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現代を見据える ニューヨーク近代美術館 |
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| MoMA | ロビー | 彫刻庭園 | 憩いの空間 | ダリ | ルソー | シャガール | クリムト | | リキテンシュタイン | ポロック | マティス | ピカソ | ブラック | ゴッホ | モネ | | Century of the Child | プリミティヴィズム | ホワイト・キューブ | レストラン | 参考情報 | |
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ニューヨーク近代美術館 The Museum of Modern Art |
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MoMA | |||
ミッドタウンの中心、5番街と6番街の間に建つニューヨーク近代美術館(MoMA)。 1880年代のヨーロッパの革新的なアートから今日に至るまであらゆる時代の ビジュアル文化を代表する作品が所蔵されているそうです。 ○MoMA, The Museum of Modern Art - YouTube ○魔力を秘め、夢と現実が交錯するニューヨーク ○世界の美術が凝縮されたメトロポリタン美術館 |
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白と黒を貴重とした落ち着いた空間 ロビー |
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白と黒を貴重として落ち着いた空間となっているロビーは、 53rd St. と 54rd St. の両側に面し、6階まで吹き抜けとなっています。 ○本物の作品で日本の文化史がたどれる東京国立博物館 |
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吹き抜け | |||
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彫刻庭園 | |||
現代彫刻、四季を彩る木々、池などか配置されている彫刻庭園。 庭園奥に建つ新館は、日本人建築家・谷口吉生氏のデザインだそう。 ○アール・デコ様式を現在に伝える庭園美術館 ○本格的なドイツ・ネオバロック様式の建物、法務省旧本館 |
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大都会の真ん中にある 憩いの空間 |
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大都会の真ん中にある憩いの空間。 彫刻庭園からはモダンなニューヨークのビル群が見えます。 |
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サルバドール・ダリ Salvador Dali |
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記憶の固執 The Persistence of Memory 1931 | |||
スペインの画家、サルバドール・ダリの代表作といわれる 「記憶の固執(The Persistence of Memory)」。 柔らかい時計は、カマンベールチーズから着想したといわれ、 また、横たわるピンク色の物体はダリ自身だそうです。 |
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Illumined Pleasures | |||
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アンリ・ルソー Henri Rousseau |
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眠るジプシー女 The Sleeping Gypsy 1897 | |||
パリの税関職員を勤め、余暇の時間に絵を描いていたというアンリ・ルソー。 この絵を故郷の町ラバルに寄贈しようしたとき、 ルソーは以下のように解説したそうです。 「マンドリンを弾きながら放浪する黒人女が傍らに壷を置き、 疲れ果てて深い眠りについている。 1匹のライオンがさまよって来て彼女を見つけるが、食い付かない。 月明かりの効果でとても詩的な雰囲気になっている。」 しかし、寄贈の夢は叶わなかったそう。 ○森の中の美術館で開催されていたアンリ・ルソー展 |
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マルク・シャガール Marc Chagall |
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私と村 I and the Village 1911 | |||
農夫と牛の目をつなぐ線(見えにくいですが...)は両者の協力関係を、 いくつかの円は太陽と月を表し、 故郷ロシアの小さな村への郷愁が描かれているそうです。 ○色彩豊かで幻想的な画家 マルク・シャガール ○メトロポリタン美術館に展示されているマルク・シャガール |
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グスタフ・クリムト Gustav Klimt |
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希望U HopeU 1907-08 | |||
ユーゲントシュティール(ウィーンの世紀末芸術様式)の代表的画家クリムトは、 ハプスブルクの最後となるオーストリア・ハンガリー帝国時代を生きたそう。 生命を宿す妊婦が描かれている絵画「希望U」。 妊婦の左のすぐ傍らには、死を暗示する骸骨が描かれ、 下にはうつむいた複数の女性が描かれいます。 ○死に向かって歩むクリムトの絵画「女の生の三段階」 ○ハプスブルク家最後の皇妃 エリザベート |
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ロイ・リキテンシュタイン Roy Lichtenstein |
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ボールを持った少女 Girl with Ball 1961 | |||
アメリカのポップアートを代表してきたというロイ・リキテンシュタインの 「ボールを持った少女(Girl with Ball)」。 |
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ジャクソン・ポロック Jackson Pollock |
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Number 1A 1948 | |||
20世紀アメリカを代表するという画家、ジャクソン・ポロック。 30代は、不安定な精神状態とアルコール依存に苦しんだそうですが、 床に広げた大きなキャンバスに絵具をふり注いで描く 「アクション・ペインティング」という画法で一躍注目を集めたそう。 しかし、名声を得た数年後、自動車事故で短い生涯を閉じたそうです。 |
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アンリ・マティス Henri Matisse |
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Dance 1909 | |||
原色を用いた色彩と激しいタッチを特長としているというフォーヴィスム。 マティスは、フォービィスムを代表する画家だったそう。 |
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パブロ・ピカソ Pablo Picasso |
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アヴィニョンの娘たち Les Demoisellers d'Avignon 1907 | |||
スペイン・パルセロナのアヴィニョン通りの娼婦を描いたという 「アヴィニョンの娘たち」。 ピカソはこの作品からキュビズムに転換していったそうです。 |
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ジョルジュ・ブラック Georges Braque |
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Man with Guitar 1911-12 | |||
ピカソとともにキュビズムを創始したというブラック。 キュビズムは、対象を基本的な構成要素に分解し、それを再構成することで、 いろいろな角度から見た形を一つの画面に収めているそうです。 |
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ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ Vincent van Gogh |
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星月夜 The Starry Night 1889 | |||
亡くなる一年前の精神病院にいる時に描かれたという「星月夜」。 サン・レミにある病院からは糸杉が望めたそうで、 ゴッホは病院にいる間、糸杉が描かれた絵画を複数残しているそうです。 ○メトロポリタン美術館にある「糸杉」 |
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The Olive Trees | |||
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クロード・モネ Claude Monet |
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Water Lilies | |||
ギャラリーの壁一面に飾られたクロード・モネの「睡蓮」。 ○オランジュリー美術館の壁一面に展示される「睡蓮」 |
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子供の権利・自由・創造性を振り返る Century of the Child |
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ニューヨーク近代美術館で開催されていた 「Century of the Child: Growing by Design」展。 1900年に出版されたスウェーデン人の作家 Ellen Keyの著書「Century of the Child」を参考に、 子供の権利や自由、創造性を強調した20世紀のデザインや 建築を振り返る展覧会だそうです。 ○子どもの本は世界をつなぎ、未来を拓く 国際こども図書館 |
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20世紀美術におけるプリミティヴィズム | |||
Rubin 1984 | |||
1984年秋、MoMAで開かれたという「20世紀美術におけるプリミティヴィズム −部族的なものとモダンなるものとの親縁性展」は、 美術館などの営みを批判的に検証する動きがさんかになる契機となったそう。 この展覧会では、ピカソやマティスなどのモダン・アートと それに影響を与えたアフリカの仮面などの部族美術を並べて展示することで、 両者の親縁性を浮かびあげる試しみだったそうです。 しかし、 西洋のモダン・アートに通じるものだけをアフリカ・オセアニアから集め、 さらに西洋の側からそれらの造形を「発見」したことをほめたたえることで、 結局のところ、「世界を自身のもとに収集しようという西洋近代のあくなき 欲求と力を示すものでしかなかった」と論難されたそうです。 |
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直線的に仕切られた白い壁で構成する展示手法 ホワイト・キューブ |
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例えば昭和30年代の生活場面の再現など、 洗濯機や冷蔵庫などのモノをそれがもともと属していたコンテクストに戻し 展示する手法の一つに「ジオラマ」があるそうです。 「ジオラマ」は体験した人がいる場合は有効だそうですが、 いない場合、見知らぬ文化のイメージに偏りがあったとしても、 観客がその偏りを修正することができなくなってしまうそうです。 そこで美術館などの展示手法で「ジオラマ」の対極にあり、 MoMAなどの近・現代美術館で広く採用されているのが 展示室全体を直線的に仕切られた白い壁で構成する 「ホワイト・キューブ」という展示手法。 展示されたものが社会での実用とは切断された美術作品であることを宣言し、 その価値を観客に追体験させるために導入された仕掛けだそうです。 |
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ミュージアム・レストラン The Modern |
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エントランス横にあるレストラン「The Modern」は、 ニューヨーク屈指のフレンチ・アメリカンレストランだそう。 MoMAには「The modern」の他、 2階にカジュアルな雰囲気の中、ローマ風の料理が味わえる「Cafe2」、 また5階には「Terrace5」があるそうです。 ○鑑賞の余韻にひたりながらゆったり寛ぐミュージアム・レストラン |
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参 考 情 報 | |||
○MoMA | Japanese Plan/Information ○MoMA | The Museum of Modern Art ○The Modern ○サルバドール・ダリの世界 ○ダリ劇場美術館|スペイン政府観光局オフィシャルサイト ○クリムトイヤー2012|オーストリア政府観光局 ○ヴァーチャル絵画館 ○フリー百科事典「Wikipedia」 ○世界の美術館14 ニューヨーク近代美術館@ ○ニューヨーク美術案内 千住博・野地秩嘉 光文社新書 ○博物館概論 国立民族学博物館教授 吉田憲司 放送大学 |
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