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命から生まれた嘆き・希望・美しさ 世界の民族音楽 |
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| ワルツ | シャンソン | フラメンコ | ジャズ | フラ | サンバ | | タンゴ | 日本の歌 | 参考情報 | |
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男女が体を接するダンスから発展したという ワルツ |
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ウィーン国立歌劇場 | |||
ワルツは13世紀、チロル(現オーストリアとイタリアに跨るアルプス山脈東部)の 農民が踊っていた「ヴェッラー(Weller)」というゲルマン文化初の 男女が体を接して共に回るダンスから発達したそう。 ヴェッラーはハプスブルク帝国時代、汚らわしいとの理由から 長年に渡って禁止されてたそうですが、 監視の目が行き届かないアルプスの渓谷では、 厳しい生活の中、農民の数少ない娯楽であったといわれています。 18世紀になりハプスブルク宮廷文化に取り入れられた後、 19世紀(1814年)「会議は踊る、されど進まず」と評された ウィーン会議を機に世界中に広まっていったそうです。 ○すべてはシャンパンの泡のせい オペレッタ「こうもり」 ○自然や酒、愛の歓喜を赤裸々に歌ったカルミナ・ブラーナ |
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ワルツ「美しく青きドナウ」作品314 ヨハン・シュトラウス | |||
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フランス語で「歌」を意味するという シャンソン |
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シャンゼリゼ大通りと凱旋門 | |||
シャンソンはフランス語で「歌」を意味し、民謡からオペレッタ、更にはロック・ラップまで フランス語の詞のついた楽曲はシャンソンと呼ばれているそうです。 ○Art of Paris |
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Nana Mouskouri - Parlez moi d'amour(聞かせてよ愛の言葉を) | |||
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放浪の民ヒターノの嘆きやはかない夢が込められた フラメンコ |
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ジョン・シンガー・サージェント 『スペインの踊り子』(1879-82年頃) | |||
15世紀、イサベル1世女王によってスペインが統一されるまで、 イスラム王朝だったというアンダルシア。 フラメンコ(flamenco)は、 スペイン南部アンダルシア地方に伝わる民族音楽舞踊だそう。 アンダルシアに住み始めたインドを発祥とするという放浪の民ヒターノは、 社会から虐げられた嘆きや叫び、はかない夢を歌(カンテ)で表現し、 引き継がれてきたそうです。 ○魔性の女がひく運命のカード オペラ「カルメン」 ○スペインを代表する画家ゴヤが見つめてきた光と影 ○スペインによって滅びゆくインカ帝国 |
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Flamenco | |||
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南北戦争後に生まれたという ジャズ |
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ニューオリンズの旧市街地 フレンチクォーター(Frence Quarter) | |||
黒人奴隷制度の廃止につながった南北戦争後、 軍楽隊の管楽器がアフリカ系アメリカ人やクレオールと呼ばれる人々の手に渡り、 ブルースやラグタイム・ブラスバンドなどの音楽とヨーロッパ音楽の融合によって 生まれたそうです。 ○ブラックカルチャーを牽引してきたというハーレム ○音楽を愛する大人たちの思いに応える BLUE NOTE TOKYO |
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Blue in Green by. Miles Davis | |||
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生活に宿る神々に捧げた フラ |
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ハワイでは、海や山・太陽などの自然から、人々の生活に至るまで神が存在するとされ、 ペレやヒイアカなどの神々を崇め、祈りの踊りが捧げられたのだそうです。 フラには、カヒコと呼ばれる古典的なスタイル(古典フラ)と、 アウアナと呼ばれる現代的なスタイル(現代フラ)があるそうです。 ○潮風が駆け抜ける楽園 ハワイ・オアフ島 ○眩しい日差しを浴びながら海風にそよぐハイビスカス・ブーゲンビリア |
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Na Hula O Kaohikukapulani hula practice on Kauai | |||
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奴隷制度の廃止を背景として生まれたという サンバ |
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ブラジルの代表的な音楽というサンバ(Samba)。 19世紀、アフリカからバイーア(現サルバドール)に連れて来られた黒人は ブラジルで奴隷として扱われていたそう。 奴隷として働いていたプランテーションの衰退、1888年の奴隷制廃止に伴い、 バイーア地方からリオデジャネイロに多くの奴隷が流入し、 プラッサ・オンゼ(第11広場)と呼ばれた場所に住み始めましたそうです。 アフリカ系黒人は踊りや音楽をもたらし、サンバが生まれたといわれています。 ○サンバチーム主催のシュハスコパーティ |
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Cartola - Verde que te Quero Rosa [1977] | Completo full album | |||
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苦しい生活のはけ口として踊ったという タンゴ |
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ラプラダ河を挟んでアルゼンチンの首都ブエノスアイレスと ウルグアイの首都モンテビデオで生まれたというタンゴ。 この頃、港街であったボカ地区には、様々な国からの移民者でひしめき、 苦しい生活のはけ口として、男女同士が荒々しく踊ったのが、 タンゴの始まりといわれているそうです。 ○アルゼンチンの首都 ブエノスアイレスの風景 |
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La cumparsita | |||
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命から生まれた美しさ 日本の歌 |
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尾瀬ヶ原 | |||
欧州、北米、南米と回ってきた最後は日本の歌。 日本の美しい情景と自然への畏敬の念、 そこに暮らす人々の心情が歌い継がれきたそうです。 ○黄金色に染まる尾瀬ヶ原 高層湿原の短い秋 ○日本人の心を映す優美な富士 ○日本人の神々を祀る伊勢神宮 ○様々な「美」に触れて |
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ふるさと | |||
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今日の日はさようなら | |||
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