日本唯一のネオ・バロック様式
迎賓館赤坂離宮


| 迎賓館 | 正面玄関 | 小磯良平氏の絵画 | 甲冑を形どった装飾 |
| 南面外観 | 盆栽 | 参考情報 |

HOME


外国の賓客をもてなす
迎賓館 赤坂離宮

2009年12月 国宝に指定された迎賓館・赤坂離宮


2009年12月8日、国宝に指定された迎賓館赤坂離宮。

明治以降の文化財としては初の国宝となるそうです。



迎賓館は、外国の元首や首相などの賓客に対して、

宿泊その他の接遇を行うために設けられた国の施設だそうです。



 ●場所はかつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部

 ●明治42年(1909)に東宮御所(皇太子にお住まい)として建設。
  ⇒ということは大正天皇。(実際にはあまり使わず.。。)

 ●日本における唯一のネオ・バロック様式の洋風建築物。

 ●後に赤坂離宮に改称。

 ●戦後一時、国立国会図書館や東京オリンピック組織委員会などに使用。

 ●3回の先進国首脳会議や
  日本・東南アジア諸国連合特別首脳会議の会場として使用。




○本格的なドイツ・ネオバロック様式の建物、法務省旧本館

○アール・デコ様式を現在に伝える庭園美術館


トップに戻る



正 面 玄 関




○ブルボン家の宮殿 イタリア・ナポリ カポディモンテ



正面玄関の扉
トップに戻る



迎賓館・赤坂離宮に飾られている
小磯良平氏の絵画

左:絵画 右:音楽


正面玄関から中央階段を登った大ホールに飾られている

小磯良平氏の「絵画(左側)」と「音楽(右側)」。



「絵画」に描かれている場所は、小磯氏が親しんだ東京芸大のアトリエ、

「音楽」に描かれている場所は、神戸・御影にあった小磯氏のアトリエが

模されたたそうです。



両作品の人物群は、男女各一人ずつのモデルから描かれたそうな。



長い画業の集大成として臨んだ大作。

1974年に据え付けた時、

小磯氏は「地塗りが暗かった...」と落胆したそうです。



○日本近代の美術が展示される国立近代美術館


絵 画 音 楽
トップに戻る



甲冑を形どった装飾



屋根には甲冑(かっちゅう)を象った装飾があります。



トップに戻る



南 面 外 観





○時の風が吹く庭園 旧岩崎邸庭園

○加賀百万石 前田家16代当主、前田利為侯爵の邸宅跡


米国・ソ連大統領
記念植樹
トップに戻る



樹齢50年〜170年の
盆栽



国・公賓の接遇時には、

樹齢50年〜170年の盆栽が飾りつけられるそう。



○悪縁だった二人の文人が再会した場所 −カイドウが美しい妙本寺−



トップに戻る



参 考 情 報


○日経新聞【美の美】 小磯良平が描いた人々 2009年12月20日・12月27日

○内閣府迎賓館

○神戸市小磯記念美術館

○政府インターネットテレビ 迎賓館・赤坂離宮 本館

○フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 迎賓館


トップに戻る

Copyright (C) 2009 MOON WATER All rights reserved