水と共に暮らす

いつまでも美しく安全に


| 万物の起源は水である | 上善若水 | 暮らしを守るダム | 洪水を防ぐ役割 | 水の供給する役割 |
| 環境を保つ役割 | 水力発電 | エレベーター | ダム内部 | 放流設備 | 放流管 | 点検用モノレール |
| 水の総合運用 | ダムの建設 | 土砂の採取 | インクライン | 移転者 | 多くの人々の努力 |
| 水不足に強い | 早明浦ダム | 黒部ダム | 水源の森 | 境川遊水地 | 台風の影響 |
| ツバメのねぐらいり | 下土棚遊水地 | 鶴見川 | 川の氾濫 | 日産スタジアム | 浄水場 | 下水処理場 |
| 小網代の森 | 日本の海 | 地球温暖化 | 多様な人為生態系 | テムズ川 | セーヌ川 | ナイル川 |
| イグアス川 | 漓江 | 21世紀は水の世紀 | 参考情報 |

HOME


万物の起源は水である
人類最初の哲学者タレース



紀元前6世紀、当時のギリシアの人々は、自然を理解するにあたって

神話と結びつけるのが一般的であり、太陽はアポロンと結びつけ、

海原を眺めればポセイドンを想い出し、雷が鳴ればゼウスのお告げ

を読み取ったといいます。



そのような時代に活動した哲学者タレースは「万物の起源は水である」

と語ったとされます。このような発想は当時の人々からみれば、

驚くべき革新的なことだったのでしょうね。



水は今日においても生命の源であり、

氷などの「固体」・雨などの「液体」・雲などの「気体」といった

物質の三態を私たちに身近に示してくれるものであり、

タレースが自然の起源を水と捉えたことは、納得できる真理が含まれているよう。



タレースは、プラトンやソクラテスより以前の紀元前6世紀、

イオニアのミレトス(当時ギリシアの植民地、現トルコ・アナトリア)で

活動した人類最初の哲学者とされます。



紀元前5世紀(約100年後)の歴史家ヘロドトスによれば、タレースは日食を予言し、

また、ピラミッドの高さを実測によらず三角法を用いて示した人物とされ、

そこには、バビロニアの天文学やエジプトの測量術の影響が認められるそう。



タレースは、自然の個々の領域についての知識をもっているだけでなく、

自然が全体として何であるかを考えたことで、哲学者としてふさわしい存在とみなされ、

彼に続く哲学者は自然哲学者と呼ばれています。



○日本人の心を形成してきたもの|これからを生きる指針となるものを探る


トップに戻る



最上の善なるあり方は
水のようなものだ

安曇野


上善は水の若(ごと)し。

水は善(よ)く万物を利して争わず、

衆人の悪(にく)む所に処(お)る、故(ゆえ)に路に幾(ちか)し。

居(きょ)は地を善(よ)しとし、心は淵(ふち)を善しとし、

言(げん)は信を善しとし、正(せい)は治(ち)を善しとし、

動(どう)は時(じ)を善しとす。

夫(そ)れ唯(た)だ争わず、故に尤(とが)無し。




  最上の善なるあり方は水のようなものだ。

  水は、あらゆる物に恵みを与えながら、争うことがなく、

  誰もがみな厭(いや)だと思う低いところに落ち着く。だから道に近いのだ。

  身の置きどころは低いところがよく、心の持ち方は静かで深いのがよく、

  人とのつき合い方は思いやりを持つのがよく、

  言葉は信(まこと)であるのがよく、政治はよく治まるのがよく、

  ものごとは成りゆきに任せるのがよく、行動は時宜にかなっているのがよい。

  そもそも争わないから、だから尤(とが)められることもない。




※老子 蜂屋邦夫 訳注 岩波文庫 青205-1 2008 第八章 p39-41



○自らを身分の低い者の一人とみなす芥川龍之介

○駆け足で通り過ぎる信州の秋

○未知を歩き、心を満たしてゆく 上高地


トップに戻る



私たちの暮らしや安全を守る
ダム

神奈川県唯一の村・清川村と愛川町・相模原市緑区に跨る
宮ヶ瀬湖(みやがせこ) 


東京都心から約50km、横浜や川崎の市街地から約40kmの場所にある

宮ヶ瀬湖は、首都圏最大のダム湖だそう。



平成13年(2001年)、相模川に注ぐ支流のひとつ中津川に完成した

宮ヶ瀬ダムは、私たちの暮らしや安全を守るために役立っています。


トップに戻る



大雨による洪水を防ぐ
役割

宮ヶ瀬ダム
堤高(ていこう:ダムの高さ)156m、堤頂長(ていちょうちょう:ダム頂上部の幅)375m


台風などにより大雨が降ると、川から水があふれ出して洪水を招くことがあり、

その為、ダムには流れ込む水を一時的に貯めて、安全な水量だけを下流に

流す洪水調整機能が求められています。



宮ヶ瀬ダムは大雨のときの水を受け止め、

中津川流域や相模川下流域で暮らす人々を守る役割を担っています。



※国土交通省 関東地方整備局 相模川水系広域ダム管理事務所より


トップに戻る


宮ケ瀬ダム 観光放流、山あいに6分間の涼/神奈川新聞(カナロコ)

トップに戻る



家庭が利用する水を供給する
役割

宮ヶ瀬ダム 堤頂(ていちょう:ダムの頂上部)


水が不可欠な私たちの暮らし。

ダムは生活に必要な水を確保するために水を貯めています。



宮ヶ瀬ダムは、横浜市や川崎市も含む神奈川県下15市5町に

水道水を供給しているそうです。



神奈川県内の多くの家庭が利用する水を供給している宮ヶ瀬ダムは、

まさに神奈川県の「水がめ」として重要な役割を果たしているのですね。


トップに戻る



川の環境を正常に保つ
役割

高さ156mある堤頂(ていちょう:ダム頂上部)からみた下流


雨が少ないと川の水が減り、健全な川の環境を保つのが難しくなります。

こんな時は、ダムに貯めておいた水を川に放流して必要な水を補給し、

川の水が少なくなることを防いでいるそうです。



ダムが川に流れる水量を正常に保つことは、魚など川にすむ様々な

生き物や植物の生命、そして人々の健康を守ることにもつながるそうです。


トップに戻る



放流水を利用しての
水力発電

宮ヶ瀬ダムの直下にある愛川第1発電所


宮ヶ瀬ダムでは、貯めた水を利用して水力発電を行っています。



愛川第1発電所では、放流する水を利用して最大出力24,200KWの発電を行い、

さらに愛川第2発電所では最大出力1,200KWの電気を発電できるそうです。


トップに戻る



ダム内部を昇降する
エレベーター

宮ヶ瀬ダム


ダム堤体(ていたい)内部に設置されたエレベーター。



ダム管理事務所がある堤体頂上とダム下までをつなぎ、宮ヶ瀬ダム堤体内に

ある放流設備などの機器交換や、点検等の維持管理に利用されているそうです。


トップに戻る



ひんやりする
ダム内部



ダム湖の深いところでは水温が1年中約7℃くらいに保たれているそうです。

その影響で、ダムコンクリートの中にある通路は1年中15〜20℃に保たれ、

ひんやりしています。


トップに戻る



貯めた水を上手に放流する
放流設備

ダム内部にある高位常用洪水吐ゲート操作室


ダムの天端(てんぱ:一番高い部分)から下に51.5m、

宮ヶ瀬湖から横に35.8mの場所にある放流設備。



放流する際は、ダム頂上部にある管理事務所から遠隔操作するとともに、

緊急時に備え、この場所に職員が待機するそうです。


トップに戻る



1秒間に100m3を放流できる
放流管

放流管の大きさがわかります


直径3mあるという放流管。

一本の放流管から最大で1秒間100m3(25mプールの容積は375m3)

まで放流することができるそうです。


トップに戻る



ダムの安全運用に貢献する
点検用モノレール



ダムを安全に管理・運営するためには、ダム内部の点検を毎日行うそうですが、

巨大なダムの点検には多くの時間と労力を必要だといいます。



点検を効率良くおこなうために、堤体内部には4人乗りの点検用モノレールが

設置され、このモノレールを利用することによって、乗員はじっくりと点検する

ことができるそうです。


トップに戻る



相模ダム・城山ダムとの連携
水の総合運用

相模ダム(神奈川県相模原市)


宮ヶ瀬ダムでは、水資源の有効利用を図るため、

2本の導水路により相模ダム・城山ダムと連携した総合運用を行っているそうです。



相模ダム・城山ダムは貯水しやすい反面、容量が小さいことから

無駄な放流が多くなってしまうため、

導水路によって宮ヶ瀬ダムに水を流しているそうです。



相模川で水不足が発生し、河川の環境や取水などに支障をきたす

可能性がある場合、最初に相模ダム・城山ダムから水を補給し、

次に宮ヶ瀬ダムから補給するなど、相模川の水量の安定を図っています。


トップに戻る



計画発表から32年を経て完成した
宮ヶ瀬ダム

工事中だった頃の宮ヶ瀬ダム


昭和44年(1969年)、

建設省(現国土交通省)がダム計画を発表したことに遡る宮ヶ瀬ダム。



建設にあたっては、様々な工夫と対策が講じられ、計画的な周辺環境対策によって

工事や開発による自然環境への影響を最小限にとどめ、

影響を受けた自然に対してはその復元を図るなど、

周辺地域の豊かな自然環境の保護に努めたといいます。



ダム建設地の脇には、コンクリートを製造するプラントが作られ、

製造したコンクリートを乗せたダンプカーを直接載せることができる

昇降装置(インクライン)が設置され、低コスト・短工期で完成したといわれます。


トップに戻る



コンクリートの原料になる
土砂を採取した山

緑化が進められている斜面


ダム本体のコンクリートの元になる土砂は近隣の山から採取したそうです。

遠くから土砂を運ぶことなく現地で調達したことも

低コスト・短後期に寄与しているそうです。



現在、切り取られた山の斜面では緑化が進められています。


トップに戻る



建設時に活躍した
インクライン

ダム堤頂とダム下をつなぐ昇降機(インクライン)


宮ヶ瀬ダム・インクラインは、

ダム建設時にはダンプカーを搭載して昇降する設備だったといいます。

建設後は、当時のインクラインの一部軌道跡を生かして、

ダムの堤体外部を点検する施設として生まれ変わっています。



このインクラインはダムの体験学習施設の一端として、

誰でも利用することができます。


トップに戻る



永年住みなれた故郷を離れた
移転者

宮ヶ瀬湖


宮ヶ瀬ダムの建設は、永年住みなれた故郷を離れられた移転者の方々、

先祖伝来の土地を提供された地権者の方々、関係公共機関、

工事関係者の方々のご協力により平成12年12月に竣工したそうです。



宮ヶ瀬ダムの建設に伴って水没した面積は4.9ku。

移転戸数は281戸、1,136名にのぼり、

この方々は移転地に移り、新しい生活をされているそうです。


トップに戻る



多くの人々の努力の上に成り立つ
私たちの暮らし



宮ヶ瀬湖は、長い年月をかけ、多くの人々の努力によってつくられ、

水道用水、水力発電への利用や相模川・中津川周辺を洪水から守るなど、

安全で豊かな生活を支えてくれるダム湖です。



こうした恵みには、ダム建設のため、

先祖代々住み続けた土地や家が湖底に沈むこととなり、

移転を余儀なくされた人々や失われた豊かな自然がありました。



ダム建設にあたっては、人や動植物にできる限り快適なものになるように、

自然の再生が図られました。周辺の自然は、貴重な水源として、

生き物を育む場として、また、安らぎと憩いの場としても大切です。



私たちは、周辺の自然を大切にし、守り、育て、利用し、

次の世代に伝えていくことを誓い、 ここに宮ヶ瀬湖憲章を定めます。



1.清らかな宮ヶ瀬湖の水を、みんなで大切にしよう。

2.美しい宮ヶ瀬湖周辺を、みんなで守ろう。

3.宮ヶ瀬湖周辺の自然を、みんなで育て利用しよう。

4.宮ヶ瀬湖の意義・歴史を忘れず、みんなで後世に伝えよう。



平成10年4月29日制定 宮ヶ瀬湖憲章制定会議


トップに戻る



水不足に強いといわれる
神奈川県

透き通ったブルーに輝く玄倉ダム
丹沢湖に注ぐ玄倉川(酒匂川水系)


神奈川県における水資源開発は、戦災復興、高度経済成長などによる

人口の急増や産業の集積による水需要の増大を背景として、

大きな水不足を経験しながら、過去60年にわたり行われてきました。



かながわの水がめは、大きく「相模川水系(相模ダム、城山ダム、宮ケ瀬ダム)」と

「酒匂川水系(三保ダム)」に分けられます。



この二つの水系により県内の水需要の9割以上をまかなっており、

4つのダムは“かながわの水がめ”として大きな役割を果たしています。

神奈川県では他県のような水不足への心配は極めて少なくなりました。

これら4つのダムは全て県内にあり、

全ての水を県民のために用いることができます。

このことは水没した地域の人々の理解と協力がなければできなかったことを

忘れてはいけません。

更に水源・水系の環境保全は県民全体で取り組んで行く必要があります。


トップに戻る



四国のいのち
早明浦ダム

高知県


四国地方は、その気象特性から洪水と渇水の両極端が隣合わせの地域であり、

降雨が多い南四国は洪水被害に悩まされ、降雨の少ない北四国は渇水被害に

悩まされてきたといいます。



その中でも厳しい水事情にある香川県。

降水量が少ない上に県内を流れる河川の利用が難しく、

他県の水源に頼らざる得ないのだそう。



香川県の水は、吉野川上流部にある早明浦(さめうら)ダム(高知県)や、

吉野川中流部にある池田ダム(徳島県)から導水トンネル(香川用水)

を通して県内各所へ送水し、利用されているそうです。



この香川用水の導水により、香川県の水事情は画期的に改善され、

重要な水源・ライフラインとして、

県民生活や経済活動などに多大な恩恵をもたらしているといいます。



しかし、近年、気候変動に伴う少雨化や降水量の変動幅の増大などにより、

早明浦ダムの貯水状況が不安定となり、

香川用水の取水制限が頻発化する傾向にあるそうです。



○最後の清流 高知・四万十川

○平家の隠れ家 徳島・祖谷


トップに戻る



日本の未来を夢見た世紀の大事業
黒部ダム

日本最大の高さ186m


戦後の日本は、急速な経済の復興に伴い深刻な電力不足をもたらし、

大きな社会問題になっていたそう。



日本産業の発展のためには膨大なエネルギーが必要であり、

当時の火力発電では変動する電力需要にすばやい出力調整ができず、

それを補える水力発電の建設が必要だったそうです。



昭和31年「世紀の大事業」といわれたくろよん(黒部川第四発電所)建設。



この大事業で最も重要であったのが、

建設資材を運搬するための大町トンネル(現関電トンネル)の開通だったそうですが、

掘削工事は破砕帯(はさいたい)にぶつかり掘削不可能となってしまったそう。



しかし、苦闘7ヶ月の末、遂に破砕帯を突破。



大町トンネル(現関電トンネル)開通後は、大量の資材が運ばれ、

実に7年の歳月と当時の金額にして513億円の工費、

延べ1,000万人もの人手、171人の犠牲のうえに、昭和38年黒部ダムは完成したそうです。



7ヶ月を要した破砕帯は、現在7秒で通過することができます。



○空と雲に出会い光を浴びて天上につながる場所|立山黒部アルペンルート


トップに戻る



水を蓄え、きれいにする
水源の森

台風の影響で倒木した人工林
宮ヶ瀬湖に隣接する丹沢山地


私たちの豊かな生活を守るために、森林は大切な働きをしています。



森林は、雨水を蓄え、きれいにしながら少しずつ時間をかけて流すので、

洪水を防ぎ、川は枯渇しにくくしているそうです。



水源地域の森林が元気で活力あることは、

私たちが毎日使う水を安定的に確保するためにも大切なのだそう。



○丹沢の自然をもっと身近に|自然再生の現場を訪ねて


トップに戻る



水害から暮らしを守る
遊水地

江の島に注ぐ境川(さかいがわ:中央)に作られた境川遊水地(左側)
神奈川県横浜市・藤沢市


境川の流域では、昭和30年代前半から市街化の進展が著しく、

田畑が減少し、街がアスファルトやコンクリートで覆われるなど、

土地の利用形態が大きく変化したといいます。



その結果、雨水を地中に浸透させたり、

一時的に貯留したりする「保水・遊水機能」が著しく低下し、

大雨が降ると雨水が短時間に多量に河川に流れ込み、

水害が発生するようになったそうです。



普段はサッカーや野球、テニスなどを楽しむことができる境川遊水地公園は、

河川堤防の一部を低くして河道からあふれた洪水を一時的に貯留することで、

洪水被害の軽減に寄与しています。



○川とともに育まれてきた人々の暮らし|相模湾 江の島に注ぐ境川


トップに戻る



台風の影響で遊水地に流れ込む
境川

 一つ上の写真と同じ場所にて撮影 2014.10


この写真は、一つ上の写真と同じ場所から撮影したもの。

台風の影響で境川から遊水地に水が流れ込み、湖のようになっています。


トップに戻る



無数のツバメが集う
ツバメのねぐらいり



春になると南方からやってくるツバメ。

軒下などに作られた巣で育った子供たちは、

巣立ちを迎えると他のツバメたちと一緒になり水辺のヨシ原などで眠るそうです。



例年7月後半頃、境川遊水地公園のビオトープには、

無数のツバメたちの「ねぐらいり」が観察されるそうです。



○雄大な空の旅をする渡り鳥|各国にて大切にされている国際親善大使


トップに戻る


<公式>境川遊水地公園 ツバメのねぐら入り 2012

トップに戻る



安心な暮らしに寄与する
遊水地の建設

建設中の下土棚(しもつちだな)遊水地(神奈川県藤沢市)
2016.05 撮影


境川のほど近くを平行して流れる引地川(ひきじがわ)。

神奈川県大和市の泉の森を水源とし、湘南海岸公園(藤沢市)から相模湾に注ぎます。



境川と同様に引地川流域は、人口の急増に伴い開発が進んだため、

流域の保水・遊水機能が減少し、水害が多く発生するようになっています。

既成市街地の下流部は、新たな断面の確保が困難であるため、

河道改修とあわせて、下流部と中流部の2つの遊水地で対応する計画だそう。


トップに戻る



大都市を流れる河川
鶴見川

鶴見川リバーカヤック


東京都町田市から川崎市・横浜市を流れ東京湾に注ぐ一級河川、鶴見川。



昭和55(1980)年、保水・遊水機能の確保などを流域全体で進めていく

「総合治水対策」の対象河川となり、緑地の保全や調整池の設置など、

雨を一気に川へ流さないための流域対策と、

ポンプ場の整備などの下水道対策と一体となって、河川の整備を進めてきたそうです。



○ゆったり・のんびり 鶴見川をカヌーで散歩

○大田・品川ノスタルジア|東京湾・京浜運河シーカヤック・ツーリング


トップに戻る



氾濫を繰り返してきた
鶴見川

昭和33年台風22号の被害(鶴見中央二丁目付近線路)


「暴れ川」と呼ばれ、昔から氾濫を繰り返してきたという鶴見川。



以前に比べ堤防などの整備が進み、水害に対する安全性は格段に向上したそうですが、

最近の鶴見川の特徴は、市街化が進み水害が起こりやすいことが挙げられ、

氾濫の危険性があります。


トップに戻る



鶴見川の氾濫から街を守る
遊水地

日産スタジアム下にある駐車場
鶴見川氾濫時は遊水地として機能するそうです


鶴見川に隣接する新横浜公園は、国土交通省京浜河川事務所が

管轄する多目的遊水地の上に建設されているそうです。



多目的遊水地は、河川が氾濫した際に一時的に河川の水を引き込み、

洪水の一部を溜めることで、流域への洪水被害を低減させる機能を

持っているとの事。



新横浜公園内にある日産スタジアムは、

千本以上の柱の上に乗る形で建設されており、

洪水時にはスタジアムの下に水を流しこむ仕組みになっているそうです。



○ビジネスと憩いの融合|発展し続ける街、新横浜

○持続可能なモビリティ社会を目指して|日産追浜グランドライブ体験試乗


トップに戻る


2002年FIFAワールドカップ決勝の日産スタジアムとなり新横浜公園が水没

トップに戻る



飲み水の製造工場
浄水場

川崎市上下水道局 生田浄水場


河川などから取水した水(原水)を安心して飲むことができる水道水にするため、

浄水処理を行っているのが浄水場だそう。



原水にはゴミや砂が含まれている為、

「沈殿」や「ろ過」を行い、「消毒」を経て水道水になるそうです。



○未来に夢をのせて|持続可能な最幸のまち かわさき


トップに戻る



下水を処理する
入江崎水処理センター

最終沈殿池|下水を消毒して海に放流するそう
入江崎水処理センター(川崎市川崎区)


川崎市川崎区にある入江崎水処理センターは、

昭和36年(1961年)に稼動した神奈川県で最も歴史ある下水処理施設だそう。



平成15年度より老朽化した施設の再構築事業に合わせて、

『@環境改善』、『Aエネルギー活用』、『B資源循環』の3つの環境対策を柱とした

高度処理施設の建設を進め、平成23 年度に高度処理施設の一部が稼働したといいます。



この施設は、国際化した羽田空港に近接する立地特性を踏まえ、

最先端の水処理技術を国内外に発信するとともに、

再生可能エネルギーの活用や、省電力化などを推進することにより、

環境への貢献を果たしているそうです。


トップに戻る



いのち集まる流域
小網代の森



神奈川県・三浦半島の先端にある小網代(こあじろ)の森は、

「浦の川」の流れに沿って森林から湿原、干潟、そして湾へと

移ろいゆく自然の様子に触れることのできる関東で唯一の自然環境だといいます。



そこには、マテバシイなどの常緑樹林やアシなどの植物が生い茂り、

カワセミなどの鳥類、ホタルなどの昆虫類、

アカテガニを代表とする干潟周辺で暮らす生物、

そしてマダイ・メバル・アジなどの水中生物が集う、生命溢れる場所になっています。



○いのち集まる流域 小網代の森|私たちが生きる地球の持続可能性


トップに戻る



世界の中でも生物多様性が高い
日本の海

相模湾


地球の表面積の71%を占めるという海。

世界で一番深い場所されるマリアナ海溝の深度は10,911mで、

世界で一番高いエベレスト(8,848m)をひっくり返しても届かない程の深さです。

世界の海を平均してみると水深は3,729mなのだそう。



日本の海は南北2,800km。海岸線総延長約3万kmで世界第6位の長さがあり、

北海道には流氷が見られ、沖縄にはサンゴ礁の群生が育まれ、

黒潮と親潮が流れる日本の海は、

世界でも最も海の生物多様性が高い海域の一つだそう。



※神奈川の海を学ぶ 2016
  神奈川の海 -自然・環境・それを取り巻く社会- 水井涼太 先生
  横浜国立大学 統合的海洋教育・研究センター特任教員(講師)



○湘南の景勝地 江の島

○潮風が駆け抜ける海辺を楽しむ湘南スタイル


トップに戻る



科学的にみて疑う余地のない
地球温暖化

沖縄県慶良間諸島 座間味島


科学的にみて気候システムの温暖化には疑う余地はなく、その要因は、

人為起源の温室効果ガスの排出が主な原因(95%の可能性)だといいます。



21世紀末の気温上昇は、現在と比較して、

厳しい温暖化対策が取られなかった場合、2.6〜4.8℃上昇するとみられています。



※IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル) 第5次評価報告書 2013



○みんなで創る美ら島|大切にしてきた「うちなー」のアイデンティティ


トップに戻る



多様な人為生態系を作り出してきた
人間

丹沢ユーシン渓谷


人間は食生活を豊かにし、建築や土木のための資源を確保するために、

多様な人為生態系を作り上げてきました。

人間が生きていくために必要な空間を創出してきたのです。

水田や畑、植林や造林といったものはその代表的なものです。



水田稲作農耕と言えば、日本人の食生活をささえるもっとも重要な生業で

あると考えられていますが、稲作を行うにはあまりにも多くの困難があり、

即座に豊かな社会を保障したわけではありませんでした。



わたしは、日本の気候・風土に照らしてみると、麦や蕎麦その為の多様な

畑作物を育てる畑作農耕と林産業、それに水産業がセットになった

農林水産業が最適な生業であったと考えてきました。

これは1万年以上も続いた縄文時代の生業が、

自然と共生するような無駄のないものであったことが根拠になっています。



ところが、およそ3千年前、水田稲作農耕が高度な技術をともなって

日本に伝えられました。これをもって弥生時代と呼ぶようになりました。

真っ白な米があふれ、豊かな食文化時代に入ったと思われがちですが、

実際には畑作物も多く、縄文時代のようにドングリなど食料は多様だったのです。



古代には、日本という国号をかかげた律令国家が成立し、

水田開発とともに水田を人民に与える制度を敷いていったのです。

象徴的なのが、長屋王の「墾田百万町歩開墾令」です。

これは実現不可能な計画でしたが、水田の拡大と米の収量増大が

中国に追いつき追い越すと確信されていたのでしょう。

結局この政策は無駄なものとなり、農民たちは政府に逆らわないものの、

新たな畑作農耕の多様化や果樹園経営を促進していった様子がわかってきています。



長野県の善光寺平南部では、屋代田んぼと呼ばれる水田地帯がありましたが、

つねに千曲川の水害にみまわれました。

関東平野でも、一時的に水田が営まれることはあっても、すぐに放棄しています。

豊かな食文化は水田からはもたらされなかったのです。



ところで無駄な政策が農民を研究者にし、多様な生業を生み出したことは確かなようです。

土地の性質を読み解き、土地利用に工夫しながら、好適地米・超えて基地畑作物

の開発をし、中世への権力の地方分散によって地場産業を生み出していく過程を

読み取ることができます。

地方都市での百姓の活躍、多様な畑崎農耕での品種群の形成、そういったものが

世界でも類まれな近世の江戸園芸へと展開していったと見るのです。



日本の生態系を大きく変えていったのは水田稲作農耕だけではありません。

中世から近世にかけて各地で起こったアカマツ林の植林・造林は、

ときに江戸幕府による新田開発とあいまって一気に促進された巨大プロジェクトで

あったと考えられます。農用林として、土木・建築材として江戸都市を支える

重要な人為生態系であったといえます。

いま、アカマツ林は、松枯れの悲劇にさらされ、無駄の代名詞にさえなっています。



日本のどこにでもあるスギ林はどうでしょうか。弥生時代以降、スギ林文化ともいわれる

日本固有の文化が育まれ、木工文化の核となっていきましたが、昭和になって、

無造作に披露用樹林を切り開いてスギ拡大造林をやってまいりました。

これも無駄と言われ続けているのです。



無駄だといわれたものが歴史の中で新たな文化の創出に効果的となり、

高い有用性が歴史の中で無駄といわれるようになるのです。



※第123回(平成28年春季)東京大学公開講座「無駄」
 歴史の中に潜む無駄とは、その行方を考える
 辻誠一郎 先生 新領域創成科学研究科 教授


トップに戻る



世界の川
イングランドを流れるテムズ川



テムズ川にかかる跳開橋、タワーブリッジ。



1889年に完成した当時、可動部分は水力により閉開していたそうですが、

現在では電力で行っているそうです。



○共に居ること、創ること|影響を受け、周囲に影響を与えてきたイギリス


トップに戻る



世界の川
フランスを流れるセーヌ川

グランド・ジャット島の日曜日の午後(1884-86年) ジョルジュ・スーラ
メトロポリタン美術館


19世紀後半のフランス。

パリ郊外のセーヌ川の中州であるグランド・ジャット島には、

夏の余暇を過ごすために多くの人々が訪れたといいます。



○世界の美術が凝縮されたメトロポリタン美術館


トップに戻る



世界の川
文明を育んだナイル川



全長6,695kmもの長さがあるというナイル川(the Nile)。



雨季にもたらされる洪水は栄養豊富な土壌を作り、

小麦や綿花などの作物を育てることができたそう。



川は輸送経路ともなり、エジプトはナイル川のおかげで、

古くから人が住み、文明が育まれたといいます。



○人類の智の宝庫|偉大な遺産を収めた大英博物館


トップに戻る



世界の川
国境を分けるイグアス川とパラナ川

川の左がブラジル、右がパラグアイ
手前はアルゼンチン


イグアスの滝から流れ込むイグアス川とパラナ川がT字型に合流するこの場所は、

ブラジル・アルゼンチン・パラグアイの3国を分ける地点だそうです。



○神秘な遺跡・情熱のタンゴ|多様な文化が交差する南米


トップに戻る



世界の川
山水画から抜け出た風景 漓江下り



中国内陸部に位置する桂林(guilin)。

緯度でいうと日本では沖縄県の与那国島と同じだそうです。(北緯24°)



桂林観光のハイライト、漓江(りこう)下りは、

終点の陽朔(Yangshuo)まで4時間ほどの船旅。



雄大な川の流れ、その両岸にそびえる山々、

山水画から抜け出してきたような風景を眺め、

のどかで安らいだ時の流れを漂います。



○山水画から抜け出た風景 桂林


トップに戻る



21世紀は水の世紀
人口増や環境変動により国際河川では紛争の種に



1995年、世界銀行のイスマイル・セラゲルディン副総裁(当時)は、

「20世紀の戦争が石油をめぐって戦われたとすれば、

21世紀は水をめぐる争いの世紀になるだろう」と指摘しています。


トップに戻る



参  考  情  報


○相模川水系広域ダム管理事務所 | 国土交通省 関東地方整備局

○京浜河川事務所 | 国土交通省 関東地方整備局

○ぐるり宮ヶ瀬湖|公益財団法人 宮ヶ瀬ダム周辺振興財団

○神奈川県立あいかわ公園

○一般財団法人 日本ダム協会

○かがわの水 - 香川の水事情

○境川遊水地 総合治水対策特定河川事業 - 神奈川県ホームページ

○神奈川県立境川遊水地公園公式サイト

○朝日新聞GLOBE | 世界とつながる新日曜版

○Imagebase: Free Stock Photography

○フリー百科辞典Wikipedia

○総合治水フォーラム2016 ダムや河川施設のバス見学会
 宮ヶ瀬ダム・下土棚遊水地・境川遊水地
 主催 神奈川県河川課

○かながわ水源環境保全・再生施策〜取組状況と課題について〜 2015.01
 ・講師
  神奈川県環境農政局水・緑部水源環境保全課 副課長 内山豊 先生
  調整グループリーダー 葉山靖 先生
 ・かながわ県民センター
 ・主催 かながわ県政モニターOB会

○国土交通 no.141 2016.12〜2017.1
 業務密着ルポシリーズ 現場力 関東地方整備局
 相模川水系広域ダム管理事務所

○丹沢登山 自然再生の現場を訪ねて 2011.09
 主催 神奈川県立秦野ビジターセンター

○元気な川崎を知ろう!! PART-W 2014
 生田浄水場・入江崎水処理センター 視察
 主催 NPO法人高津区文化協会・川崎の歴史と文化を識る会
 後援 川崎市教育委員会

○神奈川の海を学ぶ 2016
 ・テーマ
  ・神奈川の海 -自然・環境・それを取り巻く社会- 水井涼太 先生
   横浜国立大学 統合的海洋教育・研究センター特任教員(講師)
  ・深海生物の箱庭「相模湾」 藤原義弘 先生 海洋研究開発機構
   海洋生物多様性研究分野 分野長代理
  ・地元の海に潜る-横浜港の海域環境改善の取り組み-
   石井彰 先生 国際トライアスロンシリーズ横浜大会組織委員会
   環境部会長、横浜市立大学 共同研究員
  ・都市臨海部における自然再生
   古川恵太 先生 統合的海洋教育・研究センター客員教授、
   笹川平和財団、海洋政策研究所 主任研究員
  ・海の境界線を考える− 東京湾・日本・世界 −
   中原裕幸 先生 横浜国立大学 統合的海洋教育・研究センター客員教授、
   海洋産業研究会 常務理事
 ・会場 クイーンズスクエア
 ・主催 横浜国立大学 統合的海洋教育・研究センター
 ・共催 海洋都市横浜うみ協議会
 ・助成 日本財団
 ・後援 横浜市

○海の動物の観察 2016.06
 ・テーマ
  ・海岸動物の生態観察
  ・海岸動物の形態観察
  ・海岸動物の行動観察
  ・海洋プランクトンの採集
  ・海洋プランクトンの観察
  ・魚の比較解剖
  ・イカの解剖
  ・エビの体のつくりと複眼の観察
 ・講師
  ・種田保穂 先生 放送大学客員教授/横浜国立大学名誉教授
  ・菊池知彦 先生 横浜国立大学教授
  ・水井涼太 先生 横浜国立大学特任教員(講師)
 ・会場 横浜国大附属臨海環境センター
 ・主催 放送大学神奈川学習センター

○海底資源研究の新たな展開 2016.06
 ・テーマ
  ・海底資源概論
  ・総合海洋科学としての海底熱水鉱床研究
  ・深海底に拡がる鉱物資源
   マンガンクラスト、ノジュールとレアアース泥の形成場とそのメカニズム
  ・海中ロボット最前線
  ・メタンハイドレート形成論
  ・海底下の生命活動と炭素循環
  ・海洋生態系の観測と評価
  ・海底鉱物資源開発と国際動向
 ・講師 (国研)海洋研究開発機構(JAMSTEC)
  ・木川栄一 先生 センター長
  ・大河内直彦 先生 資源成因研究グループ上席研究員
  ・熊谷英憲 先生 資源成因研究グループリーダー代理
  ・鈴木勝彦 先生 資源成因研究グループリーダー
  ・山本啓之 先生 環境影響評価研究グループリーダー
  ・Dhugal Lindsay 先生 環境影響評価研究主任技術研究員
  ・吉田弘 先生 UV複数機システム開発ユニットリーダー
  ・福島朋彦 先生 調査役
 ・主催 放送大学神奈川学習センター

○第20回海洋教育フォーラム 私たちの海「海をまもる」 2016.03
 ・内容
  ・開会挨拶 海洋教育推進委員会委員長 小林正典 先生
  ・海の海賊に気をつけろ! 杉原耕二 先生
   元海上自衛隊、インド洋派遣部隊指揮官
  ・海の生き物たちをまもれ! 保科正樹 先生 水産庁増殖推進部長
  ・海の中をのぞいてみよう 浦環 先生 東京大学名誉教授
  ・講師との交流トーク
  ・閉会挨拶  海洋教育推進委員会東京支部主査 北澤大輔 先生
 ・司会 木原一 先生 防衛大学教授
 ・ビデオ上映「語り継ぐ想い」
 ・会場 記念艦「みかさ」講堂
 ・主催 (交社)日本船舶海洋工学会 海洋教育推進委員会
 ・協力 (交財)三笠保存会、よこすか市民会議(YCC)
 ・後援 横須賀市教育委員会、教育新聞社

○平成26年度 海洋研究開発機構 研究報告会
 JAMSTEC2016 さらなるフロンティアを求めて 2016.03
 【第1部】平成27年度成果報告
  ・〔特別報告〕「しんかい6500」が見た海底熱水活動と次世代有人潜水調査船
  ・「ちきゅう」による海底下生命圏の限界への挑戦
   〜石炭・天然ガスの形成プロセスを支える「海底下の森」の発見〜
  ・「たいりくプロジェクト」が明らかにしたもの
  ・温暖化緩和目標・経路設定のための気候モデルと経済モデルの連携
  ・土星の衛星エンセラダスの地下海に海底熱水活動があった
 【第2部】キーノート(基調講演)
  ・私の考える海洋科学技術の未来
 【第3部】パネルディスカッション
  ・さらなるフロンティアの追求 〜海洋科学技術の未来とそのビジョン〜
 ・会場 東京国際フォーラム
 ・主催 国立研究開発法人 海洋研究開発機構

○よこすか海洋シンポジウム2015 
 三浦の海を守り育む、そして私たちの暮らし
 ・小網代の森と干潟、海を守って育む30年 岸由二 先生
  NPO法人小網代野外調整会議 代表理事、慶応義塾大学名誉教授
 ・東京大学三崎臨海実験所 130年の歴史と海洋生物学の研究
  赤坂甲治 先生 東京大学大学院理学系研究科教授、附属臨海実験所所長
 ・講師との交流トーク・質疑応答
  デモレータ 牧野光琢 先生 水産総合研究センター中央水産研究所
  経営経済研究センター漁業管理グループ長
  横浜国立大学客員准教授
 ・主催 よこすか市民会議(YCC)

○ブルーカーボン 2015.02
 ・講師 桑江朝比呂 先生
     独立行政法人 港湾空港技術研究所 沿岸環境研究チームリーダー
 ・主催 横浜市中央図書館

○第123回(平成28年春季)東京大学公開講座「無駄」
 ・歴史の中に潜む無駄とは、その行方を考える
  辻誠一郎 先生 新領域創成科学研究科 教授

○食・農・里の新時代を迎えて 2016.07
 ・テーマ
  ・イントロダクション、グローバル化する社会の食料問題
  ・わが国の食料自給力を考える
  ・動き出した6次産業化、農産物輸出
  ・森林資源と地域振興
  ・東日本大震災からの復興〜東北を再び食料基地とするために〜
  ・農山漁村の「宝」を活用した地域おこし
  ・地域振興における広報・交流の力
  ・総合討論
 ・講師
  末松広行 先生 農林水産省農村振興局長
  小林厚司 先生 北陸農政局長
  西経子 先生  農林水産省農村振興局日本型直接支払室長
  渡辺一行 先生 農林水産省食料産業局食文化・市場開拓課総括課長補佐
 ・会場 放送大学渋谷学習センター

○国際資源・環境問題と持続可能性 2015.01
 ・テーマ
  ・グローバリゼーションの進展
  ・新興国の台頭
  ・エネルギーの歴史と課題
  ・水資源・・・「21世紀は水の世紀」
  ・食料問題:世界の食料需給
  ・地球温暖化 ポスト京都のグローバル・ガバナンス
  ・国際環境問題
  ・2050年の世界と持続可能性(サステナビリィテー)
 ・講師 共立女子大学教授 吉竹広次 先生
 ・会場 放送大学文京学習センター

○気候変動・地球温暖化への取り組みとエネルギーのありかた 2015.12
 ・挨拶 野口和彦 先生 横浜国立大学リスク共生創造センター長
 ・講師 南川秀樹 先生 リスク共生社会創造センター 客員教授
      奥真美 先生 首都大学東京 都市教育学部 教授
      竹内純子 先生 NPO法人国際環境経済研究所 理事・主任研究員
 ・コーディネーター 澁谷忠弘 先生 リスク共生創造センター准教授
 ・主催 横浜国立大学リスク共生創造センター
 ・共催 一般財団法人日本環境衛生センター、安全工学会、
      一般社団法人日本高圧力技術協会、NPO法人YUVE

○ツバメのねぐら入り観察会 2016.07
 場所 神奈川県立境川遊水地公園
 講師 上玉利浩一 先生 (境川遊水地自然観察会)
 主催 (公財)神奈川県公園協会
 概要 夕焼けが夏空を茜色に染めるころ、遊水地のビオトープのヨシ原を
     ねぐらとして利用しているツバメたちを観察します。

○老子 蜂屋邦夫 訳注 岩波文庫 青205-1 2008


トップに戻る

Copyright (C) 2016 MOON WATER All rights reserved