2008年ならびに「将来の経営課題認識」


HOME




当資料は社団法人日本能率協会様が調査されている
「第30回 当面する企業経営課題に関する調査」より
抜粋して掲載しました。
詳細は日本能率協会のホームページをご覧下さい。




1.2008年調査の上位3ランク

 1)収益性向上
 2)人材強化(採用・育成・多様化)
 3)売り上げ・シェア拡大

2.昨年「2007年」と「2008年」の対比

 1)最上位の「収益性向上」は7.1ポイント上昇している。
 2)「ローコスト経営」も順位を上げ、世界的な景気の減速や
  資源価格上昇等をうけて、これらの課題が重要視されているものと推察される。
 3)一方「現場の強化」が6.0ポイント減となっているが、いわゆる2007年度問題
  とされた団塊世代の一斉退職にともなう技能伝承問題が一服してきていることが
  背景にあると思われる。
 4)「コーポレート・ガバナンス」が3ランク下がっており、経営や内部統制への対応が
  整いつつあることがうかがえる。

3.昨年「2007年」と「将来(3年後)」の対比

 1)「収益性向上」が8.7ポイント増加し、最重要課題となっている。
 2)「グローバル化」が順位を大きくあげており、経営のグローバル化が
  遠い将来の課題ではなく、直面する課題として認識されるようになってきている。