来る年の幸運を祈る

のし餅&正月飾り作り


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年神様を迎える行事
正月

平良湾に昇る初日の出 −沖縄県国頭郡東村−


新年の神様として祀られているという年神様。

家々に来る年の幸福をもたらすそうです。



年神様のいる方位は「恵方」と呼ばれ、

その方角に向かって事を行えば、何事も吉といわれます。



○昔ながらのお店が軒を連ねる参道を楽しみながら成田山へ

○神々の棲む森 やんばるカヤック&トレッキング

○世界各地から人々が集まるタイムズスクエアのニューイヤー・カウントダウン

○大空高く舞い上がる|日本の空の歴史


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お正月の準備をしよう

餅つき


もういくつ寝るとお正月〜♪



今では買ってくるのが一般的になっているという「のし餅」&「正月飾り」。

今年はいつもとちょっと違った手作りのお正月準備を楽しみましょう。



○非日常を通して生きる喜びに触れる「野外活動の役割」


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お餅のほか赤飯やおこわにもなる
もち米



「お餅」のほか「赤飯」や「おこわ」、「ちまき」「団子」

にも用いられるという「もち米」。



もち米は、通常ご飯として食べている「うるち米」に対し、

でんぷんの構成が異なることから、粘りの強いご飯が出来るそうです。



前日から水に浸しておいたもち米は、蒸す1時間程前には水揚げします。

今回は、57kg・27セイロ分のお餅をつきます。



○人と自然の共生|野外活動に触れ生きる力を研ぎ澄ます


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セイロで蒸す

強火で約40分程蒸します


釜の上に三段に重ねたセイロ。

釜にはたっぷりの水を入れて強火で約40分ほど蒸します。


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今を生きる
家族の物語

家族で餅つき


2013年1月に公開された映画「東京家族」。

1953年、小津安二郎監督が手掛けた「東京物語」をモチーフに製作されたそう。



日本の社会が変わろうとするその時を、

ある家族の日常風景を通して切り取った『東京物語』から60年。



奇しくも現在の日本も、様々な問題により大いなる変化を突きつけられ、

傷痕を抱えたまま、どこへ向かって歩み出せばいいのか、

まだ迷い続けている私たちに、今を生きる家族を通してヒントを与えてくれそうです。



○混迷の中から新たな絆を紡ぐ

○日本を代表する映画監督 小津安二郎氏が眠る鎌倉

○未知を歩き、心を満たしてゆく上高地


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映画『東京家族』予告編

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からみ餅づくり



ぬるま湯を入れたボールにつきたてのお餅をいれ、

親指と人差し指で作った輪を締めて一口大のお餅を切り、

「あんこ」や「きなこ」などと絡めます。


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子どもたちの
遊び道具



かつて、多くの子どもたちは独楽やベーゴマなどの遊びを楽しんでいたといいます。



現在の鉄製ベーゴマは、明治の末期から大正の頃にかけて作られたといいます。

その後、東京の下町の子どもたちの間で流行り始めたそう。


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大正時代
急速に普及したというけん玉



けん玉の歴史では、古くは16世紀にフランス国王であるアンリ3世が

遊んでいたという記録があるそうです。



現在、私たちが見慣れているけん玉は大正時代に日本で生まれたものだそうで、

当時は「日月ボール」と呼ばれ急速に普及したといいます。


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来る年の幸運を祈る
正月飾り



正月飾りの形態は様々あるそうですが、

一般的には藁で編んだ注連縄(しめなわ)に白色や紅白の紙垂(しで)を垂らして、

清浄かつ神聖であることを表し、その上に裏白(うらじろ)などの山草、

ゆづり葉、橙(だいだい)、新馬藻(ほんだはら)などの海藻や海老が添えられるそうです。




○春節の飾りつけに彩られる古都西安

○春節を祝う横浜中華街


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千年も万年も常緑の木



千年も万年も一年中いつでも緑色をしている松。

門松は、年神様が天から降りてきて、根を張ってとどまっていると云われる木だそう。



○打ち寄せる波間に神秘が漂う三保の松原

○松並木が美しい葉山しおさい公園

○森羅万象のいのちの満ちる森|たおやかに熟成してきた白神の時間

○千年も万年も生きる|万葉の時から人々に親しまれてきた伊香保


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心に陰りがない
裏白



お正月飾りに活用されるシダ植物のウラジロ(裏白)。



葉の裏側が白いことから、

何事も心の中が陰りがなく白く明るくなりたいという意味があるそう。



○深く、恐ろしく真実を語るものであれ|近代彫刻の父オーギュスト・ロダン

○日本の姿勢を伝える大相撲


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様々な装飾

まつぼっくり


ゆづり葉は家系を後の世代までゆづり絶やさないこと、

橙は家系が代々栄えること、

海老は腰が曲がるまで長寿であることを意味するなど、

それぞれが縁起物であるとともに、橙、海藻、海老などの食物は

年神さまを祀るためにお供えされる神饌の意味があるともいわれます。



○人と人・人と自然との共存から未来を紡ぐ|Life is a Journey


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しめ縄づくり

ハンマーで藁をたたいて柔らかくしています


稲などの茎を乾燥させた藁を使って注連縄(しめなわ)を作ります。

藁はそのまま曲げると折れてしまうため、ハンマーなどでたたき柔らかくします。



○日本人の神々を祀る伊勢神宮


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しめ縄づくり
編み込み



全て左巻きで絞るように編んでいきます。



絞り終えた束は解けてしまわないように指で挟んでおくか、

あるいは足で踏みつけておくと良いそうです。


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しめ縄づくり
飾りつけ



注連縄(しめなわ)に、

松や裏白・紙垂(しで)などを飾りつけてゆきます。



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樹脂を溶かし接着する道具
グルーガン



スティック状の樹脂を溶かして接着する道具、グルーガン。

熱で溶けた樹脂が冷めると固着します。



手芸や工芸など様々な場面で活用されているそうです。


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オリジナル
正月飾りの完成



家族毎、思い思いのオリジナル正月飾りの完成です。



○風刺や失敗談など「滑稽」を表現する狂言


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あたろうか、あたろうよ
落ち葉焚き



昭和16年に発表されたという巽聖歌(たつみせいか)作詞・渡辺茂作曲の「たきび」。

太平洋戦争が始まった年だったそう。



かきねの かきねの まがりかど たきびだ たきびだ おちばたき

「あたろうか」「あたろうよ」 きたかぜぴいぷう ふいている


さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばたき

「あたろうか」「あたろうよ」 しもやけ おててが もうかゆい


こがらし こがらし さむいみち たきびだ たきびだ おちばたき

「あたろうか」「あたろうよ」 そうだん しながら あるいてく



○命から生まれた嘆き・希望・美しさ|世界の民族音楽

○心躍る軽快なリズム|軽音楽の巨匠といわれるルロイ・アンダーソン

○秋を聴く|移ろいゆくコントラスト


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ホクホク焼き芋の
完成



焼き芋がおいしい季節になってきましたね。

落ち葉の焚き火にアルミホイルで包んだサツマイモを入れて、

暖まりながら出来上がりを待つこと数十分。



ホクホク焼く芋のできあがりです。


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きいろいばけつ

きつね こんすけ


小学校2年生の教科書に載っているという「きいろいばけつ」。

きつねの子が黄色いバケツと過ごす一週間が描かれています。



以下は抜粋・要約。



月曜日

  きつねの子が、きいろいバケツを見つけました。

  「だれのだろう。」

  きつねの子は、しゃがんで、バケツにかおを近づけました。

  中の水に、かおがうつりました。きつねの子はあかんべをしました。

  べろをちょろりと出しました。にこっとわらいました。


  バケツは、きつねの子がもつのに、ちょうどいい大きさでした。

  バケツを持ち上げ、そとがわを見まわしても、名前は見つかりません。

  きつねの子は、前からこんなバケツが欲しかったのです。

  あかでもない、あおでもない、まっきいろのバケツが。


  うさぎの子、くまの子に聞いても、きいろいばけつの持ち主は分かりませんでした。

  「もし、だれも取りに来なくて、ずっとそこに置きっぱなしだったら、

  きつねくんのものにしたら」と、くまの子が言いました。


  「ずっとって、どれくらいかな。」 結局、一週間待つ事にしました。



火曜日

  ごぜんちゅう。きつねの子は、草原にすわり、うっとりとバケツをながめていました。

  ひるすぎ。きつねの子は、黄色いバケツのよこで、丸くなってうたたねをしました。



水曜日

  きつねの子は魚をつるまねをしました。

  「つれたぁ。ふな一ぴき。」

  「つれたぁ、どじょうのおっきいの。」



木曜日

  黄色いバケツは、同じところにありました。

  きつねはの子は、バケツにいっぱい水をくみ、近くの木のねもとに、

  やさしくやさしくかけてやりました。



金曜日

  朝から雨がふりました。きつねの子は、かさをさしてバケツを見にいきました。

  バケツは同じところにありました。どしゃぶりの雨の下で、濡れたバケツを見ていると、

  きつねの子はなんだか泣きたくなってきました。



土曜日

  晴れ上がった空の下で、黄色いバケツは、ぴかぴかにかがやいて見えました。

  きつねの子は、バケツのそこに、「きつねこんすけ」と名前を書くまねをしました。



日曜日

  きつねの子は、風でバケツが空へ飛んでいってしまう夢をみました。



月曜日

  バケツはなくなっていました。

  きつねの子はたった一週間なのに、ずいぶんとながいこと、

  黄色いバケツといっしょにいたような気がしました。



  「いいんだよ、もう。」

  きつねの子は、きっぱり言うと、かおを上げて、空を見ました。

  青い青い空が、どこまでも広がっていました。



  「いいんだよ、ほんとうに。」

  きつねの子は、もういちど、そう言うと、くまの子とうさぎの子にむかって、

  にっこり笑ってみせました。



○新たな絆から夢が膨らむグローバル人材


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想い出がいっぱい|H2O

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参  考  情  報


○横浜市こども自然公園青少年野外活動センター

○ブログ|こども自然公園青少年野外活動センター

○なぜ祝う? どう祝う? 日本の正月|NHK for School

○正月行事の由来と過ごし方 [暮らしの歳時記] All About

○うすいちくんの「はじめてのもちつき講座」

○一般社団法人日本けん玉協会

○日本独楽博物館のホームページ

○博多独楽 | はかた伝統工芸館

○ベーゴマの世界/株式会社日三鋳造所

○グルーガンの使い方(簡単な接着剤ホットボンドとは)

○映画『東京家族』公式サイト

○十五才 学校W|兵庫県映画センター

○絵本ナビ 子どもに絵本を選ぶなら

○土田義晴公式サイト きいろいばけつトップページ

○国語「黄色いバケツ」|やまももの主婦プロジェクト!

○新美南吉の世界

○作家別作品リスト:新美南吉|青空文庫

○池田晶子/(池田晶子記念)わたくし、つまり Nobody賞

○現代仮名遣い:文部科学省

○府川研究室のホームページ

○私たちのことばをつくり出す国語教育 府川源一郎 東洋館出版社

○現代仮名遣い 内閣告示第一号
 一般の社会生活において現代の国語を書き表すための仮名遣いのよりどころを、
 次のように定める。なお、昭和二十一年内閣告示第三十三号は、廃止する。
 昭和六十一年七月一日

○神社新報 『神道いろは』 平成十四年十二月九日 第二六七五号

○きいろいばけつ もりやまみやこ・つちだよしはる(イラスト) あかね幼年どうわ

○星の王子さま サン・テグジュベリ 河野万里子訳 新潮文庫

○魂とは何か さて死んだのは誰なのか 池田晶子 トランスビュー

○14歳からの哲学 考えるための教科書 池田晶子 トランスビュー

○平良湾に昇る初日の出 2010年元旦 沖縄県国頭郡東村



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