フランス絵画の19世紀

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フランス絵画の19世紀

「ヴィーナスの誕生」
アレクサンドル・カバネル オルセー美術館


■新古典派主義 確立のきっかけ



 18世紀前半、ヘルクラネウムとポンペイの遺跡発掘などかきっけになり、

 それまでの甘美なロココ主義から、ギリシャやローマが追求した

 理想的な美を規範とする新古典主義が確立されたそうです。



■新古典派主義の主な画家


 新古典主義の主な画家は、

 ダヴィッドを中心にアングル、ジェラール、グロなどがいるそうです。



○ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」

○フランス・パリ美術旅行記「ART OF PARIS」




新古典主義とロマン主義

左:「カルメンに扮したエミリー・アンブルの肖像」 エドゥアール・マネ
右:「パフォスのヴィーナス」 ドミニック・アングル&アレクサンドル・デゴッフ


■新古典派主義とロマン主義の対峙

 19世紀に入り、より感性的・情熱的で表現者自身の感覚を重視する

 ドラクロアなどのロマン主義が台頭し、新古典主義とは真っ向から

 対峙する事になったそうです。



■「ドミニック・アングル」と「エドゥアール・マネ」

 上のポスターの絵画は、

 左が、エドゥアール・マネの
     「カルメンに扮したエミリー・アンブルの肖像」1880年

 右が、ドミニック・アングル&アレクサンドル・デゴッフの
     「パフォスのヴィーナス」1852年頃


 「カルメンに扮したエミリー・アンブルの肖像」に描かれているモデルは、

 1879年、足を病んだマネが手当てを受けるためにパリ近郊のベルヴューに

 転居した際に出会った著名なオペラ歌手だそうです。



○国立西洋美術館にある「エドゥアール・マネ」の絵画



■オペラ「カルメン」


 な、なんと!! 

 偶然にも前日に佐渡裕さん芸術監督・指揮の

 オペラ「カルメン」を見てきたばかり...


 約130年も前のエミリー・アンブルさんの「カルメン」は

 どんなだったんだろうと思っちゃった...


 ●作曲 ジョルジュ・ビゼー(1872〜74年)
 ●初演 1875年3月3日 パリ、オペラ・コミック座

 ●原作 フランス語
 ●場所 1820年頃のスペインのセヴィリャ



○魔性の女がひく運命のカード オペラ「カルメン」

○横浜美術館コンサート ハンガリー・プロムジカ女声合唱団


ランドマークタワーと
横浜美術館

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