変わりゆくこと 変わらないこと

開港から目まぐるしい変化を遂げた
横浜の変わらないこと


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昭和30年代の横浜をモチーフにした
コクリコ坂から

横浜を舞台にしたスタジオジブリ映画「コクリコ坂から」


鎖国政策に終焉を告げる日米和親条約が結ばれた横浜。



約150年前の開港以前、

現在の関内近辺は100戸ほどの小さな村だったそう。



開港とともに港が整備され、

街には外国人が溢れ、活気に満ちていったそうです。



その後、関東大震災や戦後の大規模な接収を経て、

現在、新たなウォーターフロントみなとみらい21地区が注目されています。



約150年の間に目まぐるしく変化を続けた横浜。

そこには「変わりゆくこと」と「変わらないこと」があるようです。



スタジオジブリの映画「コクリコ坂から」は、

そんな横浜の昭和30年代が舞台。



歴史に重ねて、横浜を歩いてみましょう。



○自然と動植物に触れ、優しさに触れる横浜ヒルサイド

○三鷹の森 ジブリ美術館


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コクリコ坂から 予告編

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昭和30年頃の街並み
横浜ノスタルジア



昭和30年頃の横浜は、

戦後復興から高度成長へ移り行く過渡期にあったそうです。



大空襲で焼け野原となった横浜中心部は、

戦後日本占領の拠点となり、

占領軍40万人のうち10万人は横浜に駐留したそうです。



中区は区域の35%が接収され、

伊勢崎町のデパートは占領軍の購買部などとなり、

福富町にはかまぼこ兵舎や飛行場が作られたそうです。



○横浜を代表する商店街として栄えた伊勢佐木町

○戦後、米軍の住居やゴルフ場として接収された根岸


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活気に溢れた横浜橋商店街

2011年現在の横浜橋商店街


横浜はサンフランシスコ講和条約後も接収が続き、

復興が遅れたそうです。



昭和30年代になっても山下公園の半分は米軍住宅地が残るなど、

戦争の影をひきずっていたそうです。



そんななか、横浜橋や野毛の商店街は活気に満ち、

復興へ向けてのエネルギーが溢れていたそう。



○サンフランシスコを見つめる吉田茂像

○戦後の闇市から繁栄した野毛


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旅回りの一座が公演する昔ながらの興行スタイル
三吉演芸場



横浜橋商店街の万世町側にある大衆演芸の「三吉演芸場」。

昭和5年に「貸席三吉」として市民の習い事や踊りの発表の場として始まったそうです。



現在も一ヶ月交代で旅回りの一座が公演する昔ながらの興行スタイルで、

今ではこうした劇団公演の専門劇場は全国でも34軒しかないといわれ、

大変貴重な演芸場だそう。



○芸能の街 横浜野毛

○150年の歴史があるという上野・鈴本演芸場

○活気に満ちた下町の情緒 浅草


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戦後の闇市から発展してできた
浜マーケット



横浜市磯子区にある

戦後の闇市から発展してできた「浜マーケット」。



戦時中に戦車が通れるようにつくった道路で、

そのまま空地になっていた一部分を活用して

商売をしたのが始まりだったそうです。



○昭和30年代の街並みが再現された新横浜ラーメン博物館

○まるごと横浜 港ヨコハマのブルーに染まって


休憩所
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丸山日用品市場



昭和を代表する歌手・美空ひばりさんは、この近隣で生まれたそうです。



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連合国軍臨時司令部が置かれた
横浜税関

クイーンの塔として親しまれる横浜税関


横浜港発祥の地、象の鼻地区に隣接する横浜税関。



クイーンの塔として親しまれる建物は、

神奈川県庁本庁舎(キングの塔)・横浜開港記念会館(ジャックの塔)

とともに横浜三塔と呼ばれているそうです。



戦後、横浜税関には連合国軍臨時司令部が置かれ、

のちに米第8軍司令部などが置かれたそうです。



○「キングの塔」として親しまれる神奈川県庁

○「ジャックの塔」として親しまれる横浜開港記念会館

○GHQ総司令本部があった第一生命ビル


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横浜開港資料館



横浜開港資料館は、1981(昭和56)年、

日本の開国を約した日米和親条約が締結された地に開館したそうです。



公私の文書記録、新聞雑誌、写真や浮世絵などの収集資料は、

現在25万点を超え、常設展や企画展で紹介するとともに、

閲覧室での公開を進めてるそうです。



○神奈川の歴史を伝える県立歴史博物館


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横浜に上陸したペリー



黒船が浦賀・久里浜に現われた翌年、

ペリーは500人の武器を持った兵隊をつれて横浜村に上陸。



この絵は、ペリーとともに一緒にきた画家が描いたものだそう。



○ペリー上陸を記念する公園、久里浜ペリー公園


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開港を見つめてきた玉楠の木

ペリー上陸図の右端に描かれている玉楠の木


横浜開港資料館の中庭にある玉楠の木は、

ペリー上陸図の右端に描かれている木の子孫にあたるそうです。



描かれている木は、残念ながら関東大震災で消失。

焼けた木から再び芽吹いて大きくなったのが、この木だそうです。



○白樺の森の中の遊歩道

○太古からの生命が息づく金作原原生林

○「裏切り」の花言葉があるハナズオウ


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日米和親条約が締結された地
横浜開港広場



横浜開港資料館に隣接する横浜開港広場。



一番手前に見える丸い石碑は、

「日米和親条約締結の地」の記念碑です。



後ろには、日本キリスト教会 横浜海岸教会が見えます。

ここにくるとドラマ「あぶない刑事」のシーンででてきていた事を思い出します。



○横浜開港広場で開催されていたプロレス


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異国の風に吹かれて過ごすひととき
Au jardin de Perry



開港資料館にある喫茶「Au jardin de Perry」。



開港ひろばを眺めながら、

香り高いコーヒーやフランス直輸入のワインを片手に

パリッと焼けたフランスパンのサンドイッチや本格スイーツを楽しめます。



○鑑賞の余韻にひたりながら、ゆったり寛ぐミュージアム・レストラン


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遠い南米ブラジルに




行け行け同胞海こえて、遠い南米ブラジルに。



日本人の海外移住は、

1866年に海外渡航禁止令(鎖国令)が解かれてから、

すでに100年以上の歴史があるそうです。



ハワイ、アメリカ、カナダといった北米への移住、

その後ペルー、ブラジルへと渡ったっていったそう。



○5分でわかる日本・ブラジル移民交流100年の歴史 YouTube


JICA横浜 海外移住資料館
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最後の移民船「にっぽん丸」

1973年2月14日 横浜を出港した最後の移民船


日本での生活が成り立たず、

夢をを求めて移民していった方たちがたくさんいたそうです。



しかし現地での生活は想像していたものとは違い過酷だったそうです。


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関東大震災の瓦礫でつくられた
山下公園



昭和5年に開園したという山下公園。



関東大震災の復興事業として

市内の瓦礫などを大正14年から4年がかりで埋立て、

公園として整備されたそうです。



○日本とシアトルをつないだ船 氷川丸


水の守護神から
みたマリンタワー
かもめの水兵さん
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昭和30年代まで米軍住宅があった
山下公園

芝生広場


戦後は米軍に接収され、米軍住宅地となっていたそうです。



山下公園には、

芝生公園にある童謡で馴染みの深い「赤い靴はいてた女の子像」、

中央広場にあるサンディエゴ市から贈られた「水の守護神」、

「かもめの水兵さんの歌碑」など、数多くの記念碑があります。



また、

公園の西端のレストハウスの前には在日インド人協会から寄贈されたインド水塔、

公園の東端には、おまつり広場、石のステージがあり、

その奥には、6つの大陸へのびる道をデザイン化した世界の広場があります。



○大桟橋に停泊する世界最大級の豪華客船「サファイヤ・プリンセス」

○今も残る横浜根岸の米軍住宅地


芝生広場 芝生広場 石のステージ レストハウス前の
大道芸

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横浜クルーズ



落ち着いた雰囲気のレストランシップ「マリーンルージュ」や

南欧風のカフェをイメージした「マリーンシャトル」、

横浜の水上バス「シーバス」などが接岸する山下公園の乗り場。



海からしか見ることの出来ない横浜港の素晴らしい景色を楽しむことができます。



○港ヨコハマ・ベイエリアを海から散歩

○プレジャーボートで海から横浜を散歩

○LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜 サザンオールスターズ YouTube


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緑と水とアートの広場
グランモール

みなとみらい


横浜ジャックモールからランドマークタワーまで、

みなとみらい地区を南北に貫く細長い公園。



ヨーヨー広場、美術の広場など、大小さまざまな広場が配置され、

いたるところでアートに触れあうことができます。



○グランモール沿いにある横浜美術館


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現存する最古の石造りドックヤード
ドックヤードガーデン

後ろの建物は横浜ランドマークタワー


ドックヤードガーデンは、

日本に現存する最古の石造りドックヤードだそう。



ここには、

旧横浜船渠第2号ドック(三菱重工業横浜造船所)があったそうです。



○ドックヤードガーデンに隣接する日本丸メモリアルパーク

○天空からみた港ヨコハマ

○戦艦「武蔵」を造船した三菱重工長崎造船所

○現存する最古の築港遺跡 和賀江嶋


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横浜赤レンガ倉庫



明治末期から大正初期に国の模範倉庫として建設され赤レンガ倉庫。



昭和が終わるとともにその役割を終え、

展示スペースやホールなどの文化施設、レストランやショッピングなどの商業施設として、

2002年にリニューアルオープンしたそうです。



○函館ベイエリアにある赤レンガ倉庫


館内の商業施設

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WORLD PORTERS



横浜みなとみらい地区、新港地区に位置する横浜ワールドポーターズ。



「いろんな世界がここにある」というコンセプトのもとに、

ファッション、インテリア、雑貨など個性的な約210のショップ、

レストランをはじめ、シネマやアミューズメントも併設され、

一日中たっぷりと遊べるショッピングモールです。



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横浜からみた富士



1万年以上前に噴火し現在の姿になったといわれる富士山。

先人者も今の富士を見ていたのですね。



○様々な場所から見た富士


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参  考  情  報


○コクリコ坂から 公式サイト

○横浜開港資料館

○横浜都市発展記念館

○いきな下町横浜橋通商店街

○三吉演芸場オフィシャルサイト

○約80年の歴史を誇る「三吉演芸場」とはどんなところ?[はまれぽ.com]

○浜マーケット公式サイト:横浜市磯子区の、懐かし〜いレトロな商店街

○海外移住資料館 Japanese Overseas Migration Museum

○JICA横浜 - 国際協力機構 横浜国際センター

○ブラジル移民の100年

○横浜税関 Yokohama Customs

○横浜市 政策局 基地対策課 トップページ

○横濱開港150周年 (2009年)

○横浜開港150周年 みんなでつくる 横濱写真アルバム

○横浜の渋い空間散策日記|はげまるのぶら〜り日記

○横浜みなとみらい21公式ウェブサイト

○横浜クルージング

○イベント・グルメ・ショッピングの横浜赤レンガ倉庫

○横浜市港湾局 ホームページ

○横浜ワールドポーターズ

○開港のひろば Number113

○横浜の歴史あれこれQ&A ‐改訂版‐

○コクリコ坂から ヨコハマガイド

○時の港 横浜港発祥の地 象の鼻地区 横浜市開港局

○現在アートの国際展 ヨコハマ トリエンナーレ2011


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