![]() |
草木が芽吹き鮮やかな緑に包まれる 風が通り抜ける湿原 |
![]() |
|||
| 風が通り抜ける湿原 | カルデラ | 台ヶ岳 | ミツバショウ | ニッコウキスゲ | アサザ | | アヤメ | 木道の小路 | ブルーポピー | タイツリソウ | ライラック | レンゲツツジ | コマクサ | | クロユリ | クリンソウ | ヒメシャガ | ヒイラギソウ | スズムシソウ | カエルの声 | ミヤマオダマキ | | タカネスミレ | タカネナナカマド | チシマキンバイ | エゾノチチコグサ | エゾウスユキソウ | | コケモモ | ズミ | ウワミズサクラ | ウラシマソウ | 箱根湿性花園 | 参考情報 | |
|||||
風が通り抜ける 湿原 |
|||
長尾峠・丸岳・乙女峠方面 | |||
金太郎で知られている金時山、ススキ草原のある台ヶ岳など、 周囲を山々に囲まれた仙石原は大昔、芦ノ湖の湖底だったといわれています。 山々を越えて湿原を通り抜ける風に、草木がそよいでいました。 ○黄金色に染まる尾瀬ヶ原 ○釧路湿原の中をゆったりと流れる釧路川 ○花を忘れまい 北条時宗が開いた北鎌倉の座禅道場 円覚寺 ○人と人・人と自然との共存から未来を紡ぐ Life is a Journey |
|||
トップに戻る | |||
大空と大地の中で 松山千春 tama91tama | |||
トップに戻る |
神山の噴火によってできた カルデラ |
|||
金時山からみた仙石原、右奥は芦ノ湖 | |||
神山の噴火によってできたカルデラ内にあるという箱根・仙石原。 別荘地やゴルフ場、多くの美術館、温泉地として賑わっているそうです。 ○緑深い首都圏のリゾート 箱根温泉郷 |
|||
トップに戻る |
ススキ草原として知られる 台ヶ岳 |
|||
すそ野はススキ草原として知られている標高1,045mという台ヶ岳(だいがたけ)。 秋には多くの観光客で賑わいます。 また、毎年3月には春を迎える山焼きが行われるそうです。 ○芦ノ湖から始まり、仙石原・強羅・小涌谷と移りゆく箱根の紅葉 |
|||
トップに戻る |
清らかな水辺に咲く白い花 ミツバショウ |
|||
サトイモ科ミズバショウ属の多年草というミズバショウ(水芭蕉)。 清らかな水辺に咲く白い花は、 尾瀬のミズバショウ「夏の思い出」の歌とともにあまりにも有名ですが、 この白い花、じつは花を包んでいる苞で、葉の変形したものだそうです。 苞の中にある棒状のものが花の穂で、300個以上の小花が集まっているそう。 花が終わるとある清楚な姿は消え、葉が伸び広がり、 キャベツのお化けのような姿に変わります。 ミズバショウの和名は、水辺に生える芭蕉の意味で、 大きな葉が芭蕉(バナナと同じ仲間)のようだからだそうです。 ミズバショウ属の花は世界で2種類しかなく、 北米西岸に自生するアメリカミズバショウは、苞が黄色だそう。 ○凝縮された尾瀬の季節 |
|||
トップに戻る |
湿原を黄色に染める ニッコウキスゲ |
|||
尾瀬や日光戦場ヶ原、霧ヶ峰など山地の湿原を黄色に染める ユリ科ワスレグサ属のニッコウキスゲ(標準和名はゼンテイカ)。 花は一日でしおれてしまうため、英名ではデイリリー(Day Lily)と呼ばれ、 学名であるHemerocallis(ヘメロカリス)は、 ラテン語で「一日美しい」という意味だそうです。 ○初夏を告げる小道 -Path of Early Summer- ○歴史と自然に彩られた日光 |
|||
トップに戻る |
絶滅が危惧されている アサザ |
|||
ミツガシワ科アサザ属の多年草、アサザ(浅沙・阿佐佐)。 ハート型のような葉を水面に浮かべる浮葉植物で、黄色い一日花を咲かせるそう。 ○みなもに浮かぶ神秘な美しさ 睡蓮 |
|||
トップに戻る |
何れ菖蒲か杜若 アヤメ |
|||
何れ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた) 菖蒲も杜若もよく似た美しい花で、区別するのが困難なことからこう言われたそう。 また、漢字の「菖蒲」は「ショウブ」とも「アヤメ」とも読むそうです。 五月五日の端午の節句にはショウブの葉を湯船に浮かべる 「菖蒲湯」に入るのが慣わしですが、 このショウブはサトイモ科の植物で、アヤメ科の植物ではないそうです。 ○穏やかで優しげな風情 花菖蒲 ○東洋一を誇るという花菖蒲 水郷佐原水生植物園 ○鎌倉・明月院の花菖蒲 |
|||
トップに戻る |
草木が芽吹き鮮やかな緑に包まれる 木道の小路 |
|||
冬枯れの木々や草が芽吹き、鮮やかな緑に包まれる新緑。 新たな目覚めの時ですね。 ○相模湾を見渡す新緑のプロムナード 丹沢 鍋割山・塔ノ岳 ○未知を歩き、心を満たしてゆく上高地 ○旅人が歩いたかけらを拾いに 木曽路 |
|||
トップに戻る |
幻の花 ブルーポピー |
|||
ヒマラヤに咲く青いケシ、ブルーポピー。 ケシの仲間は世界で47属700種あるそうですが、 青いケシの仲間はメコノブシス属と呼び、 よく似たケシ属とは分類上区別されているそうです。 メコノブシス属は、ネパール・インド・ブータン・ミャンマー・中国 などのヒマラヤ周辺に集中して分布しており、 青いケシが発見されたのは1913年、イギリスの植物探検家エリック・ベイリーで、 その後キングドン・ウォードが「青いケシの国」を著してから、 幻の花として世界的に有名になったそうです。 ちなみに、モルヒネなど麻薬がとれるのはケシ属の数種だそうで、 メコノブシス属は麻薬成分を含んでいないそうです。 |
|||
トップに戻る |
真っ赤な鯛が大漁 タイツリソウ |
|||
ケシ科の多年草、タイツリソウ(鯛釣草)。 真っ赤な鯛が大漁に釣れているようです。 タイツリソウは、ケマンソウ(華鬘草)とも呼ばれ、 お寺のお堂を飾る「華鬘(けまん)」に花が似ていることから名づけられたそうです。 |
|||
トップに戻る |
リラの咲く頃 ライラック |
|||
ヨーロッパ東部の山野に自生しているというライラック(Lilac)。 日本では北国の代表的な植物として人々の生活に根づいているそうです。 フランス語では「Lilas」と呼ばれ、 気候の良い時期を「リラの咲く頃」と表現するそう。 また北海道では、 暖かくなったと思ったら急に冷え込むことを「リラ冷え」というそうです。 ○風が吹き抜ける森と湖 大沼・函館 ○命から生まれた嘆き・希望・美しさ 世界の民族音楽 |
|||
トップに戻る | |||
Quand refleuriront les lilas blancs(白いリラがまた花咲くとき) 1929 | |||
トップに戻る |
色鮮やかな花に毒がある レンゲツツジ |
|||
鮮やかな花を咲かせるレンゲツツジ(蓮華躑躅)。 痙攣する毒があるそうです。 ○色鮮やかな花を咲かせる つつじ・しゃくなげの小路 ○箱根を彩るつつじ・しゃくなげ |
|||
トップに戻る |
高山植物の女王といわれる コマクサ |
|||
美しい花と、他の植物が生育できないような砂礫に生育する事から 「高山植物の女王」と呼ばれるそうです。 |
|||
トップに戻る |
花の名峰白山に多くみられる クロユリ |
|||
ユリ科バイモ属の高山植物というクロユリ(黒百合)。 石川県と岐阜県に跨る日本三名山(富士・立山・白山)の 一つ白山では、クロユリが多くみられるそうです。 ○日本人の心を映す優美な富士 ○空と雲に出会い光を浴びて天上につながる場所 立山 |
|||
トップに戻る |
サクラソウの仲間 クリンソウ |
|||
サクラソウ科のクリンソウ。 サクラソウの中ではもっとも大型の部類だそう。 下の方から段になって花が咲いていく様子が、 お寺の屋根についている九輪に似ていることからこう呼ばれるそうです。 |
|||
トップに戻る |
淡い紫色の花を咲かせる ヒメシャガ |
|||
淡い紫色の花を咲かせるアヤメ科の多年草。 ヒメシャガ (姫射干)は、日本固有種だそうです。 ○丹沢・大倉尾根に咲くシャガ ○鎌倉の道端に咲くシャガ |
|||
トップに戻る |
かつては山道を紫に染めていたという ヒイラギソウ |
|||
シソ科のヒイラギソウ(柊草)。 ヒイラギ(柊)の葉に似ていることからこの名がついたそう。 環境省レッドデータブックの絶滅危惧IB類(EN)に指定されているそうです。 |
|||
トップに戻る |
鈴虫の羽に似ている スズムシソウ |
|||
淡褐色の花を咲かせるラン科のスズムシソウ(鈴虫草)。 その色彩と形がスズムシの羽に似ているためにこう呼ばれているそう。 ○天高く馬肥ゆる秋|実をつけて燃え、生を喜ぶ季節 |
|||
トップに戻る |
水辺から聞こえる カエルの声 |
|||
水辺の周辺では、コロコロとカエルの輪唱が聞こえてきます。 アマガエルにそっくりなシュゲールアオガエルが鳴いているそうですが、 石の下や地面の穴の中に隠れているのか、なかなか見つけられません。 シュゲールアマガエルは日本のカエルだそうですが、 カエル研究をしていたオランダ人の名前がつけられたそうです。 ○光と水と緑の郷 安曇野 |
|||
トップに戻る |
麻の糸玉のような ミヤマオダマキ |
|||
ギンポウゲ科の多年草、ミヤマオダマキ(深山苧環) オダマキは、中心を空洞にして巻いた麻の糸玉である 苧環(おだまき)に似ていることから名づけられたそう。 「おだまき」は、静御前が舞った「静の舞」の中でも引用されるそう。 平家を滅ぼした源義経は、兄である頼朝に追われ、 女人禁制であった吉野山で愛する静御前と別れたそう。 静御前は、京都に戻る途中に捕えられ鎌倉に護送された後、 頼朝をはじめ多くの武将が居並ぶ中、 義経への思いを歌にして舞い、逆鱗に触れたそうです。 「吉野山嶺の白雪踏みわけて 入りにし人の跡ぞ恋しき」 「しづやしづ賤のをだまき繰り返し 昔を今になすよしもがな」 吉野山の嶺の白雪を踏み分けて 山の中へ消えていった貴方が恋しいのです。 静や、静やと、苧環(おだまき)のように何度も繰り返し呼んでくれたあの頃を、 今に引き戻せたらよいのに。 ○鎌倉・鶴岡八幡宮で行われる「静の舞」 |
|||
トップに戻る |
高山に咲く タカネスミレ |
|||
スミレ科の多年草、タカネスミレ(高嶺菫)。 高山に咲くことから高嶺スミレと名づけられたそうです。 ○小さな想いを秘めるスミレ |
|||
トップに戻る |
七度かまどにくべても燃えない? タカネナナカマド |
|||
バラ科の落葉低木、タカネナナカマド(高嶺七竈)。 葉に光沢があるのが特長だそうです。 ナナカマドは、「七度かまどに燃えきらず残る」などいわれ、 固い材質なのだそうですが、実際に燃やすと良く燃えるそう。 |
|||
トップに戻る |
千島でみられる チシマキンバイ |
|||
バラ科のチシマキンバイ(千島金梅)。 北海道やサハリン、カムチャッカ、シベリアなどで見られるそう。 |
|||
トップに戻る |
白い毛に覆われた エゾノチチコグサ |
|||
キク科の多年草、エゾノチチコグサ(蝦夷の父子草)。 猫の毛並みをに似ているのか、別名キャットフットとも呼ばれているそうです。 ○ニセコ カヌー&ネイチャーハイキング |
|||
トップに戻る |
雪を薄っすらかぶったような エゾウスユキソウ |
|||
キク科の多年草、エゾウスユキソウ(蝦夷薄雪草)。 エーデルワイスの近縁種のひとつで、 北海道の大雪山や礼文島など道東に点在しているそうです。 ○山岳で歌われてきたエーデルワイス |
|||
トップに戻る |
リンゴベリー コケモモ |
|||
ツツジ科の常緑小低木、コケモモ(苔桃)。 果実は酸味が強く砂糖などで甘みを加えジャムなどに利用されているそう。 また、低血圧や疲労回復などに効果があるとされ、 薬草として利用されてきたそうです。 |
|||
トップに戻る |
リンゴの仲間 ズミ |
|||
バラ科リンゴ属のズミ。秋には果実をつけるそう。 リンゴ属には、リンゴの他、ナシやカイドウなどがあるそうです。 |
|||
トップに戻る |
花弁より長いたくさんの雄しべ ウワミズサクラ |
|||
バラ科サクラ属のウワミズザクラ。 これもサクラなのと思い、よく花弁を見てみると腑に落ちてきます。 たくさんの雄しべは花弁より長いので目立ちます。 ○新たな息吹に包まれる桜舞う頃 |
|||
トップに戻る |
浦島太郎の釣り糸にみたてたという ウラシマソウ |
|||
サトイモ科の多年草であるウラシマソウ(浦島草)。 花から伸びる細長いところが、浦島太郎の釣り糸にこたてられて こう呼ばれているそうです。 ウラシマソウは性転換する植物として知られているそうです。 |
|||
トップに戻る |
水湿地に生育している植物に出会う 箱根湿性花園 |
|||
エントランス | |||
仙石原にある箱根湿生花園は、湿原をはじめとして川や湖沼などの 水湿地に生育している植物を中心にした植物園だそう。 園内には、低地から高山まで日本の各地に点在している湿地帯の植物、 草原や林、高山植物、珍しい外国の山草も含め、 約1700種の植物が四季折々に花を咲かせるそうです。 |
|||
トップに戻る |
Copyright (C) 2013 MOON WATER All rights reserved