大空高く舞い上がる

日本の空の歴史 JAL SKY MUSEUM


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| スチュワーデス | 女性憧れの職業 | 聖火輸送 | ビートルズ来日 | ジャンボジェット |
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| エンジンにある「の」の字 | ターボファン・エンジン | 燃料投棄システム | タイヤ |
| 窒素を充填すタイヤ | 離発着 | 参考情報 |

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大空高く舞い上がる

初日の出


大空高く舞い上がり、見たこともない世界に連れていってくれる飛行機。

新しい何かに出会いそうな予感です。



○雄大な空の旅をする渡り鳥

○船に乗り海を越えて、見たこともない未知へ

○新たな絆から夢が膨らむグローバル人材

○人と人・人と自然との共存から未来を紡ぐ Life is a Journey


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リトルマーメイドより 【パート・オブ・ユア・ワールド】

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24時間体制で機材整備を行う
格納庫(バンカー)



羽田空港に隣接するJAL機体整備工場では、

整備作業が間近で見られる工場見学を毎日開催しているそうです。



一日あたり1,000便以上を運行し、使用する機材は200機以上。

整備基地は、これらを日々安全に運航させるための重要な役割を担っているそう。



○FLY TO THE WORLD 羽田空港

○世界への扉 WORLD SKY GATE_NARITA


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定時運行という
品質



日本航空は2012年、定時性世界第一の認定を受けたそうです。



○Bon Voyage 地球一周の旅へ


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日本の空の歴史
SKY MUSEUM



「JAL工場見学〜SKY MUSEUM」。

展示エリアには、フライトを支える5つの代表的な業種について紹介するエリアや、

大正時代から現在までの航空史を紹介するアーカイブスエリアなどがあるそう。



○航空自衛隊発祥の地としての歴史がある浜松基地


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【JAL】工場見学スカイミュージアム

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日本の空を切り拓く

創業当時の社屋


戦後間もない1951年(昭和26年)、

国内唯一の国際線定期航空運送事業者として誕生したという日本航空。



写真は銀座にあった創業時の本社だそう。

当時は会長、社長をはじめ役員室は畳敷きだったとの事。

2013年現在、この地には銀座日航ホテルが建っているそうです。



○日本を代表する繁華街 銀座ストリート


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日本初のジェット旅客機
富士



1960年、JALが日本で初めて就航させたジェット旅客機だという

ダグラス DC-8「富士」号。



これまでの旅客機に比べ、時速で300km以上も早く、

ファーストクラス36席、ツーリストクラス68席の計104席が備えられ、

定員は倍以上に増えたといいます。



機内は「空の一流ホテル」を目指して、

文化勲章画家の前田青邨(まえだせいそん)氏による装飾画や、

西陣織のシートカバー、本物の障子、畳風カーペットなど、

日本の伝統美をアピールしたさまざまな演出がなされたそう。



飲食サービスの充実も魅力の一つだったそうで、

客室乗務員は一流ホテルで実習を受け、

当時は着物姿でのサービスも行ったそうです。



さらに、客室乗務員のほかに、

特に食事やお酒の知識に優れた「スチュワード」も接客にあたり、

調理室にはハイテクオーブン(高熱天火)が設置され、

できたてのおいしさを目指した機内食が提供されたといいます。


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航空の歴史を彩ってきた
歴代の制服



航空の歴史を彩ってきた歴代の制服が展示されています。



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スチュワーデス
1期生



会社設立と同時に1,300名の中から選ばれた

15名のスチュワーデスが誕生したといいます。



当時はエアガールと呼ばれていたそう。


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女性憧れの職業
スチュワーデス



時代の流行にあわせたミニスカートのワンピースに身を包み

海外を飛び回る姿は、多くの女性はもちろん男性からも憧れの的だったそうです。



ジャンボが就航し、便数も増え、今まで以上に乗務員が必要になったことで

職業として一般化してきたとの事です。


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東京オリンピックの
聖火輸送

東京オリンピックを記念した限定フライトバック


1964年、日本で初めて開催された第18回夏季オリンピック東京大会の

聖火をアテネから輸送したそうです。



聖火輸送のために機内中央の客席15席を取り外して聖火台を設置し、

ギリシアで採火された火種を消さぬよう細心の注意が払われたといいます。



写真は東京オリンピックを記念してファーストクラスのお客様に

プレゼントされた限定フライトバックだそう。



○東京オリンピックの主力会場 駒沢オリンピック公園総合運動場


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ビートルズの
来日

1966年 ビートルズ来日当時につくられたというハッピ


日本中が大騒ぎになったというビートルズの来日。



ドイツ公演を終え日本に向かったビートルズは、

台風の影響から飛行機が遅れ、到着したのは未明だったそうです。


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ビートルズ来日 日本武道館にてコンサートを開く

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海外旅行がますます身近に
ジャンボジェット機の就航



全長約70m、全幅約60mにもおよび、

500名以上の人々を乗せることができるボーイング747。



その巨大な機体からジャンボと呼ばれ親しまれてきたそうです。



ジャンボが就航した1970年より太平洋線では団体割引運賃が適用され、

「JALPAK JOY」では、ハワイが6日間14万6,000円で楽しめるようになったそうです。



○潮風が駆け抜ける楽園 ハワイ・オアフ島


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満載では羽田空港を離陸できないという
ジャンボジェット機

 ボーイング747と富士山


1970年、大量輸送時代の幕開けとともに就航したというボーイング747。

国内ではJALが2009年7月、ANAが2014年3月をもって退役したそう。



とはいえ、羽田空港には海外航空会社のジャンボジェット機が

就航しているため、まだ身近に見ることができます。



見学当日は、ルフトハンザ航空(ドイツ)のジャンボジェット機を

見ることができました。



羽田空港の滑走路最大は3,000mだそうで、

満載にしたジャンボジェット機は離陸することができないそうです。

その為、満載よりも少ない重量で飛び立っているのだそう。


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要人の輸送に活用される
政府専用機

ボーイング747−400


外国を訪問する天皇陛下・皇族や内閣総理大臣などの国賓等の

輸送に使用されるという政府専用機。



2014年現在、2機の政府専用機を保有しているそうです。



国賓等の輸送に際しては2機の政府専用機が飛び、

整備担当の自衛官も同行し、

故障等の不測の事態で外交日程に支障を及ぼさないように

万全の体制をとっているそうです。



1991年に導入された2機は、老朽化により2019年に

置き換えが予定されているそうで、後継機種として、

ボーイング社のボーイング777型機に内定したそう。

※2014年6月29日報道より


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運航に必要な多くの情報を提供する
コックピット

DC-9


多くの計器が並んでいるコックピット。

飛行機を運航するにあたっては多くの情報をチェックする必要があるのですね。



電子機器が発展した今日では、

コンピューターによる多機能ディスプレイに変わってきているそうです。



ちなみにコックピット(cockpit)は元々、

闘鶏で対戦前の鶏を押さえておくための伏せカゴのことだったそう。


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空に流れる上質な時間
ファーストクラス



傾斜角を深く取ったというリクライニング、人間工学に基づくクッション形状など、

移動による疲れやストレスから開放され、乗客の心身が癒されるよう

心地よさを究めたシートだそうです。



○たおやかに熟成してきた白神の時間

○贅沢な空間・大切な時間 西丹沢・檜洞丸トレッキング


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間近で整備作業を
見学



展示エリアを見学し、続いて航空教室で飛行機の仕組みや概要を学んだ後、

格納庫に移動し整備作業を間近で見学することができます。



24時間体制で機体整備を行う格納庫は、飛行機が丸ごと数機入る大きさ。

一定の時間を経た機体はここに運ばれ、数時間から数週間に渡り

整備・点検がなされるそうです。


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航空機の速度を測る
ピトー管

飛行機先端、コックピットの外壁に取り付けられている突起物


飛行機先頭にあるコックピットの外壁にとりつけられている突起物。

ピトー管と呼ばれる管は、気体の流速を測る計器だそうで、

航空機の速度計などに利用されているとの事。



ピトー管の名前は、発明者であるアンリ・ピトーにちなみ名づけられたそう。


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エンジン中央にある
「の」の字の模様



エンジンの中央にある「の」の字のような模様。

これは鳥が入ることを防止する役割もあるそうです。



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燃費がよく騒音を抑えられる
ターボファン・エンジン

GE90 ボーイング777-300ER


ジェットエンジンは、前方から空気を吸い込んで、空気を圧縮、

そこに燃料を吹き込んで燃焼ガスを作り、それを勢い良く後方に噴射して、

その反作用の力で飛行機を前進させているそうです。



ジェット旅客機に採用されているエンジンはターボファン・エンジンと呼ばれ、

燃費が良く騒音を抑えられるそうです。


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着陸に耐えられる重量にするための
燃料投棄システム

 翼に取り付けられている燃料投棄のためのノズル
ボーイング747−400


満タンに燃料を積んだジャンボジェット機は、

なんらかの理由により緊急着陸しなくてはならない場合、

そのまま着陸するとタイヤなどの着陸装置は耐えられないのだそう。



その為、搭載している燃料を機外に排出し、

着陸できる重量にまで減らすそうです。


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国内線では1ヶ月半程で交換するという
タイヤ



ボーイング747-400型機にタイヤは、

前に2個、後ろに16個の合計18個ついているそう。



着陸時の飛行機の重量を約250トンとすれば、

主脚のタイヤ16個が滑走路につくときには、

1個あたり重さにして約15トン以上もの衝撃を受けることになるそうです。




離着陸回数の多い国内線では1ヵ月半程でタイヤ交換をするといいます。


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タイヤには窒素を
充填



航空機のタイヤには窒素を充填するそう。



酸素を含まないことから錆などの劣化が生じないことや、

窒素は不活性ガスなので引火する危険がないのだそうです。


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格納庫の目の前で繰り返される
離発着



格納庫の前ではひっきりなしに飛行機が離発着を繰り返しています。

滑走路の離発着は風向きによって変わるそうで、

見学した当日は着陸用になっていました。



離発着は風によって一日に数回変わることがあるそうで、

その場合、飛行機のアプローチが交錯しないよう

成田空港の離発着も変更になるそうです。



○飛行機の離発着を望む公園 京浜島つばさ公園


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参  考  情  報


○JAL - JAL工場見学〜SKY MUSEUM〜

○JAL - ありがとうジャンボ

○JAL - 航空豆知識

○防衛省・自衛隊:政府専用機について

○特別航空輸送隊 -SPECIAL AIRLIFT GROUP- | [JASDF]航空自衛隊

○航空機用タイヤ | 株式会社ブリヂストン

○航空機のタイヤが窒素を入れる理由 - 旭産業

○ジェットエンジン | 技術百科 | IHIイズム

○GE90 Engine Family | Commercial Aviation | Jet Engines | GE Aviation

○「JAL工場見学」が進化! 制服を着て撮影、パイロット体験も 日経トレンディネット

○JAL工場見学vol.1~SKY MUSEUM~仕事体験編|家族deたびいく

○【JAL派もANA派も必見】JALとANAの機体工場見学記 in 羽田空港

○リトル・マーメイド | ディズニーキャラクター

○ウィキッド作品紹介|劇団四季

○WICKED The Musical | Official Site | Broadway Tickets

○中津川市青邨記念館

○JALグループ50周年の航跡 Contrail of JAL Group 1951-2001

○SKYWARD September 2013
 JAL工場見学 SKY MUSEUM 羽田空港の隣にリニューアルオープン

○JAL工場見学 SKY MUSEUM
  ・航空教室
  ・展示エリア見学
  ・格納庫見学

 2013年10月と2014年6月に見学させて頂きました。
 経験豊富な方々のお話を聴くことができ、学ぶことが多くうれしく思います。
 貴重な機会を頂けました事、お礼申し上げます。


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