障がいを越えて共に生きる

障がい者から受ける感動は
人々に生きる力と勇気を与える


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目を覚まし解き放つ
躍動する精神

パラリンピック シンボル


赤=魂(スピリット)、青=体(ボディ)、緑=心(マインド)

を表しているというパラリンピック・シンボル。



ラテン語で「覚醒」や「挑戦」を意味する「agito:アギト」に由来するそう。



パラリンピックの精神である「躍動する精神」は、

パラリンピック競技者のあきらめず前に進み続ける姿勢が、

絶えず世界を感動させると伴に、

世界の人たちが交流する意味が込められているといいます。



○Discover Tomorrow|新たなスポーツ文化の確立

○闘争と叡智、畏敬が宿るラクビー

○日本の姿勢を伝える大相撲


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London 2012 - Best Games Ever

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世界の障がい者

ブレードランナーの異名を持つオスカー・ピストリウス選手 南アフリカ
2012ロンドンパラリンピック 400m


世界で障がいのある人たちはどのくらいいるのでしょうか。



2004年アメリカ合衆国国勢調査局の調べでは、

アメリカには370万人の障がい者がいるそう。



戦争で障がいを患った人の一つの目安としては、

ベトナム戦争帰還負傷兵15万人のうち、障がいを抱える人は2万1千人。

アフガニスタン戦争で障がいを負った人の数は100万人、

地雷で肢体のどこかを失ったとされる人の数は8万人にのぼるとされます。



また、世界では毎年、障がい児として生まれる人の数は790万人、

その中で発展途上国が占める割合は90%といわれます。



障害者白書平成24年度版によると、

日本では745万人弱の方々が障がいを患っているそうです。



○ベトナム戦争を語る戦争証跡博物館


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隔たりがあることを暗示する
足なえたち

足なえたち ピーテル・ブリューゲル 1568年 ルーヴル美術館
The Cripples Pieter Bruegel


16世紀フランドルの画家、ピーテル・ブリューゲルが描いた「足なえたち」。

「足なえ」は、足に障がいをもち歩行が不自由なことだそう。



絵画では、レンガ造りの病院の中庭で松葉杖をつく5人の乞食と、

右奥には寄付を募る喜捨(きしゃ)のお皿をもった婦人が描かれています。



松葉杖をつく5人の乞食たちは、被っている帽子から

司教、貴族、上官、市民、農民と社会的階層が違うことを示しているといいます。



そのうち4人は何本もの狐の尻尾を衣服につけており、

偽善や格差、貪欲に対する批判が暗示されているよう。



○崩壊を予感するバベルの塔 ピーテル・ブリューゲル

○子供の遊戯 ピーテル・ブリューゲル

○フェルメールの作品で訪れる「水の国」ネーデルランド


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社会目的に貢献できない
「無駄」とされる人々

「姥捨月」 月百姿(つきひゃくし)の中の一図
月岡芳年(つきおかよしとし1839年-1892年)


ある目的に照らして役に立たないものが「無駄」だとするならば、

社会が求める有効性を発揮させない人は、社会的に「無駄」な

存在だということになります。

たとえば、「経済成長」を至上命題とする社会や「国力」の増強を旗印

とする社会においては、そうした社会的目的に貢献できない人々が

「無駄」と見なされるわれです。



社会にとっての有効性という基準で人の価値を評価し、「無駄」といった

レッテルを貼るこうした思考には、直感的に抵抗を覚えるかもしれません。

しかし、それが必ずしも突飛で非現実的な考え方でなかったことは、

私たち人類の歴史が証明しています、



たとえば、労働力にならない高齢者を口減らしのために山に捨てに行く

という「姥捨て」の慣行があったことは、日本各地で伝えられています。

また、ナチス政権下のドイツにおいて、障碍者のために費やされる政府支出

が国家財政を圧迫しているというキャンペーンが張られ、

「安楽死」計画(T4計画:障害者安楽死政策)が実行されたことは、

よく知られています。



こうした事例は極端なものに思われるかもしれませんが、

障害者をはじめとする「社会的弱者」の福祉に資源と労力を費やすことは

社会にとって「非効率」だとする見方は、

現在でも私たちの思考の中に意外に深く浸透しています。



「障害学(ディスアビリティ・スタディーズ)」と呼ばれる学問分野は、

こうした思考に抗する道筋をいかにして描くことができるのか、

という課題を正面から引き受けてきた領域であるといえます。

なぜなら、一般に私たちがイメージする「障害者」というカテゴリーそのものが、

実は近代産業社会が求める望ましい労働者像からの逸脱として定義されていった

側面があると考えられるからです。



障害者の知見によれば、19世紀から20世紀にかけて、

当時の産業構造の中で求められてきた規格化された工場労働に

適応可能な身体が「健常性」として規範化される裏面で、

そこから外れる身体的な特徴が「身体障害者」や「知的障害」として規定されてきました。



さらに、近代福祉国家が社会保障制度を整備していくに当たって、

福祉サービスのターゲットをしばるために、労働市場から排除された人々の

うち「本当に働けない者」を腑分けする必要性が生まれ、

そうした身体を医学的に印付けた結果として「障害者」という

行政上のカテゴリーが産出されたとも考えられています。



こうした歴史的経緯を踏まえると、「障害者」とは定義上、

生産労働に関して十分な貢献が困難な存在であり、

その意味で「無駄」と見なされるリスクを原理的・構造的に

抱え込まざるをえなかった存在だと捉えることができるでしょう。



では、ある一群の人々を「無駄」と見なす傾向を持つ社会に対して、

私たちはどのような態度を取るべきでしょうか。

あるいは、それが望ましくないものであるとして、

それに代わるどのような社会像を提示することができるでしょうか。



考察を深めることが大切なようです。



※第123回(平成28年春季)東京大学公開講座 2016.06
 「無駄」とされる人々 星加良司 先生 
 教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター 専任講師



○ますます「ゆとり」がなくなっている現代社会|無駄とゆとりの科学


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文学にみる障害者像
抹殺される「不良な子」

母よ!殺すな 横塚 晃一,立岩 真也 (解説) 生活書院 2007


※母よ!殺すな 横塚 晃一,立岩 真也 (解説) 生活書院 2007


  捨てることは「人類の発展のために必要な処置である」あるいは

  「これからの自然環境など厳しい条件の下で人間が生き延びるためには

  必要な措置である」ということでしょう。



  このような言葉で世の多くの人は納得し、

  納得しないまでも口をつぐんでしまうかもしれません。

  しかしそれは自分が権力者の側、つまり「不良な子」ときめつけ

  切り捨て抹殺する側に無意識のうちに立っているから、

  あるいは少なくとも自分は消される側ではないと思っているからではないでしょうか。



  私は、私自身を「不良な子」として抹殺したあとに、たとえどんなに「ずらしい社会」

  ができたとしても、それは消された私にとって知ったことではありません。


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  経済的に恵まれない我々に向って集めた金で旅行することが悪いというならば

  生活保護や年金で結婚し子供をつくるなどということは大変いけないことであり、

  成人して三十、四十になってもなお親に食わせてもらうというのもいけないことになる。

  生活保護費は税金として強制的に国民から取り上げたものの一部であり、

  親の働きは本人の働きではないのである。

  そういうならば我々働けない者は生きていること自体贅沢だということになる。

  「何もそこまで言ってやしない」と言うだろう。

  が、そのそこまでという言葉の中に残忍なまでの差別意識がひそんでいるのに

  気がつかないのだろうか。

  もう少し説明するならば「お前達は情けを以て生かすだけは生かしてやるが、

  基本的人権がどうの、勉強がしたいの趣味を広めたいの、旅行に行きたいのなど

  とは言ってはいかんぞ」ということ、…

  「松葉づえや車いすを買うのだからといって金を集めるならわかるが、

  旅行に行くからというのでは」…というのもその現れである





幼少期に脳性マヒを患い、1978年、42歳で他界した横塚晃一。

1970年、横浜市で母親による脳性マヒ児の絞殺事件が起き、

子育てに疲れ絶望的になった母親への同情が、地元町内会などの

減刑嘆願運動となって現れます。

これに対して横塚らは、「重症児に生きる権利はないのか」「罪は罪として裁け」

と訴えたそうです。



横塚が目指したのは、障害者と健常者が対等な立場でともに生きる

真の共生社会にあったといいます。


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障がい者から受ける感動は
人々に生きる力と勇気を与える

(左) やあ、またきたよ FIRST SNOW (右) ふけふけ木枯らし WINDY
エムナマエ 東京藝術大学奏楽堂


東京藝術大学にて開催される「障がいとアーツ 藝大アーツ・スペシャル」では、

障がい者の方々と分け隔てなく楽しむことのできる空間を提示し、

現代社会に適合した芸術の可能性を探求しているそうです。



盲目の画家エム・ナマエさんは、30代の時に視力と体調が低下したため

病院を訪れたところ糖尿病と診断され、近い将来の失明を宣告されたそう。



人生最大の苦難と絶望を味わい、自分で見ることのできない自分の絵など、

まるで興味を持てなかったといいますが、

ほんの悪戯でかいた絵を婚約者が喜んでくれたことをきっかけに、

人に楽しんでもらう絵を描く決意をしたそうです。



障がいを持つ芸術家から受ける感動は、人々に生きる力と勇気を与えてくれ、

共に生きる力を共感することができます。



○芸術文化の発展について指導的役割を果たす東京藝術大学

○明日への架け橋|新しい芸術 アール・ヌーヴォーの時代


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障がいのある学生の
修学支援



「心理と教育」をテーマとした講座にてベットに横たわった方とご一緒しました。



両手は不自由なようで、教科書はベットから伸びる支柱の先にある

ボードに固定され、ページめくりは付き添いの方が支援されていました。



講座ではグループディスカッションもあり、一緒にすることができました。



困難を越えて教室に出向き、勉強されているご本人、

それを支援する方々に敬意を表すると伴に、学べることをうれしく思います。



日本では、大学などで障害のある学生の在籍者数が急増しており、

今まで以上に、障害のある学生の受入れや修学支援体制の整備が

急務になっているそうです。


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かけがえのない
個人

2014年 障害者週間ポスター 大阪市


○障害者基本法 (目的) 第一条


この法律は、全ての国民が、障害の有無にかかわらず、

等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として

尊重されるものであるとの理念にのつとり、

全ての国民が、障害の有無によつて分け隔てられることなく、

相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現するため、

障害者の自立及び社会参加の支援等のための施策に関し、

基本原則を定め、及び国、地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、

障害者の自立及び社会参加の支援等のための施策の基本となる事項を

定めること等により、障害者の自立及び社会参加の支援等のための施策を

総合的かつ計画的に推進することを目的とする。



○ありのままの自分|Here I stand and here I'll stay


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障がいのある人とない人が分け隔てることなく
ノーマライゼーション

障がいのある人とない人のスポーツ・レクリエーション
交流事業講習会 日本体育大学(世田谷区)


デンマークのニルス・エリク・バンク-ミケルセン(N.E.Bank-Mikkelsem)によって

提唱されたというノーマライゼーション(normalization)。



障がい者と健常者が分け隔てることなく、共に社会生活を分かち合う考え方だそう。



○未来を託す希望の華|安心して暮らせる街づくり 世田谷区


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スポーツに人をあてはめるのではなく、
その人に合わせてスポーツを創る

オリジナルスポーツ「スパークリングホッケー」
障害者スポーツ文化センター横浜ラポール


新横浜にある「障害者スポーツ文化センター横浜ラポール」では、

「楽しむことと仲間を作ること」を目的に、スポーツに人をあてはめるのではなく、

その人にあわせてスポーツを創ってきたそうです。



十種あるオリジナルスポーツの一つ、スパークリングホッケーを

見学・体験させて頂き、各々の人の状態に合わせスポーツの方が

寄り添っていることに気がつきます。



○競技スポーツと生涯スポーツの融合を目指す|スポーツクラブ・マネジメント


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連携・共働体制を築き、
一体的な活動を推進



障がい者のスポーツ・レクリエーション関係を取り巻く環境は、

これまでスポーツ関係者や障がい者福祉関係者など、

各々が別々に活動を実施してきたといいます。



これからは、スポーツ関係者と障がい者福祉関係者などが、

各地域で連携・共働体制を構築し、障がいの有無に関わらず

スポーツの振興を一体的に図る、共生社会の実現を目指していくそうです。



※障害者スポーツの現状及び今後の展望について
 文部科学省スポーツ・青少年局 障害者スポーツ振興室長
 郷家康徳 先生


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子どもから高齢者まで誰でも一緒に楽しめる
フロアーカーリング

障がいのある人とない人のスポーツ・レクリエーション
交流事業講習会 日本体育大学


北海道「林業のまち新得町(しんとくちょう)」で誕生したというフロアーカーリング。



氷上で行うカーリングを改良して、季節や天候に左右されない体育館など

普通の床上でも行えるようにしたもので、木製のターゲットに、

キャスター付きの木製フロッカーを送球し得点を競うそうです。




ルールも簡単で、

子どもから高齢者まで、だれでも手軽に楽しめるスポーツです。



※写真のカーリングは木製ではありません


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ハシゴにかかった得点を競う
ラダーゲッター

さわやかスポーツ体験
横浜市スポーツ医科学センター


ヒモでつながっている2個のボールをハシゴに向かって投げ、

ボールがハシゴに引っ掛かるとポイントになります。



3本のラダーには、1,2,3点とポイントが表示されており、

それぞれのラダーに引っ掛かったボールの数で得点を競います。



また床にボールがバウンドして、

いずれかのラダーに引っ掛かったら5点のポイントとなります。


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パラリンピックの正式種目
ボッチャ



パラリンピックの正式種目にもなっているボッチャ。

ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者や

四肢重度機能障がい者のために考案されたそうです。



ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、

赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、

他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。



障がいによりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプ)を使い、

自分の意思を介助者に伝えることができれば参加できるそうです。


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安全で手軽に楽しめる
フライングディスク

ドッチビー


ウレタンとナイロンを使用したフライングディスク、ドッチビー。

布素材でできているため、ケガをしにくく、安全に楽しむことができます。


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ノーマライゼーションを推進する
横浜ラポール

障害者スポーツ文化センター横浜ラポール
横浜市総合リハビリテーションセンター・横浜市総合保健医療センター


新横浜・日産スタジアムに隣接する障害者スポーツ文化センター 横浜ラポール。



障害者がスポーツ、レクリエーション、文化活動を通じて、

健康づくりや社会参加の促進をはかるとともに、市民相互の交流の輪を広げ、

ノーマライゼーション推進の拠点になることを目的とした施設だそうです。



障害者の方だけでなく健常者の方も利用することが可能との事です。



○発展し続ける街、新横浜


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様々な配慮がなされている
ボーリング場

障害者スポーツ文化センター横浜ラポール


横浜ラポールには、屋内プールにアーチェリー場・体育館・

視覚障害者ランニング誘導マシンを設置したトラックにシアターなど、

様々な施設が備わっています。



写真のボーリングでは、目の見えない方への音声案内や、

点字で残りピンを知ることができる配慮、

手の力がない方でもボールを投げることができる配慮などがされています。


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世界で最初の小児ホスピスといわれる
ヘレン・ダグラス・ハウス

オックスフォード イングランド


修道院のシスター・フランシスが、知り合いの方の難病の子を

預かったことがきっかけに、1982年、世界で初めて子どもや

若年者のためのホスピスとしてイギリス・オックスフォードに

開設されたというヘレン・ダグラス・ハウス。



がんや脳性麻痺、重度障害児などの重い病気にかかり、

病院での生活を余儀なくされている子どもたちが、生き生きと過ごすことができ、

家族が安心して心身を休ませることのできる「もう1つの家」をつくる動きが

日本でも進んでいるといいます。



○共に居ること、創ること|影響を受け、影響を与えてきたイギリス

○大地に宿る命|移ろい行く時の狭間に力の限り咲く花

○光は闇の中で輝く|世代とジェンダーを越えて発展する


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ヘレン&ダグラスハウス

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悲しみも苦しみもあって
私が私になってゆく

上高地


身体に「障がい」を患った方々だけでなく、

誰もが困難な状況を経験してきたことと思います。



障がい者から受ける感動は人々に生きる力と勇気を与えてくれるようです。




   冬があり夏があり 昼と夜があり 晴れた日と 雨の日があって

   ひとつの花が 咲くように 悲しみも 苦しみもあって 私が私になってゆく



   ※星野富弘「星野富弘全詩集 U 空に」 学研




詩人・画家であるという星野富弘氏。


1970年、中学校の教諭になったそうですが、クラブ活動の指導中に

頸髄を損傷し、手足の自由を失ってしまったそう。



入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始めたといいます。



○個性化の過程|自分が自分になってゆく

○未知を歩き、心を満たしてゆく上高地

○人と人・人と自然との共存から未来を紡ぐ Life is a Journey


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障がいを超えて
歓び、苦悩する人生こそ

花穂が芽吹くネコヤナギ
小石川植物園 - 東京大学大学院理学系研究科附属植物園


○世にふるもさらに時雨の雨宿りかな

  宗祇(そうぎ)  新撰菟玖波集(しんせんつくばしゅう)



  旅に生き、旅に死んだという連歌師の宗祇。

  温泉地として賑わう神奈川県箱根湯本の早雲寺には、

  この地で客死した宗祇の句碑が残されています。



  「人生も、時雨の降る中で仮初の雨宿りをしているようなものだ」

  あっという間に過ぎていく人生の定めのなさが、

  時雨の寂しさ・はかなさに託されているよう。




○有りと見て手には取られず 見ればまた行方も知らず 消えし蜻蛉(かげろう)

  源氏物語 宇治十帖 蜻蛉巻



  命の短い蜻蛉(かげろう)は、

  あると言えばある、ないと言えばない「人生」のシンボルのようです。




○「やった〜!」、「あ〜あ…」

  人生は喜び、苦悩する繰り返しがあるからこそ、面白いといいます。


  ※柔道と人間力ー意志あれば道ありー
   山口香 先生 筑波大学准教授・ソウル五輪女子柔道銅メダリスト




○花を忘れまい

  花が咲いている、精いっぱい咲いている、

  私たちも、精いっぱい生きよう。


  ※青松閑和 平成23年度版 −花を忘れまい−
  ※平成23年 第76回 夏期講座講本 無門関 大本山円覚寺



○戦国時代の武将 小田原北条家の菩提所 早雲寺

○甘い香りに誘われて Winter Sweet ロウバイ

○小さな想いを秘めるスミレ

○花を忘れまい|北条時宗が開いた北鎌倉の座禅道場 円覚寺


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参  考  情  報


○障害者スポーツの推進:文部科学省

○公益財団法人 日本レクリエーション協会

○日本体育大学 日本体育大学女子短期大学部

○公益財団法人 日本障害者スポーツ協会

○公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会

○公益財団法人 日本ダウン症協会

○障害者スポーツ文化センター横浜ラポール

○東京都障害者総合スポーツセンター

○日本パラリンピック委員会

○車いすランナー伊藤智也公式ホームページ

○土田 和歌子 公式ウェブサイト|Wakako Tsuchida Official Website

○国枝慎吾 公式ブログ - Get the Gold Medal

○障害保健福祉研究情報システム(DINF)

○北海道新得町

○日本ドッヂビー協会 公式総合サイト

○日本ボッチャ協会(JBA)

○横浜市総合保健医療センター

○横浜市総合リハビリテーションセンター

○障害者基本法|法令データ提供システム

○エム ナマエ公式サイト

○Helen & Douglas House

○子どものホスピストップページ

○淀川キリスト教病院|ホスピス・こどもホスピス病院

○小児医療の改善を目指すスマイルオブキッズ

○東京・生と死を考える会 TOP

○小石川植物園 - 東京大学大学院理学系研究科附属植物園

○古典総合研究所ホームページ

○Imagebase: Free Stock Photography

○フリー百科辞典Wikipedia

第123回(平成28年春季)東京大学公開講座 2016.06
 「無駄」とされる人々 星加良司 先生
 教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター 専任講師

○文部科学省委託事業
 障がいのある人とない人のスポーツ・レクリエーション交流事業講習会
 2014.12
 ・主催 公益財団法人 日本レクリエーション協会
 ・場所 日本体育大学 東京・世田谷キャンパス
 ・講師
  野村一路 先生(日本体育大学教授)
  藤田紀昭 先生(同志社大学教授)
  小川耕平 先生((社福)全国社会福祉協議会)
  小久保信幸 先生(日本レクリエーション協会)

 ・障がい者スポーツの現状及び今後の展望について
   文部科学省スポーツ・青少年局 障害者スポーツ振興室長
   郷家康徳 先生

○平成25年度 第2回
 健常者と障害者のスポーツ・レクリエーション活動連携推進新事業
 シンポジウム スポーツ・レクリエーションの新たな可能性

○地域活動実習 ラポール・オリジナルスポーツ 2014.10
 公益財団法人 横浜市体育協会
 障害者スポーツ文化センター横浜ラポール

○地域活動実習 障害児余暇支援事業(さわやかスポーツの実施) 2014.10
 公益財団法人 横浜市体育協会
 藤棚地域ケアプラザ・藤棚地区センター

○健康体力づくりインストラクター養成講座 2014
 公益財団法人 横浜市体育協会
 横浜市スポーツ医科学センター

○横浜市レクリエーション人材養成講座 2012
 公益財団法人 横浜市体育協会

○藝大アーツ・スペシャル2014 障がいとアーツ
 ・東京藝術大学 奏楽堂
 ・障がい者の方々と分け隔てなく楽しむことのできる空間、
  現代社会に適合した芸術の探求。
 ・ワークショップ@「共に生きる 〜みんなで家をつくろう!〜」
 ・シンポジウム「障がいを超えて共に生きる」
  エム ナマエ (全盲の画家/日本)
  トラン・バン・グィ (ベトナム)(身体障がいのグラフィック・デザイナー)
  本郷 寛 (彫刻家) (東京藝術大学教授)
  宮廻 正明 (日本画家) (東京藝術大学教授)
 ・ミニ・コンサート「視覚障がい者による能発表」
 ・HEARTS of VISION CHAMBER ORCHESTRAコンサート
  視覚障がいのクラリネット奏者・李相宰氏率いる、
  韓国の視覚障がい者によるオーケストラ公演。

○木を見る西洋人・森を見る東洋人 2014.10
 ・講師 村本由紀子 先生 東京大学准教授
 ・内容
  ・異文化を知るということ
  ・目に映る世界のかたち:知覚・思考様式の文化差
  ・西洋的な自己、東洋的な自己
  ・社会の現場に表れた文化差
  ・信頼社会のアメリカ、安心社会の日本
  ・甘え、情、恨…アジアの文化的概念
  ・文化の多層性、多様性:「欧米 vs. アジア」を越えて
  ・文化に生きる、文化を創る
 ・放送大学神奈川学習センター

○戦後日本の教育とその問題点 2015.01
 ・講師 上智大学非常勤講師 小原孝久 先生
 ・内容
   ・戦後日本の教育
    教育の民主化と生活体験学習、高成長と系統学習への転換
    学校問題の発生とゆとり教育の提唱、新しい学力観と教育改革
   ・ゆとり教育と学力問題
    ゆとり教育と学校5日制、ゆとり教育の問題点
    「学力」を考える、学力低下問題、学力の背景を考える
   ・学歴社会と教育改革
    日本の学歴社会、学歴社会の功罪
    イギリスやフィンランドの教育改革、日本の教育改革
   ・学校現場を考える
    教師を考える、子どもを考える、部活動・行事を考える
   ・放送大学渋谷学習センター

○国際資源・環境問題と持続可能性 2015.01
 ・講師 共立女子大学教授 吉竹広次 先生
 ・内容
  ・グローバリゼーションの進展
  ・新興国の台頭
  ・エネルギーの歴史と課題
  ・水資源・・・「21世紀は水の世紀」
  ・食料問題:世界の食料需給
  ・地球温暖化 ポスト京都のグローバル・ガバナンス
  ・国際環境問題
  ・2050年の世界と持続可能性(サステナビリティー)
 ・放送大学東京文京学習センター

○柔道と人間力ー意志あれば道ありー
 ・講師 山口香 先生 筑波大学准教授・ソウル五輪女子柔道銅メダリスト
 ・日時 2015年1月18日
 ・場所 放送大学東京文京学習センター

○変革期の社会と人間U 「破壊」と「再生」の歴史・人類学 2015.01
 ・出羽三山修行道の変革 湯殿山行者鐵門海とその弟子たち
  山澤学 先生(日本史学)
 ・テロリストの原風景 血盟団事件と茨城
  伊藤純郎 先生(日本史学)
 ・筑波大学大学院人文社会科学研究科
 ・筑波大学東京キャンパス文京校舎

○格差社会と新自由主義('11) 放送大学

○母よ!殺すな 横塚 晃一,立岩 真也 (解説) 生活書院 2007

○旧優生保護法
 優生学上の見地から不良な子孫の出生を防止し、母体の健康を保護する
 ことを目的として、優生手術・人工妊娠中絶・受胎調節の実地指導などに
 ついて規定していた法律。昭和23年(1948)施行、平成8年(1996)に優生
 思想に基づく部分を削除した「母体保護法」に改正・改題。

○ケアの社会学 上野千鶴子 太田出版 2011

○愛の労働あるいは依存とケアの正義論 エヴァ・キティ 白澤社 2010


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