国際海事機関)が定める

国際ルールの遵守、海洋汚染防止、省エネなどに関する最新技術を

導入した環境負荷の軽減により、船舶と船員の安全を守っているそうです。


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世界の中で日本の国際港の
位置づけは低下傾向

大黒ふ頭


世界主要港のコンテナ取扱量(2014)の順位では、1位・2位は2013年に引き続き、

上海、シンガポール。上位10位のうちシンガポール、ドバイ(UAE)、釜山(韓国)を

除く7港は中国の港が占め、アジア各国の世界に占めるコンテナ取扱量のシェア

は、この20数年で増加傾向にあり、2013年には55%を超えたそうです。



日本に目を向けてみると、1980年には、神戸港(4位)、横浜港(12位)、東京港(18位)

と3港が20位以内に入っていましたが、2014年時点では東京港の28位が最高であり、

世界の中で日本の国際港の位置づけは低下しているそう。



※コンテナリゼーション・インターナショナル、UNCTAD、国土交通省海事局



○世界につながる東京港


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上位船社への集中度が高まっているという
コンテナ業界

ガントリークレーンによる荷役


2014年8月時点でのフルコンテナ船運航船腹量上位は、

1位が「Maersk Line(デンマーク)」、2位「MSC(スイス)」、3位「CMA-CGM(フランス)」の順。

日本では商船三井が9位、日本郵船が13位、川崎汽船が17位なのだそう。



近年、コンテナ業界では上位船社への集中度が高まり、

1995年では上位3船社のシェアは17.3%であったのに対し、

2014年には37.7%まで上昇しているといいます。



※日本郵船調査グループ「世界のコンテナ輸送と就航状況」


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積み卸し作業の中核を担う
ガンマン

高さ50mにもなるというガントリークレーンの運転席


横浜港の岸壁にそびえ立つガントリークレーン。

貨物の積み降ろし作業の中核を担う運転席の高さは地上50mにもなるそう。



コンテナの荷役は、些細なことでも大きな事故につながる可能性があることから、

安全を重視し、効率的な作業が行えるよう細心の注意を払っているそうです。


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本牧ふ頭の主力コンテナターミナル
BCコンテナターミナル

本牧ふ頭BCコンテナターミナル


昭和38年(1963年)に埋立てを開始し、昭和45年(1970年)に

完成したという本牧ふ頭は、フルコンテナ船はもとより在来船、

RO/RO船などによる多様な荷役に対応し、長年にわたって、

横浜港の中心的な役割を担ってきたといいます。



近年のコンテナ船の大型化とコンテナ貨物の増加に対応するため、

B・C突堤間の埋立てを行い、新たにBCコンテナターミナルを整備し、

平成17年(2005年)に全面供用を開始したそうです。


BCコンテナターミナルは、岸壁とターミナルを一体的、効率的に管理運営し、

コンテナ貨物の集中化を促進させるなど本牧ふ頭の主力コンテナターミナル

として稼働しているそうです。


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首都圏で消費される都市ガスを担う
東京ガス扇島工場

工場の沖合にある東京ガス扇島LNGバース


東京ガス叶島工場は、液化天然ガス(LNG)の貯蔵タンクを有し、

首都圏で消費される都市ガスを担う工場の一つだそう。



LNGは海外から大型タンカーで輸送され、工場敷地から2kmほど沖合にある

受入設備で荷揚げされ、そこから配管を通って巨大なLNG地下タンクに

貯蔵されるそうです。



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日本を支える
オイルタンカー

31万トンを積載できるという「ENEOS OCEAN」


原油は、エネルギー源の代名詞ともいえるガソリン、灯油、重油、軽油などに加え、

プラスチックやビニール、合成繊維、ゴムなどの原料として生活のあらゆる場面を

支えるナフサの元になるそう。



原油・石炭・天然ガス・水力・原子力などの1次エネルギーの中で、

最大の44.3%を占めているといいます。



しかし自給率は0.4%に過ぎず、ほとんどを輸入に依存し、

輸入先は8割以上が中東のペルシャ湾諸国。

VLCC(Very Large Crude Oil Carrier)と呼ばれる超大型原油タンカーが

絶え間なく輸送にあたり日本を支えているそうです。


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原油が運ばれてくる道のり
オイルロード

根岸製油所 ENEOSホール内のパネル


サウジアラビなど中東諸国から約12,000kmも離れた日本の輸入基地や精油所までは、

大型タンカーで往復45〜50日かかるといい、その道のりはオイルロードと呼ばれるそう。



一方、インドネシアなど東南アジアから運ばれてくる南方原油は、

その航行期間は、中東諸国からの日数と比べるとおよそ半分程度だといいます。


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原油の生産地
中東

アラブ首長国連邦(UAE)の都市 ドバイ
2015年現在、世界で最も高い建造物ブルジュ・ハリーファ


ペルシャ湾に面したアラブ首長国連邦を構成する首長国のひとつ、ドバイ。



中東屈指の金融センターであり、多くの超高層ビルや巨大モールが

建設される世界的な都市になっているそうです。



○平安で平等な社会を築く意志|世界に広がるイスラーム


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混雑する海域
マラッカ海峡

Strait of Malacca


マラッカ・シンガポール海峡は、様々な貨物船が行き交う国際的な海上交通路で、

日本に向かう原油タンカーの9割近くが通過していることから、

「日本の生命線」とも言われています。



マラッカ海峡は、狭くて浅いため航行可能な場所が限られているという難点があり、

常に混雑しているそうです。また海賊が発生することがあり、

船会社、日本の自衛隊や海上保安庁は、このような海域でも安全に航行できるよう

様々な対策に取り組んでいるそうです。



○心を癒すマングローブ・カヤック ランカウイ


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日本最大級の原油処理能力をもつ
根岸製油所

根岸製油所 ENEOSホール内のパネル


横浜の美しい自然と瀟洒な(しょうしゃ:すっきりとあか抜けしている)

住宅に囲まれた一角にJX日鉱日石エネルギー轄ェ岸製油所はあります。



面積220万u、周囲12kmにもおよぶ広大な敷地には緑があふれ、

その原油処理能力は日本最大級の27万バーレル/日だそう。



間近に首都圏の大消費地をひかえ、製品供給基地としての

絶好の立地条件に恵まれている根岸製油所は、

首都圏の巨大なエネルギー需要に日々確実に応えるべく、

生産能力を発揮しながら、人と石油と自然が調和した豊かな

未来環境を創造するモデル製油所として社会に貢献しているそうです。



○東京湾を望む広大な日本庭園 三溪園

○日本初の洋式競馬場が残る横浜・根岸森林公園



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原油から各製品を製造する
精製工程

根岸製油所の夜景


蒸留など様々な工程を経て、原油から各種製品を製造することを「精製」というそう。



原油はタンカーによって製油所に運び込まれ、原油タンクに貯蔵された後、

まず最初に「常圧蒸留装置(トッパー)」に送り込まれ、

加熱炉で350℃以上にに加熱、蒸留塔にて沸点の違いを利用して

5つの成分(LPガス・ナフサ・灯油・軽油・残油)に分けるそうです。



さらに様々な工程を経て、原油は暮らしに必要とされる製品へと

生まれ変わってゆくといいます。



○元気な日本を知ろう|京浜工業地帯をつなぐ鶴見線

○未来に夢をのせて|最幸のまち かわさき


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船舶・海洋の未来を拓く
ジャパン マリンユナイテッド

就役直後の護衛艦「いずも」


日本の造船業界をリードしてきた、ユニバーサル造船とIHIMUの2社が

統合して誕生したというジャパン マリンユナイテッド梶B

コンテナ船からタンカー、客船、艦艇など多くの船舶を製造してきたそう。




2015年に就役した海上自衛隊最大の艦艇・護衛艦「いずも」は、

ジャパンマリンユナイテッド横浜事業所 磯子工場(横浜市)にて

引渡式・自衛艦旗授与式が開催されたそうです。



○よこすかスプリングフェスタ & 護衛艦いずも特別公開

○よこすか はじめて物語|近代化の礎を築いた横須賀製鉄所


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護衛艦「いずも」引渡式・自衛艦旗授与式 〜 海上自衛隊

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東京湾
太平洋への開口部

横浜からみた東京湾


左に見える陸地は房総半島(千葉県)、右は三浦半島(神奈川県)、

真ん中の陸地が見えない部分は太平洋への開口部。



多くの船舶が航行する東京湾には、浦賀水道航路と中ノ瀬航路があり、

長さが50メートル以上の船舶は、航路を航行する義務があるそうです。



○首都を守るために作られた人工の要塞島 海堡

○「迷信」の中を彷徨う|三浦半島の自然 大楠山


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参  考  情  報


○横浜市港湾局 ホームページ

○横浜港ポータルサイト

○横浜港大さん橋国際客船ターミナル

○大さん橋ブログ

○JSA 一般社団法人日本船主協会

○日本郵船

○日本郵船歴史博物館・日本郵船氷川丸

○NYK Bulk & Projects Carrier Ltd - Home

○横浜港埠頭株式会社

○本牧ふ頭BCコンテナターミナル

○JX日鉱日石エネルギー

○ジャパン マリンユナイテッド株式会社-JMU

○公益財団法人 日本海事センター

○NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

○Jean Cocteau|ジャン・コクトー オフィシャルサイト

○「コクトー、日本を去る」西川正也|共愛学園前橋国際大学

○サクソフォン四重奏団【奏-Kanade】

○GATAG|フリー画像・写真素材集 4.0

○フリー百科辞典Wikipedia

○多目的コンテナ船「South Islander」見学 2015.08
 大黒ふ頭
 (一社)日本船主協会 NYKバルク・プロジェクト貨物輸送

○JX日鉱日石エネルギー 根岸製油所 見学会 2015.08
 (一社)日本船主協会・JX日鉱日石エネルギー轄ェ岸製油所

○自動車運搬船「APHRODITE LEADER」 船内見学会 2015.07
 場所 横浜大さん橋
 (一社)日本船主協会・日本郵船

○「横浜港海上見学会」〜外国客船マリナー・オブ・ザ・シーズ 2015.03
 横浜市港湾局

○港湾活動と社会発展 2015.10
 講師 池田龍彦 先生
 放送大学神奈川学習センター所長・横浜国立大学名誉教授
 ・横浜港発展の歴史
 ・港湾背後圏の発展と港湾活動
 ・世界の海運の現状と貨物流動
 ・開発途上国における港湾開発と経済成長
 ・横浜港内見学(横浜市からの便宜供与を受ける)
 ・横浜港コンテナターミナル見学(南本牧埠頭地区)
 ・横浜港物流センター見学(大黒埠頭地区)
 ・横浜港見学を踏まえた補足授業

○エネルギー自由化によって何が変わるか〜企業が今準備しておくべきこととは〜
 2015.12
 講師 橘川武郎 先生 東京理科大学大学院イノベーション研究科教授
 主催 横浜商工会議所 工業部会
 場所 横浜シンポジア

○「はじめての海外取引」勉強会 2014
 主催・共催 ジェトロ横浜、横浜商工会議所、(公財)横浜企業経営支援財団
 後援 横浜市経済局

○普通職業訓練 国際ビジネス講座 2010
 本牧BCターミナル・川崎FAZ見学
 独立行政法人雇用・能力開発機構・外語ビジネス専門学校

○第36回 貿易実務検定 C級 日本貿易実務検定協会

○第23期 国際物流管理士 資格認定講座
 日本郵船 大黒コンテナターミナル見学
 (公社)日本ロジスティクスシステム協会(JILS)

○第29期 物流技術管理士 資格認定講座
 (公社)日本ロジスティクスシステム協会(JILS)

○2014 数字でみる物流 日本物流団体連合会編

○日本の海運 SHIPPING NOW 2015-2016 (公財)日本海事広報協会

○海と船の雑誌・ラ メール(Sea & Ship's Magazine LA MER) 第232号
 【特集】 海運が支える衣食住

○楽しく学び、くわしく知ろう! 海運と船と港の役割

○社会見学おたのしみマガジン Let's Go コンテナ君

○八十日間世界一周 ジュール・ヴェルヌ 鈴木啓二(訳) 岩波文庫 2001年


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